ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

救援物資

2011-03-24 08:49:49 | Weblog
いわきの知人が困っているのを知り、
また宅急便が動き始めたこともわかって
食料や薬を送りました。

被災地だと救援物資は届くけれど、
いわきのような屋内待機くらいだと
実情はわかりにくいと思います。

震度5強の地震があった昨朝、
Yさんに電話して安否を確認したあと
食料を送りたいのだけれど県外避難のご予定は?と尋ねたら、
何があってもいわきに残留します、と。

そういう人たちは
身内には心配かけまいとして「大丈夫」と言い、
無理して外出したところで物流ストップのため食料不足、
不十分な暖房にも耐え、
放射能や余震に怯えながら
息を潜めて暮らしています。


こちらから
「送ります」と申し出なければ
「送ってください」とはとても言い出しにくいのでしょう。
そういう土地柄です。

押し付けがましいかもしれないけど食料を送ります、
と伝えると、
遠慮がちに「ひとつだけお願いしてもいいでしょうか」
と、薬を委ねられました。

そんなこと、お安い御用です!

で、ほかには?
切り干し大根を…。

スーパーをはしごして役立ちそうなものをあれこれ選び
好物の大吾のにいくらもちょっと入れ
ダンボールに詰めて
クロネコヤマトに持って行きました。

いわきの場合、集配所止めということで
連絡が来てから
車で小一時間もかかる場所まで取りに行かなくてはなりません。
しかも到着は何日後になるかわからないそうです。

それでもヤマト便の方々は懸命に調べてくれて
できる限りの応対をしてくれました。
この非常時にはとてもありがたく、
感謝の気持ちで一杯になりました。

救援物資が早く届いて
すこしでも現地の人たちの気持ちがほぐれることを願います。

避難退出者も多く、
ゴーストタウンのようになってしまったふるさと。

何かしなければ、
何ができるか、
と、毎日悶々としていたのですが、
わずかでも行動できてよかったです。

ほかに何ができるか模索中です。