ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

再開発地域を横目に

2007年05月24日 | Weblog
 新長田再開発地区の周辺は比較的震災の被害が少なかったゆえに区画整理、再開発の工事が行われていないので、何ら震災の前と変わらない町並みが残る。
むしろ、狭小な路地がそのままで防災上の問題等で再開発までいかなくとも区画整理事業が必要と見られる地域が多い。
今から3年前に長田区の古くからある地域で震災で壊れた長屋を買い取ったが、私道に面してある土地ゆえと、周囲のねたみ、やっかみで工事進入路をバリケードを築き工事の妨害をしてしまった。
震災後はともにがんばろうと助けあうのが神戸では当たり前というのが、1年もすぎれば自分の主張ばかりである。
本音と建前が交錯する。震災12年長田の復興はまだ途上にあり、人のこころも変わっていく。

私道問題で警察官まで出動  05年2月 長田区カルモ通りで