「生協の白石さん その２」

昨日に続いて、気になるＱ＆Ａを引用。
「Ｑ：愛は売っていないのですか．．．？」
「Ａ：どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意下さい。」
白石さん、また、やってくれました。売ってる訳ないでしょう。という所で終わらずに、愛を口実に危ない話が横行している事にも触れています。本業以外の合間の時間を使っての回答としては十分すぎるぐらいです。でも、質問者の愛情が欲しい気持ちも同感です。心がさびしい時って、ありますよね。

「生協の白石さん」の本を買う

「生協の白石さん」の本をついに買っちゃいました。いっきに読んでの感想は、白石さんのようなセンスで答えてくれる人を、望んでいる若い人々が多いのだという事です。答えが適切でなくても、応えてくれる事に意味があるのだと思います。うちの会社の総務にも推薦したいと思うほどです。で、お気に入りのＱ＆Ａを引用。
「Ｑ：もういやだ　死にたい」
「Ａ：生協という字は「生きる」「協力する」という字を使います。だからといって、何がどうだという事もございません。このように、人間は他人の生死に関し、呆れる程、無力で無関心なものです。本人にとっては深刻な問題なのに、何だか悔しいじゃないですか。生き続けて、見返しましょう！」
相手の状況がまるで読めない中、このような回答をだせる白石さんに感心します。「人間は他人の生死に関し、呆れる程、無力で無関心．．」身内や知り合いは別として、他人に対しては、本当にその通りです。そう感じさせて、何とかしてあげたいという気持ち、たったこれだけの文章で十分、伝わってきます。