Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2017.6.17 土佐矢筈山 * 徳島県東祖谷樫尾(谷道川)より

2017年06月20日 | 土佐矢筈山






へびいちご


どうも、隊長のクルマと相性が良くないらしく酔う。
キモチワルイので途中で停めてもらった。







ユキノシタ












ナワシロイチゴ などを眺めて深呼吸して回復。




☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆







国道439号の東祖谷樫尾地区あたりで谷道川沿いの林道へ入り
地理院地図の「谷道川」の文字付近にある破線を辿る予定
ちょうど、路肩が広くなっている緩いカーブがあって向い側に作業道が延びていた










駐車地点から東側の眺め
左側がこの前、天狗塚へと登った時に立ち寄った、三等三角点古味あたり
これはオコヤトコから牛ノ瀬へ続く尾根と右奥に白髪山かな?











方角的にぴったりな作業道へとお邪魔する











矢筈山に行きたくて、でも京柱峠からはお腹いっぱい。
矢筈(アリラン)峠だと登山口まで行くのが遠い。
新しいルートは無いかな?と地図を眺めて考えた。

東祖谷から破線が延びている!
そして付近の三角点名を調べてみると「一本モミ」という
ステキな名前の三角点もあった!これは行っとかないと。







ここの作業道もあっちこちに伸びていてややこしい。
続いているのかと思えば行止りだったりする。











サワギク










谷を越えて対岸へと渡ると獣避けネットが張られていた
地図上の破線は谷を通っているけれど岩がゴロゴロで歩き辛い。











ネット沿いが歩きやすかったのでしばらく辿って
谷が曖昧になってきた所で南東へと延びる破線を辿る











道は無くなっているようで踏み跡も無く
隊長がいる所の幹に唯一のピンクテープがあった












ブレているけど、イチヤクソウ まだツボミ。












ここを直登すれば三角点に行けるけど、破線を辿る。













杣道かな?うっすらとある踏み跡を辿る













苔むした岩の自然林になった。林床にはヤマシャクヤク
ここを横切るんだけれど、浮石が多くてザレ気味なので足が滑って大変












なんとか苔岩地帯を抜けてホッとする。
そろそろ三角点へ向けて登って行こう!


































しばらく登っていくとぽっかりと開けた場所に出た。
大体こんなところが三角点広場になっていることが多い。












天狗塚が見えた!そして周りにはモミの木たちがあって












四等三角点:一本モミに到着!
とても大きなモミの樹が近くに立っているんだろうの期待は虚しく
辺りにはまだ若そうなモミの木たち。
かつて、点名を決める時には
森の主の様な立派なモミの大木が立っていたのかもしれない。























尾根をたどって先へ











作業道かな?











作業道だな。












しばらく作業道歩き












ゲートが見えた。












これは京柱峠から矢筈峠へと延びる林道かな?












笹谷作業道と書かれている石碑は今通ってきた道のことだと思う。












左が京柱峠で右方向が東祖谷の京上トンネルがあるあたりへと続く尾根












林道を横切り再び尾根へ












あらら。 尾根にも作業道が通ってる。












しばらく作業道を辿って方向がずれてきたので












尾根へ この黄色いテープは何用なのかよく分からなかった。

























高度が上がってくるとステキなブナの森が広がってきた












綱附森~土佐矢筈山~小檜曽山界隈は鹿の食害が顕著












森を抜けるとそこはシダ原の窪地
雨が降れば池になりそうな雰囲気












立派な倒木が多い











苔が生えた倒木から芽生え
こうして森が循環していき世代交代する。












ミズナラとカエデが多い












かつては主だったかもしれない。













隊長の横にある樹はものすごい存在感を放っていた。












近づいて見るとどっしりとした立派な株元
地面近くで四方に枝を張り出している












名前を知りたくて葉を見上げる コミネカエデかミネカエデ?












反対側に回り込んでみる
1本が枝分かれしたのではなく何本かがまとまって育ったのかな?
それにしても見事な絡まり具合。










ステキオモシロイキがたくさんあってしばらく散策する











双頭のブナ












とても素敵な森
何年か何十年か早く訪れていたらもっと圧倒されたに違いない。












ツタウルシ












カマツカ












ツルアジサイ











あっちにもこっちにも!と大きい樹をめぐる











見上げると太い枝にたくさんの葉をまとったミズナラ











すごいねぇと首が痛くなるまで見上げていた











カマツカ










ツルアジサイを纏う立枯れの木






















愉しい苔たち











ステキな森に、後ろ髪をひかれながら先へ進むと
今度はモミの林になった
ゲンキの無くなった荒れ気味の小檜曽山の
一目千本のモミ林の状態に比べるとちょっとマシかなぁ?












モミ林を抜けると一面の笹原が広がった。












右手には小檜曽山へと続く稜線












幾本もの鹿の道が走る笹原を歩く











あちこちで鹿の警戒音が聞こえる











土佐矢筈山が見えてきた











小檜曽山方向 雲がちょっと嫌な感じになってきた











笹原から山頂へはツツジの木や倒木を避けながら登って行く






















登山道に合流
山頂と矢筈峠分岐の丁度中間あたりに出た。












土佐矢筈山 三等三角点:矢筈 1506.5m











残念だけど展望はイマイチ
牛ノ背~天狗塚~三嶺方向











高ノ板山~小檜曽山方向












来るときは途中から歩きやすい尾根を辿ったので
帰りは破線を忠実に辿ってみることに。











これまた道が無い












ナツトウダイ











ちいさい沢を越えて





















矢筈山頂から北東に位置する標高点・1482Pが見えた











矢筈山を振り返る






















しばらくは標高点・1482Pに向かって進んで











・1482Pの手前で北西に下って行く











尾根を外れるとそこにはバイケイソウの谷があった











こっちはテンニンソウの群生












そしてブナの森












いいねー!























池があった。






















左に見える緑の絨毯はテンニンソウ











どんどん下って行くと細い木が多くなってきた
破線の道はやっぱり無くて辿るのも虚しさを感じるので
途中から近くにある三角点へと破線を逸れる










渡渉して










あのピークにあるはずの三角点へ











フタリシズカ











ヒカゲノカズラ












四等三角点:大荒谷 1214.7m











先日から徳島県の三角点を巡っているけれど
どこの三角点も周りが刈り払われていてスッキリ











三角点から下って












さっき渡渉した川の下流でもう一度渡る












林道が見えてきた。











フタリシズカ・ニギヤカver











これは作業道なので向こう側の林道へ出る












辺り一面のテンニンソウ












ミズタビラコ











京柱峠~矢筈峠の林道に出た












ノイバラ











名前が出てこない。












しばらく林道を歩いて笹谷作業道の石板があった所に到着












再びゲート横を抜けて











一本モミの三角点を通り過ぎ











往路は破線を辿ったけれど
復路は尾根をそのまま辿る











最初の獣避けネットの場所へ













ネット沿いに下って











作業道へと這い上がる













なんとっ!クマガイソウを発見ー!












後は作業道を下って行って











駐車地点が見えた












無事下山 おつかれさまでした!

距離 10.6km 沿面距離 10.9km 時間 6:27
累積標高差 + 1049m / - 1050m





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