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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや原っぱカウンセリングなどをやっています

いわゆる「戒厳令」ということについて考えてみる-じーじのひとりごと

2025年01月01日 | ひとりごとを書く

 2025年1月のブログです

     *

 いわゆる「戒厳令」ということについて考えてみたい。

 先日、韓国で「戒厳令」が出された。

 国民の反対の声が強く、すぐに撤回されたが、一時は軍隊が国会を占領し、危うい事態だった。

 反対の声を上げた韓国国民の皆さんはすばらしかったと思うし、政府の命令に消極的であった軍隊の人たちもなかなかすごかったと思う。

 もし、日本で同じような事態が生じたら、どうであろうか。

 おそらくは、日本の国民の皆さんはおとなしく事態を眺め、政府の命令で自衛隊や警察が国会や放送局などを占領して、政府による独裁政治が始まるのではないかと想像してしまう。

 権力は腐敗する、という言葉がある。

 最初はすばらしい政治家でも、いったん権力を握ると、権力を反省なしに振るうことになってしまう例が少なくない。

 政治家は通常、任期が決まっていることが多いが、権力を握った政治家は任期を延長し、独裁政治を続ける。

 こうした権力の暴走を止めるために、西欧諸国で三権分立という原理が考え出された。

 小学校や中学校でも習う基本的なことだが、権力を立法・行政・司法の三つに分けて、権力の肥大を避ける仕組みだ。

 民主主義の基本であり、国民主権・主権在民を支える大切な事項だが、権力を握った政治家はこれを守らない。

 外国による侵略を煽って軍隊を増強し、国家の統一を謳って言論の自由を抑圧し、制限して、内乱を起こしてでも権力を維持しようと画策する例が多いと思う。

 そういう例は、権力をまだ握っていないが、権力を握りたいと願っている政治家に多くいるのだろうと思う。

 言論の自由は、権力の肥大を阻止する大切な役目を果たすと同時に、権力からの自由を表すバロメーターではないかと考えられる。

 小説家や随筆家は社会の変化を敏感に感じる「カナリア」みたいな存在だ、とよく言われるが、小鳥を大切にするように、言論の自由も大切に守っていかないと、権力の横暴に鈍感になってしまうだろう。

 そんなことを考えながら、韓国や日本の政治を眺め、ロシアやイスラエルの侵略戦争を憂いている最近のじーじである。      (2025.1 記)

 

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娘が初めて巫女さんのアルバイトをした頃の思い出-子どもがおとなになっていく時を見守ること

2024年12月31日 | ひとりごとを書く

 12月に入り、ニュースを見ていると、時々、巫女さんの出てくるニュースを見かけます。

 巫女さんのニュースを見ると、じーじの娘が高校生の時に、初めてのアルバイトで巫女さんになった時のことを思い出します。

 その時の親子してのドタバタを以前、ブログに書かせていただきましたが、今年も再録します。  

     *   

 年末のニュースを見ていたら、神社の巫女さんのニュースが出てきました。

 それを見て、じーじの娘が初めて巫女さんのバイトをした頃のことを思い出しました。

 今から10数年前、娘が高校1年の冬です。

 朝早く、暗いうちからのバイトということで、親バカのじーじが車で神社まで送りました。

 大みそかの日、お昼のニュースを見ていると、なんと娘が映りました。

 いっちょまえの格好をして、熊手を渡しています。

 娘の渡す熊手でご利益があるのかな、と思いながらも、そういう娘の姿を見て、ふと、この子はじーじに何かがあっても、もう自分で生きていけそうだな、と感心したことを覚えています。

 それまで、妻と二人で、娘と息子を必死で一所懸命に育て、守ってきていましたので、少し安心した感じでした(実際には、娘はその後、私立の大学に進んだので、さらにたくさんのお金がかかったのですが…)。

 高校生のアルバイトには賛否両論があると思いますが、社会性をはぐくむという点ではいいのかもしれません。

 そんな娘も今は2人の女の子の母親。時々、孫娘たちと一緒に遊びに来ます。

 そういう時、正真正銘のじいじいになるじーじは、2人の孫娘たちを相手に遊戯療法のお稽古をさせてもらっています。

 孫娘たちも10年後、巫女さんのバイトをして、テレビに映るでしょうか。  

 二人とも美人ちゃんだからひょっとすると映るかもしれません。

 じーじの夢は果てしなく広がります。        (2014?記)

