ココロの居場所

平穏な居場所を求めるべく、日々、感じた事を掲載していきます。

棚田康司氏の想い

2007-07-07 23:11:20 | テレビ番組
トップランナーネタより、彫刻家の棚田康司氏です。「2005年に岡本太郎記念現代芸術大賞展で特別賞を受賞した棚田氏の作品は、どれも厳しい現代社会に懸命に立ち向かおうとする少年、少女の姿を生き生きと描き出している。作品は1本の丸太の中から全身が切り出される一木造りという手法で生まれる。そこには、森羅万象に魂を見いだす日本人ならではの感性が感じられる。1体を彫り出すのに2カ月もの時間を費やすという。」(starcatチャネルガイドより引用)   材木家でピンとくる木を探してきて、デッサンは直接、木に行うとの事です。次にチェンソーで大方の形にし、ひたすら彫る作業へ。10のうち9は、だらだらとした苦しみが続き、ぱっとフォーカスがあたる瞬間があるそうです。「形を堀りあてた」と表現されてました。

starcatチャネルガイド
http://tv.starcat.co.jp/channel/tvprogram/0442200706022300.html
Art Yuran
http://www.art-yuran.jp/2005/10/o_junyou_or_it_bea3.html
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P.S. 「立ち上がる少年」像。
2004年9月1日、学校の始業式の日に突然起こった悲劇、ベスラン学校占拠事件。
ロシアの北オセチア共和国、ベスラン第一中等学校で起きたテロで350人以上が死亡(うち186人は子ども)した大惨事。多国籍の武装集団に銃で脅され、頭上に爆弾をしかけられたこの時、犯人グループに立ち上がって抗議した少年(13歳の少年ハッサン・ルバエフ君)がいた。結局彼はその場で銃殺されてしまったが、テレビで見ていた棚田氏は「なんだこれは」と思ったという。