ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

小沢一郎氏 異常な手法だ

2009年03月04日 | Weblog
 今回の事件で、小沢一郎氏の記者会見。

 小沢氏の発言は、妥当なところでしょう。前の記事にも書いたように、ザルもザル、大ザル法ですから、立件などできるはずのない法律。

 自民党の苦し紛れの、選挙対策。

 これだけでも、大きなマイナスイメージが発生する、と考えたのでしょう。

 そして、解散、総選挙。

 ということは、解散が近いとみるのがいいのかな。

 それとも、2/3 の多数の上に立って、身内から2~3人、いけにえになってもいい、という考えで、徹底的に追い詰めるつもりなのか。身内を生贄にして、道連れになれば、立件、起訴、まで持っていけるということでしょうか。

 いずれにしても、私は、ただの傍観者。自民も民主も、支持はしていません。

いじめられっ子 爆弾を作る

2009年03月04日 | Weblog
 先日、いじめられっ子が爆弾を作って、クラス全員を殺す計画をしていた、というニュースがありました。いじめ実行犯も、それを放置する人も、同罪と考えたのでしょうか。

 この私のブログに、「いじめ問題の解決法」という記事が、2008年3月14日から長期にわたり、連載してあります。基本的なコンセプトは、対症療法ではなく、原因を解明して取り除く、根治療法でないといけない。というものです。

 教育の現場、文部官僚、政治家は、相変わらずの対症療法ばかりです。

 今回の事件は、未然にふせげたからいいですが、原因を究明する根治療法を一切しようとせず、対症療法でお茶をにごすようなやり方をしているから、どんどん過激な方向へと向かっていることに気が付かないのでしょうか。

 教育の現場の対策は、
「いじめは、なかったことにする。」

 これです。

 最低で最悪のやり方がまかり通っているのです。

 マスコミも、いじめを取り上げると売れるうちは取り上げる。やがて、記事があふれて売れなくなると、取り上げなくなる。いじめがなくなったから、記事が減るわけではない。

 私の、いじめ問題解決法の、現在の結論は、原因は、アメリカを起点とする、無制限 青天井の 資本主義にある。ということです。すべての人々が、目の前の金を追いかけて暮らしている。自分のために働いていると錯覚させられて、実は、奴隷にすぎないということに気が付かず、日々あくせくとしている。ここに諸悪の根源がある。
 
 これは、さらに究明していくと、違うものが見えてくるかもしれません。

 たとえば、遺伝子理論です。

 すべての生物の行動は、遺伝子が命令している。というものです。

 この理論の上に立って、冷静に観察すると、人間が、富や権力を手に入れようとするのは、そうすることによって、遺伝子を残すチャンスが拡大する、ということになります。

 お金持ちになって、広大な、セキュリティーの効いた屋敷に住み、防弾仕様の車で、SPにまもられながら外出する。そして、優秀な遺伝子を持つパートナーをゲット。複数の愛人とのあいだに、子供を作る。莫大な遺産を残す。
 自分の遺伝子を未来につなげるチャンスが大きくひろがるような気がしてきます。
 
 でも、人間も、遺伝子も同じ、目の前のことしかわからないみたい。こんなことをしていれば、ある日、突然、カタストロフィーがやってくるかもしれないのに。歴史を見ればわかる。