     *

 2019年12月の追記です   

 今日のお昼のニュースを見ていたら、娘がバイトをした新潟の神社で、高校生のバイトらしき可愛い巫女さんが映りました。

 寒い中で高校女子は今も頑張っているようです。         (2019.12 記)

     *

 2024年のご挨拶です

 本年もたいへんお世話になりました。

 ありがとうございました。        (2024.12 記)

 

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ブログは匿名の日記のようなものだから何を書いてもいい、という人について考える-じーじのひとりごと

2024年12月26日 | ひとりごとを書く

 2024年12月のブログです

     *

 以前、ブログは匿名の日記のようなものだから何を書いてもいいんだ、という人に出会ったことがある。

 認知症のお母さんが部屋中にうんこをして、その後始末が大変だが、頑張っている、という内容のブログだった。

 介護は大変だな、と思うと同時に、ふと、お母さんのプライドについて考えてしまった。

 それで、介護で大変なのはわかるが、お母さんのプライドはどうなるのだろう?とコメントを書いたら、表題のようなリコメントが来た。

 加えて、認知症の老人が排泄に失敗するのは当然のことで、母も理解しているから、ということだった。

 なるほど、と思う一方で、しかし、やはりお母さんが可哀そうではないか、という想いが消せなかった。

 お母さんが直接読まなくても、まったくの他人の老人がこういう内容のブログを読んだ時に、将来、自分も子どもに似たような内容のブログを書かれてしまうのでないか、という不安を与えてしまいそうに思ったからである。

 確かに、匿名なら、個人の情報は洩れないし、個人の尊厳は守られるのかもしれないが、しかし、だからといって、それでいいのだろうか。

 日記を書きたいのなら、日記帳に書くか、パソコンに書いて保存をすればいい。

 しかし、それを、匿名とはいえ、公開するとなると、誰かが読むわけで、公開をした責任が生じるのではないかと思う。

 家族や親族の悪口を匿名で書いているブログを時々、散見するが、じーじはいつも悲しい気分になる。

 内容もそうだが、そういう行為が悲しい気がする。

 匿名のブログの悪い面や欠点がもろに出ている例だと思う。

 思わず愚痴をこぼしたい気持ちは十分にわかるが、匿名とはいえ、悪口やプライバシーの侵害に当たることを公表していいのだろうか。

 そういうことが許されるのだろうか。

 それも言論の自由の範囲内なのだろうか。

 いろいろと考えさせられる最近のじーじである。          (2024.12 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事  心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などをやっています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所  新潟市西区

 mail    yuwa0421family@gmail.com  

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あらすじを書くことと行間に漂うものを書くこと-じーじのひとりごと

2024年12月05日 | ひとりごとを書く

 2021年12月のブログです

     *

 本を読んで感想文を書く時、じーじはできるだけあらすじは書かずに感想文を書きたいと思う。

 そう思っても、なかなかそのようには書けないことも多いが、気持ちとしてはそういう気持ちでいる。

 なぜあらすじを書かないかといえば、ネタバレになってしまうことをできるだけ避けたいと思うからだが、それ以上に、本を読むことは、あらすじをたどることよりも、行間を読むことに意味があると思うからだ。

 あらすじをたどるだけなら、厚い本を最初から最後まで読む必要はない。

 厚い本を最初から最後まで読むのは、行間に漂っているものを感じ取りたいためだ。

 このことは特に小説や詩、童話などにおいて重要だと思うが、しかし、ノンフィクションや専門書でも同じことがいえると思う。

 作者が訴えたいこともあらすじではなくて、行間にあるのではないかと思う。

 あらすじには凝縮できないような何かもやもやしたもの、それが大切なような気がする。

 あらすじがわかっていても読んでみたくなる村上春樹さんの小説などはまさにそうだ。

 行間から何を読みとるか、そこに読者の個性が現われるし、ひょっとすると作者の思惑以上の展開があるのかもしれない。

 じーじとしては、読者がその時、行間に何を感じるのかを教えてほしいと思うし、その後、どう感じたのかを教えてほしいと思う。     (2021.12 記)

     *

 2023年9月の追記です

 ブログを読み返しているうちに、作品そのものとあらすじの違いが改めて認識できて、あらすじの紹介をあまり気にしなくてもいいような気がしてきた。

 作品そのものを味わったり、楽しんだり、学んだりするためには、作品の行間から感じるものを大切にするしかないのかなと思う。

 よく偉い学者さんが、入門書より、わからなくても原典を読みなさい、と勧めているのも、逆の側から見た、同じことの表現なのかもしれないと思う。          (2023.9記)

