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幻想の西洋

2011-01-29 | Weblog
最近喫茶店が少なくなってきたような気がする。私自身喫茶店を利用する機会が少なくなってしまったのでそう思うのかもしれないが…学生の頃にはバイト先が喫茶店であるにもかかわらず、外出した先々で頻繁に喫茶店に入り浸っていた。
ふと足を留めてしまうのは決まってどこかにアンティークな雰囲気のあるドア周り。出来ればあまりはやっていそうにないのであれば当たった!って気になる。店内に意識しすぎない時代感があればなおさらだ。
店内のBGMはあまり気にしないが大きすぎないのが重要だ。店主の趣味をこれでもかと聞かせる店はそうした気分の時にはいるので普段は勘弁して欲しい。
コーヒーは旨いにこしたことはないが、喫茶店は気持ちのいい時間を過ごせる事が重要で旨いコーヒーを求めに入ることは私の場合あまりない。気持ちのいい時間とは店の内外や雑誌などをぼんやり見ながら、ダラダラした時間のことだ。家の外でダラダラした時間を過ごさせてくれる場所は少ない。当たりの喫茶店はそうした意味でまさに当たりだ!
普段車で移動することが多く、通りすがりにここいいなと思っても、そうした店は決まって駐車場がない。いつか歩いていこうと思いながら結局行くこともないのも分かっていて、その分心に残ってしまう。そうしたものがたくさん記憶のがらくた箱にほおりこまれてしまっていて、見えない放射能を放射して知らず知らず私に影響を与えて、また同じような店に足を運ばせてしまうのだろう。
と…今から愛犬の散歩に出かけるので…  はい送信ピピッ
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