家は漏(も)らぬ程(ほど)、
食事は飢ゑぬ程にて、足る事なり
千利休(せんのりきゅう)[1522-1591] 『南方録』
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千利休(せんのりきゅう)の茶の心得を語った言葉を門弟の一人、南坊宗啓(なんぼうそけい)がまとめたのが『南方録』。この答えの問いは「茶会はどれほどの規模がよろしいか」。それに対して、家は雨もりがしなければいいではないか、食べ物も贅沢(ぜいたく)せず粗食で十分。それと同じように、茶会も小さい草庵(そうあん)で静かに行えばよろしい、と利休。人数をきそい、その食事やしつらえの豪華絢爛(けんらん)を戒(いまし)め、茶の湯の本来あるべき姿を示している。なお北野大茶会の4年後、天正(てんしょ)19年に利休は自刃(じじん)する。
魂を揺さぶる偉人の一言「名将名言録(平成23年版)」
株式会社トライエックス(http://www.try-x.jp/)
食事は飢ゑぬ程にて、足る事なり
千利休(せんのりきゅう)[1522-1591] 『南方録』
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千利休(せんのりきゅう)の茶の心得を語った言葉を門弟の一人、南坊宗啓(なんぼうそけい)がまとめたのが『南方録』。この答えの問いは「茶会はどれほどの規模がよろしいか」。それに対して、家は雨もりがしなければいいではないか、食べ物も贅沢(ぜいたく)せず粗食で十分。それと同じように、茶会も小さい草庵(そうあん)で静かに行えばよろしい、と利休。人数をきそい、その食事やしつらえの豪華絢爛(けんらん)を戒(いまし)め、茶の湯の本来あるべき姿を示している。なお北野大茶会の4年後、天正(てんしょ)19年に利休は自刃(じじん)する。
魂を揺さぶる偉人の一言「名将名言録(平成23年版)」
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