コメント欄で佐々連さんが書いていた京柱峠からの土佐矢筈山のコース
そういえば京柱峠からはここ数年歩いていないような気がしたので
久しぶりに行ってみることにした。
標識の向こうに天狗塚と牛ノ背
左の奥に見えているのは徳島の矢筈山系 右手の高くそびえているのが牛ノ背と天狗塚
林道京柱線を少し歩いて小桧曽山(こびそやま)登山口へ
なにかのほわほわの綿毛と岩場に出来ていた今季初の氷柱!
萱場のススキの穂が朝日を受けてきれいだし落葉には霜
登山道にはあちこちに霜柱が出来ていてザクザクと愉しい音がする
最初は登り続きで息が上がって風もない樹林帯なので汗ばんできたので
着ていたソフトシェルを脱いで調整する。
登山口から50分くらい登って展望のある場所へ
以前より杉の木が大きくなって視界が悪くなってきたけれど
ズームしてみると今は廃業した峠の茶屋と停めたジム子が見えた。
展望のある場所からは3分くらいで原始林の分岐に到着
いつもは右手の原始林へと進むんだけれど今日はそのまま直進する。
大きいブナの幹にも氷柱が出来ていた。
左手に見える牛ノ背と天狗塚が視線の高さになってきて勾配が緩やかになって
霜柱に昨日降った雪がウマスギゴケの上に残っていた
平らかな場所に出てしばらくすると岩場が見えてその向こうに石積の祠と
小桧曽山モミ千本の標識 ここから稜線までに一目千本と言われるモミの純林が広がる
モミ千本と凍てついたヌタ場
モミ林を抜けて足元に背の低い笹が出てくるともう少しで稜線へ
日陰のクマザサには霜がびっしり!
一気に視界が広がって手前に特徴のある梶ヶ森と奥には石鎚山系
ズームで 手箱筒上~笹ヶ峰まで写っていると思う。
稜線の分岐に到着 眼下には物部の笹地区へと笹原が続いている
右手に進むと小檜曽山 今日は左手に進んで土佐矢筈山へ
途中にある「小檜曽山」の標識があるけれどいわゆる「ニセ小桧曽山」
気持ちの良い稜線の笹原歩き 冷たい風が吹き抜けてとても寒い。
景色が素晴らしいのでパノラマで撮影
登山道には雪が残っていて初雪を踏んでみる
土佐矢筈山 三等三角点:矢筈 1506.5m
山頂からは目の前に牛ノ背と天狗塚、綱附森と遠くに剣山や次郎岌までも望めた。
牛ノ背へはオコヤトコや阿佐地区から辿った事を思い出す。
次は天狗塚直下の尾根を辿ってみたいけれどいつになるかな?
引き返して3か月ぶりの小檜曽山(こびそやま)二等三角点:笹 1524.9mに寄って下山する
稜線から引き返すと目の前に京柱峠~三方山の稜線
原始林の森はすっかり葉を落として明るい
途中でヒメツチハンミョウをみつけて無事下山おつかれさまでした。
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当日は展望も良くて最高の青空でしたが風が冷たくて寒かったです。
峠の茶屋はおじさんが高齢になり閉店されたそうです。
それにしても佐々連さんが矢筈山が初めてだというのは意外でした。
これはこれで楽しそうですね。
思った以上に良い山でした。
峠の茶屋はやはり廃業していたのですか。
下山後、シシうどんを食べるのを楽しみにしていたのに、閉店、残念!