マンデーの日記

Whatever Will Be, Will Be.

干し柿作り

2010-11-14 | 日記
夏の気温の所為か、木が年を取ったからか、実家の柿の木の実の成り具合が悪い。

実家に行くと、母が「柿を取って干し柿を作ったら」と言う。畑を貸している人にあげたのでいくらも残っていないのだが、そのままにして駄目にしてしまうのが勿体ないのだろう。
「つい2.3年前まで登って取った」と母は言うけれど、足場の悪い畑に梯子をかけて落ちて骨でも折ったら大変だし、柿の木は枝が弱いので、三脚に登って取れる範囲の実だけ30個ほどを取って来た。
(こんな風に小枝が付いていると紐に吊るす時に楽です。周りを包丁で剥いてからピューラーを使う。)

いつの間にか数本になってしまった老木ですが、昔はイグネ(家の周りに杉の木や竹を植え風除けにしたこの地方特有の地形から造られた屋敷林)に何本もの大きな柿木があって、たわわに実を付けました。
夜には、祖母と母とで皮を剥き干し柿作りをしていた光景を懐かしく思い出します。

一カ月位で食べられるようになりますが、私も子供達も夫も干し柿があまり好きではありません。
何もなかった子供の頃、仕方なく食べ過ぎたからでしょうか。作っても口にする事はほとんどないのですが、一馬は食べそうだな~