     *

 2024年6月の追記です

 読み返してみると、改めてわかりにくい文章だなと思う。

 書きたいことがなかなかはっきりせずに、その周りをぐるぐる回っている感じ。

 行間に漂うものを書けと言っても、むずかしいよねぇ。

 中学の時に宿題で感想文を書いたら、国語の先生から、あらすじはわかったから、こんどは君の感じたことや考えたことを書いてごらん、とアドバイスを受けたことを思い出す。

 感じたことをていねいにすくいとっているうちに、行間に漂うものも少しはすくいとれるのかもしれない、と今は思う。      (2024.6 記)

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 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通うが、落ちこぼれる。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事するが、落ちこぼれる。

 1995年頃、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間近に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

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ボジョレヌーボー解禁のニュースを見て、じーじ怒る!-じーじのひとりごと

2024年11月21日 | ひとりごとを書く

 2016年のブログです 

     *

 先日、テレビを見てたら、ボジョレヌーボーが解禁になったというニュースが流れていました。

 どこのテレビ局でも、大騒ぎをしている映像が映っていました。

 しかし、じーじは???です。

 そんなに騒ぐことなのでしょうか。

 たしかに新酒のワインができて、それを祝うことはいいことだとは思うのですが、もっと素朴に祝えないのでしょうか。

 農家を中心に、もっと温かくお祝いをできないのでしょうか。

 そのほうが「ブドウさん」も喜んでくれそうな気がしますが…。

 おそらくは視聴率争いをしているマスコミが絡んでいるのではないか、とじーじは疑ってしまいます。

 もっともひどかったのは、ボジョレヌーボーのお風呂に入って大騒ぎをしている映像。

 なにを考えているのか、と思います。

 しかも、子どもと一緒に入っている親もいました。

 そんな子どもが、将来、ブドウや果物を大切にするようになるのでしょうか。人ごとながら心配です。

 子どもは騒ぎやニュースからは自由にしてあげたいな、と思います。 

 親が勝手に楽しむのはしょうがないとしても、子どもを親の都合や楽しみに巻き込んではいけないと思います。

 子どものことを第一に考えることは、「おとなの親」への第一歩です。

 いい「おとなの親」をめざしませんか。      (2016.12 記)

     *

 2022年11月の追記です

 じーじはこの頃から怒っていたのですね(!)。

 成長がないですねぇ。

 よくいえば、ぶれていないということですが…。       (2022.11 記)

     *

 2023年11月の追記です

 今年もワイン風呂のニュースが流れました。懲りない人たちですね。       (2023.11 記)

 

 

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マスコミは「警察官」さま(?)か?あるいは「裁判官」さま(?)なのか?・その2-じーじのひとりごと

2024年11月15日 | ひとりごとを書く

 2022年11月のブログです

     *

 ニュースを見ていたら、またまたマスコミ「警察官」さま(?)か、あるいは「裁判官」さま(?)の映像を見てしまった。

 ところは、大阪のとある開かずの踏切。

 1時間に踏切が閉まっているのが54分というとんでもない踏切。

 そんな踏切を放置している行政や鉄道会社の責任はとてつもなく大きいと思うが、そこに出現したのがマスコミ「裁判官」さま(?)。

 以前も指摘をしたが、違反をしている人にインタヴューをする。

 警報機が鳴っているのに踏切に入る人に、「危ないと思いませんか」「なんで警報機が鳴っているのに入るのですか」と小学生でもするような幼稚なインタヴューをする。

 インタヴューをされたあるおじさんは「待つのがいやなんだ」「みんなやっている」と当然逆ギレ。

 気分の悪いニュースとなった。

 テレビ局の記者は「警察官」さま(?)か「裁判官」さま(?)なのか。

 高い競争率を突破して記者になったのに、そんな質問しかできないのは悲しい。

 ここはやはり、「歩道橋があると助かりますよね」とか「地下道があるといいですよね」と聞いてほしいし、「行政はいつになったら高架にするんでしょうね」と確認をしてほしい。

 そういう声が、行政や鉄道会社の改善の動きを加速させるかもしれない。

 それがマスコミの仕事ではないのだろうか。

 そしてよく考えると、要は聞き方だけでなく、マスコミが誰により添っているか、という心構えの問題ではないのだろうかとも思う。

 マスコミは「警察官」さま(?)や「裁判官」さま(?)ではなく、庶民により添った、弱い者の味方のマスコミになってほしいな。        (2022.11 記)

 

