ニュースの疑問

日々のニュースの中で、疑問を感じたことを、分析して、裏側をえぐり、真実を探っていく。

PAC-3 2兆円 ただのムダ遣い

2009年03月24日 | Weblog
 北朝鮮による、自称人工衛星の発射期日がせまっていますが、政府筋の発言として
「突然発射されたら、あたるわけがない。」
という言葉が報道されています。
 MD ミサイル・ディフェンスのための、PAC-3に費やされた2兆円は、ただのムダ遣いだったのを、自ら認めたということでしょうか。

 昔、侍どうしが、お互いに名乗りあってから、戦闘開始したという時代もありましたが、その時代にも、夜襲、奇襲という言葉もあり、戦術として当たり前のことです。
 宣戦布告して、ミサイルの発射を予告するということを、北朝鮮に期待するなんてあり得ない事。

 高いおもちゃを欲しがる権力者に、2兆円を費やした。ということか、あるいは、ペイバックを受けるため。
 2兆円の1%~3%は200~300億円。それだけの金銭をふところに入れるために、国民の税金を2兆円捨てる。こういうことを平気でできるのが政治家、官僚なのです。

 政治家として、階段をひとつ上がると、こういった収入もひとけた上がります。
 

 また逆に、階段を上がるためには、お金が必要なのです。派閥のトップ、政党の党首になるのは、優れた政治理念、政策、などを持ち合わせて、それに対する支持を受けて階段を昇るわけではありません。はっきりと言えば、お金の力です。
 トップに立つ人が、トップでいられるのは、集金能力が高いからです。集めたお金を分け与えることにより支持を受けているのです。

 昔、よく聞いた言葉
「政治にはお金がかかる。」
というのはこういうことなのです。

 選挙で当選するためにはお金がかかる。政治家としての階段をのぼるにもお金がかかる。階段をのぼると、入ってくるお金が増える。
 自転車操業のようです。それでも必死に上を目指すのが政治家。

 一番上のトップに立てば、公然と、ノーチェックで、国家予算から自由に使える枠がある。ノーチェックとは、なににどれだけ、いくら使ったとか、まったく報告、公開の義務なしということですから、非常においしい仕事です。


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