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早稲田大学創造理工学部の入試で試験問題流出 眼鏡型カメラ「スマートグラス」で試験問題撮影か 18歳男を書類送検へ 警視庁

2024-05-15 16:38:37 | 教育(留学・理系・人文系・宗教・思想・人権・差別など)

早稲田大学創造理工学部の入試で試験問題流出 眼鏡型カメラ「スマートグラス」で試験問題撮影か 18歳男を書類送検へ 警視庁

https://www.youtube.com/watch?v=J1xTkPng5iM

 

 

 

 


シャープー2  シャープペンシルの発明

2024-05-15 12:50:59 | 日本の企業・世界の企業、ビジネスマン、技術者

シャープ-1  創業者 早川徳次
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/18208c4d7876b9fcd0464ca596bb5b13
からの続き

 

 

シャープペンシルの発明

7歳のとき、かざり職人の坂田芳松の店の住み込みの丁稚(でっち)となります。 丁稚奉公時代に最初の発明をしました。

バックル(留め金)です。 それまでのベルトは穴止めでしたが,徳次はバックル部分を挟んでベルトを留める方式を考案し、自分の名前にちなんで『徳尾錠(とくびじょう)』と名付けました。

バックルには尾錠と訳されていたから,徳次の徳と尾錠を組み合わせました。

 

大量の注文がきたのを契機に独立。 1912年(大正元年)9月、東京墨田区本所(当時の地名は本所区松井町)で金属加工業を始めました。

 

六畳一間のスタートです。 独立資金は取引先の社長が徳次を見込んで出してくれました。 独立して3年後の21歳で、文子(ふみこ)と結婚。

1915年に『早川式繰出鉛筆』を発明。翌1916年、『常備芯尖鉛筆』(エバー・レディ・シャープペンシル)が誕生しました。

 

それまでセルロイド製で利便性に欠ける繰り出し鉛筆を、金属で作ったところが工夫でした。 これが社名由来となるシャープペンシルです。

細い黒鉛の芯を繰り出して用いる機械式の筆器具で、横浜の商館からの大量注文がきたことで評判となり、たちまちヒット商品になりました。

 

徳次と兄-政治が1915年に設立した早川兄弟商会金属文具製作所は、事業が軌道に乗ってきたことから、1922年(大正11年)に従業員を200人に増やし、300坪の新工場を建て、シャープペンシルの大量生産に入りました。

 

1923年(大正12年)9月1日午前11時58分、関東大震災に見舞われました。 工場・家屋は消失、妻と七歳と五歳の二人の男の子供を失いました。

自身も火の海の中を川に逃れて約七時間端の台石につかまり、大火傷を負いましたが、九死に一生を得ました。 30歳の時の悲劇です。

 

続く

 

 

 

(関連情報)


・シャープ-1  創業者 早川徳次
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/18208c4d7876b9fcd0464ca596bb5b13

・シャープ-2  シャープペンシルの発明https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/eef30031fbb6e4a3341eea462d24a044

 

 

 


シャープ-1  創業者 早川徳次

2024-05-15 12:35:13 | 日本の企業・世界の企業、ビジネスマン、技術者

シャープの創業者 早川徳次(はやかわとくじ)は、1893年(明治26年)11月3日、東京市日本橋区に生まれました。

ちゃぶ台を製造していた父・政吉(まさよし)、母・花(はな)の次男で、母が病弱のために二歳にならないうちに養子に出されましたが、養母が死去。

後添いの継養母(けいようぼ)に冷遇され、衣食も満足に与えられず、小学校も二年で退学させられました。  

継養母に戸外に放り出され、寒風に凍えて泣いていた時、近くに住む盲目の女性に助けられ、奉公先の世話をしてもらいました。

 

続く

 

 

 

(関連情報)


・シャープ-1  創業者 早川徳次
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/18208c4d7876b9fcd0464ca596bb5b13

・シャープ-2  シャープペンシルの発明https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/eef30031fbb6e4a3341eea462d24a044

 

 

 

 

 


浜松ホトニクス社長「レーザー400億事業に」、買収テコ

2024-05-15 09:09:50 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


浜松ホトニクスの丸野正社長はNKTフォトニクスとのシナジーに期待を示す

 

浜松ホトニクスの丸野正社長は日本経済新聞の取材に応じ、デンマークのレーザー装置メーカーの全株式取得を同国政府が承認したことを受け買収完了やシナジー(相乗効果)発揮を急ぐ考えを示した。

応用製品の展開や量子コンピューターなど先端技術開発を含め、レーザー関連事業を今後10年で年間売上高400億円の規模に育てる。

 

浜ホトはデンマークのNKTフォトニクスを6月末までに約2億3900万ユーロ(約390億円。株式取得対価のほか有利子負債から現金を除いたネット有利子負債を含む)を投じて買収完了する予定だ。

技術開発では「自前主義」を伝統とする浜ホトのM&A(合併・買収)としては2017年以来となり、買収額も同社では過去最大という。

 

買収後の統合作業を指す「ポスト・マージャー・インテグレーション(PMI)」に向けて技術や人材、営業、資金など各機能で関係する計50人規模の社内チームをすでに立ち上げた。

丸野社長は「先方をリスペクトしながら、スムーズに当社の文化の中に溶け込んでもらう」と語り、受け入れ態勢を整える。

 


デンマークのNKTフォトニクスはファイバーレーザー装置を産業用や医療用などに供給(同社ホームページより)

 

NKTは繊維状のファイバーで光を増幅するファイバーレーザーが強み。

特に難易度の高い「フォトニック結晶ファイバー」の製造技術を持ち、医用や半導体製造、非破壊検査などに装置を供給する。

 

浜ホトのレーザー光源は化合物半導体を使う「レーザーダイオード」に限られて応用が進まず、事業規模は50億円どまりだった。

NKT買収により新たなレーザー光源を得る。「光検出器と組み合わせるといろんなことが考えられ、かなり成長できる」と丸野社長は強調する。

 

広い波長範囲にわたって強い光を出したり、出力を高めたりすることもでき、先端半導体の検査やレーザー眼科治療、バイオなど幅広く応用が見込めるという。

NKTは量子コンピューターの商用化で有力とみられる「中性原子方式」に必要なレーザーの要素技術も持つ。

 

浜ホトが既に保有する技術と合わせて「キーコンポーネントがすべて手に入るのは大きい」(丸野社長)。NKTに乏しい海外販売網を浜ホトが提供することもでき、シナジーを出してレーザー事業を新たな柱の一つとする。

NKT買収は2023年5月にデンマーク政府が安全保障上の理由で却下し、同年7月に再申請する異例の経過をたどった。

 

再申請の際は日本政府の助言も受けつつ情報を収集。外資導入を求めるデンマーク産業界も政府の却下決定に批判的だったという。逆転承認には「(同国の)世論の後押しもあったかもしれない」(丸野社長)と明かした。

(武田敏英)

 

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日経記事2024.05.15より引用