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マイナンバーカードと健康保険証の連動あるいは一体化についての危惧-じーじのひとりごと

2024年10月21日 | ひとりごとを書く

 2022年10月のブログです

     *

 マイナンバーカードへの勧誘がすさまじい。

 特典の2万ポイントも税金から支払われるんだけどなあ、とじーじなどは思ってしまうが…。

 しかし、それ以上に気になることがある。

 それはマイナンバーカードと健康保険証の連動あるいは一体化の問題。

 内科や外科への受診歴ならそんなに気にならないかもしれないが、例えば、泌尿器科や性病科(そんな科があるのかな?)、肛門科などへの受診歴を国家が把握するのはちょっといやな気がする。

 産婦人科への受診歴はどうだろう?美容整形外科の受診歴が把握されるのはいやだろうなあ?

 もっと深刻なのは、精神科や神経内科への受診歴。

 これらの個人情報を国家が管理するのは危険だと思う。

 昔、政府によって知的障害者への強制不妊手術がなされ、最近になって民事裁判で国が敗訴、謝罪をしたばかり。

 マイナンバー制度がなくても、国の方針でこのような恐ろしい出来事が起こりえるわけだから、マイナンバーカードと健康保険証が連動するとかなり怖いし、危惧されるものがある。

 便利なことは危険を伴うということは現代社会の常識だが、マイナンバーカードについてももっともっと冷静な議論がなされる必要があるのではないだろうか。       (2022.10 記)

     *

 2023年5月の追記です

 マイナ保険証の大規模な登録ミスがとうとう判明した。

 自分の情報が他人のマイナ保険証に誤って登録されているという。

 7000件以上という発表だが、実際にはもっと多いのではないか。

 便利さと引き換えの危険性をもっと議論し、場合によっては、従来の安全な制度に戻すべきではないかと思う。        (2023.5 記)

     *

 2023年夏の追記です

 マイナンバーカードの問題があらわになっているが、将来、さらに、マイナンバーカードと運転免許証の一体化が予定されている。国が個人の違反歴や事故歴を把握してどうしたいのだろう。

 国はどこまで個人情報の一元化を狙っているのだろうと思う(新潟県ではマイナンバーカードと図書館カードの連動まで行われている)。

 さらに、預金口座の紐付け(それにしてもセンスのない命名だ)の問題。公金受領のためというが、いずれ税金徴収にも使われるのだろうと思う。

 じーじのような年金受給者はすでに、住民税や介護保険料は年金から天引きされているが、近い将来、国民全体がそうなるのだろう。国にとってはとても都合のいいシステムだ。

 このままでは、大変なことになるのではないだろうか。        (2023.7 記)

     *

 2024年冬の追記です

 マイナ保険証の不人気で、今度はマイナ保険証の利用率の高い医療機関に支援金を支給するという。

 支給金は税金ですよ、政府と自民党さん。

 北陸応援割もそうだが、政府と自民党のやることはお金で国民の歓心を買おうとしているだけ。

 本当に困っている人たちに寄り添っていると言えるのかな。

 キックバックやあやしいお金などで政治を動かしている人たちは、お金で国民も動かせると思っているのかもしれない。        (2024.1 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴 

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通う。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事する。

 1995年頃、調査官でも落ちこぼれ、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間際に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com  

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マスコミは「警察官」さま(?)か、あるいは「裁判官」さま(?)なのか?・その1-じーじのひとりごと

2024年10月05日 | ひとりごとを書く

 2022年8月のブログです

     *

 ビールを呑みながらニュースを見ていたら、ある駅で、ロータリーの横断歩道を渡らずに、近道をしている利用者が多くて危険だ、というニュースがあった。

 近道をしている利用者へのインタヴューまであって、謝っている人もいるが、一方で、違反はわかるが、みんながやっているから、と逆切れ気味の人も出ていた。

 これを見ていて、テレビ局の人の言い分は正しいのかもしれないが、何かわりきれないものが残った。

 テレビ局は警察ではないし、裁判所でもないと思う。

 正論をいうことは簡単だが、しかし、マスコミなら、例えば、インタヴューをするにしても、ここに横断歩道があると助かりますよね、などと聞いてほしかった。

 そういうひと言があるだけで、聞かれた人はずいぶん助かるのでないかと思う。

 それが利用者や住民、国民に、より添うマスコミの姿ではないか、と思ったりした。

 近道の横断歩道は、安全上や道交法上から設置はなかなか難しいのかもしれないが、マスコミが「お上」になってしまっては、マスコミの存在価値がなくなってしまうだろうと思う。

