らるるのIT業界ピックアップニュース

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協力と競争の入り乱れるホームネットワーク主権争い

2006年01月11日 08時54分06秒 | 業界動向
[ITmedia +D PCUPdate] インテルブースにViiv対応デスクトップが展示
表向きはIntelのViivに賛同しViiv対応PCを発表している日本メーカですが、DVDレコーダやらケータイやら、ホームネットワークを構成しそうなデバイスをたくさん作っているのも日本メーカです。DLNAとかViivとかいいながら協力しているように見せかけ、裏では主導権争いしているというのが今の状況でしょう。そういう視点で書かれた記事もあります。...この記事に書かれている「MacのViiv対応」はさすがにないと思いますけどね。

Yahoo!GoやらGoogle Video StoreやらiTMSやら、配信側も必死です。Windows MCEやらVaio Media CenterやらiTunesやら、データストアとしてのホームサーバ争いも必死です。PSPやらXBox 360やらiPodやらケータイやら、クライアント争いも必死です。こういう争いの様子の方が「放送と通信の融合」と呼ぶにふさわしい気がします。

日本では、楽天 vs TBS、livedoor vs フジ の方が「放送と通信の融合」の象徴という雰囲気がまだ強いです。あれはただの「時価総額を利用した実態あるメディアの買収」でしかないはずだったのが・・・業務提携してはじめて先のような主導権争いに参入できる(=業務提携/買収なしにはあり得ない)ともいえるんですが、どうやら日本のテレビ局は電通とべったりして先の成長のないテレビ広告市場だけを囲えればいいと判断したようです。そんな考えが正しいとも間違ってるともいえないのが現状。未来の勝ち組の考えていたことが「正しい」んですよ、それだけのこと。

え?夢のない意見って?ただの保守派の戯言ですよ。