ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

産経新聞社系 「正論」を見て

2007年05月18日 | Weblog
 安倍内閣が発足し、近隣の韓国、中国が盛んに日本の右傾化に警戒している。
またいまだ進展を見ない拉致問題そして北の核保有問題まさに日本海は波高しの状況にある。
先日までは韓国との竹島(独島)問題で日韓関係が今尚揺らぎ、片や華やかな韓流ブームもそのうねりにのみこまれたようだ。
歴史認識の違いをめぐっても、さらに今後、波乱を呼び、これまでの、日本の戦後処理をめぐっては、日本として強気の外交を迫る、国民世論の喚起を促す論調が多くなってきた。
半ば、日本は対北東アジアに対し臨戦態勢の構えとも受け取れる昨今。
アメリカの世界戦略の尖兵となり、近隣アジア諸国をいつしか、見誤っていないかとも思え、靖国参拝の是非ばかりが焦点ともなっていくのは、なにやら不安も感じる中、憲法改正の議論が始まろうとしている。
正論を見て右傾化及び国粋的な思想が確実に闊歩してきたと思える。