 マスコミは「お上」の目線ではなく、あくまでも利用者や住民の目線を大切にしてほしいと思う。

 マスコミが誰の味方であるのか、誰の立場に立っているのか、憲法改悪や国葬のような大きな問題だけでなく、庶民の身近な問題をどう捉えるかが重要ではないかと思う。    (2022.8 記)

 

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国家と国旗・国歌の関係、そして戦争-じーじのひとりごと

2024年06月25日 | ひとりごとを書く

 2017年10月のブログです

     *

 アメリカで国旗・国歌に対する姿勢が問題になっています。

 トランプ大統領が、彼独自の愛国観を国民全体に押し付けようとしたことが発端です。

 もちろん、国旗と国歌が国を象徴するものとして大切なのは理解できますが、力づくで従わせるようなものなのでしょうか。

 国家だって、時には間違った政策を行なうことがあります。

 いろいろ理屈をつけて他国を侵略することもあります。

 そんな時に、そういう政府に反対し、他国を侵略する軍隊への徴兵拒否や他国民を殺すことを拒否する自由は認められるべきでしょう。

 そうでないと、他国を侵略する政府が倒れるまで、国民は他国の人々の殺人を続けなければならなくなるのですから…。

 そういう意味で、国民には、今の政府や国家に反対し、異議を示す権利と自由が保障されることが、民主主義の基本となります。

 政府や国家の政策を力づくで押し付けてはならないですし、国民が反対したり、異議を唱える自由を保障しなければなりません。

 そういう民主主義の基本を理解していない政治家が偉そうにしている国はたいへんなことになります。

 日本の政治家も憲法改悪を唱える前に、民主主義の基本をもう一度勉強する必要がありそうです。

 そして、日の丸や君が代をアジアの人たちがどう感じているのか、どう思っているのかを考える必要もありそうです。     (2017.10 記)

     *

 2021年春の追記です

 香港やミャンマーの様子を見ていると、国家権力の横暴ということが人ごとではないな、と思い知らされます。     (2021.4 記)

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 2022年春の追記です

 ロシアがウクライナに侵攻し、悲惨な戦いが続いています。

 ロシアの若い兵隊さんの心境はどうなのでしょうか。     (2022.4 記)

 

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新潟県で先日行なわれた北朝鮮の弾道ミサイルに備えた避難訓練を見て考える-じーじのひとりごと

2023年12月16日 | ひとりごとを書く

 2017年のブログです。

 今後もあちこちでだんだんミサイルの避難訓練が政府の指示で行われるようですので、再録します。  (2018 記)

     *

 先日、新潟県で、北朝鮮の弾道ミサイルに備えた避難訓練が行なわれ、住民のかたがたも参加をされていました。

 農業用水のトンネルに隠れたりして、たいへんそうな様子がテレビに映っていました。 

 しかし、政府の説明では、自衛隊の迎撃ミサイルが北朝鮮の弾道ミサイルを撃ち落とすことになっているはずです。

 何十億円もする迎撃ミサイルがわれわれ国民を守ってくれるはずです。 

 それとも、われわれの貴重な税金を使って全国に配備されている迎撃ミサイルは信用できない存在なのでしょうか。

 そういえば、排他的経済水域に北朝鮮の弾道ミサイルが飛んできても、その情報は韓国のマスコミのほうが発表が早くで、日本政府の発表は遅いですね。

 そんなことで本当に迎撃ができるのでしょうか。

 迎撃の自信がないから、北朝鮮のミサイル基地を先に攻撃せよという物騒な意見まで出てくるのでしょうか。

 高い税金を使っているのですから、防衛のための(あくまでも、攻撃のためではないですよ)迎撃態勢はきちんとしてほしいと思います。

 住民の避難訓練を強制するなんて、もってのほかです。

 ただでさえ、農作業で忙しい時期なのに、とんでもないことです。

 さらに考えてみれば、最近、全国各地で原発事故に備えての避難訓練というのもよく行なわれています。 

 しかし、原発も事故が絶対に起こらないからということで設置が許可されているのではないのでしょうか。

 住民が避難しなければならないほどの事故の可能性があるのでしょうか。

 裁判所も原発の事故は心配ないからと原発の運転停止の訴えを却下しています。

 しかし、心配がないのなら、なんで避難訓練をする必要があるのでしょうか。

 政府や原子力関係のお役所や裁判官の人達にはきちんと説明をしてほしいと思います。

 じーじが孫娘たちにきちんとお話をできるようにしてほしいと思います。

 年取った政治家たちやお役人、裁判官たちの時代はすぐに過ぎます。

 将来のある孫娘たちが安心をして暮らせるような世の中にしていってほしいとつくづく思います。  (2017 記)

     *

 2023年12月の追記です

 6年前のブログですが、状況は全然変わっていないですね。

 北朝鮮の弾道ミサイルは人工衛星になりましたが、その軌道はアメリカの協力があっても、きちんと把握できなかったようです。

 これでは、避難どころの話ではなくなってしまいます。

 日本のH3ロケット1号機が失敗したときは、きちんと追跡をして、途中で爆破命令を出して、爆破できました(破片がどうなったのかは情報が出ませんでしたが…)。

 攻撃用のトマホークをたくさん買う前に、迎撃用のイージスなど、国民を守ってくれる防衛用のミサイルを整備してほしいです。

 それとJアラートの音と画面。どぎつすぎて心臓に悪いです。もっと国民のいのちに優しいものに改善すべきです。

 原発も同じ。

 再稼働の話ばかりで、喜んでいるのは大企業だけ。

 住民の避難訓練は、ますます大掛かりになってきています。

 多少、街中が暗くなっても、やはり贅沢はやめて、危険なものは廃止、廃炉しかないでしょう。

 生活の見直しと避難訓練の要らない政策や外交が必須の時代です。   (2023.12 記)

 

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マスコミの「不倫」「離婚」報道を見て考える-じーじのひとりごと

2023年11月29日 | ひとりごとを書く

 2017年のブログです

     *

 このところ、マスコミによる「不倫」報道がにぎやかですね。

 週刊誌、テレビ、新聞、あちこちでたいへんな騒ぎです。

 今は、北朝鮮のミサイルと「不倫」がトップニュースです。

 ミサイルと「不倫」(?)、すごい組み合わせですね。

 「不倫」…、たしかによいことではないと思うのですが、天下のマスコミが大騒ぎをするようなことなのかな(?)とも思わないではありません。

 「不倫」をうんぬんするのは、配偶者が家庭裁判所に慰謝料請求の調停を申し込めばいいわけで、本来、他人が口をはさむ問題ではありません。夫婦の関係は微妙ですからね…。

 マスコミのみなさんは、「不倫」報道のために、朝から晩まで、晩から朝まで、ご苦労なことだと思います。

 しかし、報道人を志したのなら、「小悪」より「巨悪」を追及してはどうでしょうか。

 今回の「不倫」報道と北朝鮮のミサイル問題で、ひと息をついている「巨悪」がいることを忘れてはなりません。

 「不倫」報道が「巨悪」追及を緩めるようなことになってしまっては、本末転倒です。

 今、マスコミが追及すべき「巨悪」は「森友」問題や「加計」問題における政府やお役人の不正の有無です。

 政権やお役人からの圧力はたいへんなものがあろうかと想像をしますが、負けてはいけません。

 マスコミ本来の報道人の反権力の力を見せてください。

 ついこの間までの「巨悪」追及のすばらしい力ある報道が、再び復活ののろしをあげることを期待しています。     (2017.9 記)

     *

 2022年5月の追記です

 なぜか、本日、5年前のこの記事に「いいね」を付けてくださったかたがいて、褒められて伸びるタイプのじーじは(?)、ついうれしくなって、再録をしてしました。

 なにがきっかけなのか、ニュースに鈍感なじーじにはさっぱりわからないのですが(ここしばらくは不倫報道もなかったし、ひょっとすると、北朝鮮のミサイルで大騒ぎをしているマスコミに腹を立てたのでしょうか?ミサイルで騒げば騒ぐほど、再軍備化をもくろむ憲法改悪勢力の応援になってしまうわけですから…。でも、もし、間違っていたら、ごめんなさい)、いずれにしても、何度も読んでもらえるような記事を書くことが目標のじーじにはうれしいできごとです。今後ともよろしくお願いいたします。     (2022.5 記)

     *

 2023年6月の追記です

 北朝鮮のミサイルと不倫、今も同じような話題ですね。

 巨悪の森友や加計の問題はもはや忘れ去られそうで、粘り強いマスコミの頑張りに期待したいです。

 一方で、マイナンバー制度や敵基地攻撃能力の問題など、新しい国家権力の問題が出てきています。

 マスコミの鋭い問題意識と追及で政府の横暴を粉砕してほしいなあと思います。    (2023.6 記)

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 2023年11月の追記です

 最近は、不倫ではなくて、離婚騒動がマスコミで盛んです。しかし、スポーツ選手であれ、芸能人であれ、離婚や不倫の問題をマスコミが報道するのはプライバシーの侵害です。人権侵害です。

 しかし、それにしても、またまた、北朝鮮のミサイル、いや、人工衛星(?)の問題と同じ時期なのは偶然でしょうか。

 離婚と人工衛星、すごい組み合わせです。マスコミにはどっちが重要ですかね。他にも問題が目白押しなのですが…。     (2023.11 記)

 

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コロナからの回復・三密・明るすぎない社会-じーじのひとりごと

2023年07月08日 | ひとりごとを書く

 2021年11月のブログです

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 ニュースを見ていると、経済をコロナ前の状況に戻すために(?)、税金を使っていろいろなことがなされようとしている。

 しかし、コロナ前の経済状況が、本当に人々に良かったのかどうかの吟味はほとんどなされていないように見受けられる。

 夜中まで、街中に電気がこうこうとともり、飲食店は夜遅くまで騒がしく、コンビニは夜中も営業し、電車は終電まで酔っぱらいで三密、そして、これらの電気を供給するために原子力発電所を無理やり運転する、これがコロナ前の日本ではなかったか。

 こんな日本の状態、経済状況はやはりおかしいだろう。

 経済の回復はとても大切なことだと思うが、ここは急がずにじっくりと必要なことを慎重に行なっていくべきだろう。

 少なくとも、税金を使う以上、国民の大多数の同意が必要であるし、一部の企業の利益だけにならないよう、冷静な判断が必要と思われる。

 日本人の悪い癖である付和雷同にならないよう、厳しいチェックが必要だと思われる。

 コロナ予防接種者の経済的優遇に群がる前に、どんな経済状況がみんなにとって大切なのか、時勢に流されずに考え、行動していきたいと思う。    (2021.11 記)

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 2022年6月の追記です

 前回のブログを書いた後、ご存じのようにまたコロナが猛威を振るい、最近、ようやく下火になってきた。

 そのとたん、また同じことの繰り返しである。

 自民党政府やその同調者にはまったく期待しないが、きちんと考える人たちの意見を聞いていきたいものだと思う。    (2022.6 記)

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 2023年7月の追記です

 ニュースを見ていると、経済活動がだいぶ回復をしたが、それでもコロナ前の何パーセントだ、という論調をよく聞く。

 そこには、コロナ前の水準が良かったのかどうか、ということへの考察がまったくなされていない。

 明らかに電気の使い過ぎ、原油の使い過ぎなど、過度の浪費状況だったと思うが、それへの反省は皆無だ。

 そして、原発の再稼働。

 自民党政府は日本の国をどうしようとしているのだろう。     (2023.7 記)

 

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なまはげさん・秋田・イージス-じーじのひとりごと

2023年06月23日 | ひとりごとを書く

 2020年お正月のブログです

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 ニュースを見ていたら、秋田でじーじの大好きな(?)なまはげさんが大活躍をしていた。

 わるい子はいねか?~、いいですねぇ。

 あんななまはげさんが毎年やってくると、秋田にはわるい子はいなくなっちゃうだろうな、と思ってしまう。

 秋田の人たちがイージスの計画に大反対なのも、きっとなまはげさんに鍛えられたからにちがいないと思う。

 この際、なまはげさんには秋田だけでなく、ぜひ全国に出張してもらいたい(特に、あそこ(?)とあそこ(?)からですかね?)。

 世界文化遺産のなまはげさんのちからで、にせものでない、本当に「美しい」(?)日本の国、になるといいなぁ。

 じーじの初夢で終わらないでほしいなぁ。(2020.1 記)

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 2020年初夏の追記です

 イージス・アショアの計画が中止になった。

 やはり、なまはげさんの力はすごいですね。

 防衛庁をやっつけちゃうんですもんね。

 こんどは沖縄の辺野古に出張してほしいな。 (2020.6 記)

 

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じ-じが、マイナポイントについて思うこと-じーじのひとりごと

2023年04月09日 | ひとりごとを書く

 2022年秋のブログです

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 テレビを見ていると、マイナンバーカードの勧誘や go to なんちゃら、旅行支援、買い物支援(新潟市はなんとマイナカード取得者優先だが、これは平等の原則に反しているし、差別ではないのかな?)など、とてもにぎやかだ。

 お得、お得、と喜んでいる人も多いようだ。

 そこでふと、思った。

 将来、国の祝日に、日の丸を掲揚して、君が代を斉唱した家庭には、マイナポイントを1万ポイントサービスします、となったら、みなさんそうするのだろうか?

 あるいは、将来、地元の原子力発電所の見学会に来た人には、マイナポイントを1万ポイントサービスします、となったら、みなさんそうするのだろうか?あるいは、将来、地元の原子力発電所の避難訓練に参加した人には、マイナポイントを1万ポイントサービスします、となったら、みなさんそうするのだろうか?

 さらには、将来、地元の自衛隊の観閲式を見学に来た人には、マイナポイントを1万ポイントサービスします、となったら、みなさんそうするのだろうか?

 じーじは、まさか、と思うが、今の様子を見ていると、案外、そうなりかねないような怖さも感じる。

 国や権力というのは、さまざまな手段で国民を自分たちの都合のいい方向に誘導するものだと思う。

 目先の利益に惑わされないで、ことの本質を見極めることが大切な時代になってきているのではないかと思う。 (2022.10 記)

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 翌日の追記です

 新潟県はマイナカードの取得率が全国44位。

 あまりに低いと、国からの交付金が減額されると脅かされているので、新潟市は勇み足になっているのかもしれない。

 それにしても、買い物支援とマイナカード、どういう関係があるのか、まったく理解不能である。

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 翌々日の追記です

 (前々日の続きで、)もし、将来、Jアラートがなった時に地下室に避難した人には、マイナポイントを1万ポイントサービスします、となったら、みなさんそうするのだろうか?

 でも、それは、地下室のない人への差別だから(?)、うーんと、では、将来、もし、北朝鮮のミサイルに対する避難訓練が実施された際に参加した人には、マイナポイントを1万ポイントサービスします、となったら、みなさんそうするのだろうか?(じーじもしつこいね)

 内政がピンチの時には、外の敵の脅威をあおって、内政から目をそらさせるのが、ロシアや中国に限らず、日本でも政府や権力の常套手段だから、これはおおいにあり得ることだと思う。

 ポイント好きのかたがたには(?)、楽しくて、たまらない時代になってきたのかもしれない(?)。

 

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幼稚園児が元気に登場した二つのテレビニュースを見て考えたこと-じーじのひとりごと

2023年01月31日 | ひとりごとを書く

 たぶん2017年のブログです

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 今日の夕方、いつものようにビールを飲みながらニュースを見ていると、幼稚園児が登場するニュースが二つ続けて映りました。

 ひとつは、海上保安庁の巡視船が東南アジアの海賊(?)を取り締まりに出発するところを幼稚園児が旗を振って見送るニュース、もうひとつは、幼稚園のプランターに田植えをする幼稚園児のニュースでした。

 子どもたちはどちらのニュースでも無邪気に元気にはしゃいで映っていました。

 しかし、どちらの子どもたちが幸せなのか、と考えさせられました。

 東南アジアの海賊(?)を巡視船で取り締まることは、もちろん現地の人々のことを考えると大切な仕事かもしれません。

 しかし、それを子どもが見送る必然性があるのだろうか、とじーじは思うのです。

 海賊の取り締まりは現地の海上警察や海軍の仕事でしょうし、それでも足りない分は海上保安庁の巡視船の貸与などで補えないのでしょうか。

 海上保安庁の巡視船といえども、機関銃を装備し、そのうえで取り締まりをし、海賊が従わない時には攻撃をして制止することが仕事です。

 そういう船を幼稚園児に見送らせる必然性がどれだけあるのか、おそらくは愛国心教育の一環なのかもしれませんが、じーじには疑問に思えました。

 一方の、プランターで田植えをする幼稚園児のニュース、こちらはほほえましいかぎりです。

 プランターの田んぼの中を歩き回る園児たちの姿は泥んこ遊び同様、元気いっぱいですし、記者が園児に、なにをうえたの?と聞くと、おいしいおこめ!という答えがかえってくるなど、最高です。

 見ていても、本当にいいな、と思えるニュースでした。

 このあとも、草取りや稲刈りがあるのでしょうし、秋の芋ほりのニュースなども楽しいものです。

 このブログで何度か書いていますが、じーじは子どもが登場するニュースには相当の配慮が必要ではないかと考えていますし、心配をしています。

 できれば、親ごさんも子どももが、安心をして、楽しく見られるような子どものニュースを、テレビ局には作ってもらいたいものだなとつくづく思います。 (2017?記)

 

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