おたまじゃくし見つけた！

つまった排水溝に生み付けられた卵が孵って、沢山のオタマジャクシが狭い排水路にあふれていました。いずれなくなってしまうしっぽを一生懸命に振って泳いでいました。車が通ると何匹かは潰されてしまうかもしれない。生き残りレースはすでにスタートしたんだね・・・でもかといって手は出さないけれど・・・気持ちだけの応援団です。

ブリオン

ストラスブール美術館の「語りかける風景」を見てきました。前回が人体の不思議展といって本物の人体を加工したものが展示されていたのでさすがにそれはないだろうと見に行きませんでした。中国の囚人だったという話で、まさか本人もこんな風に見せられるとは考えていなかったと思うしね。でも今回はよかったですよ。色彩が少し暗めが多いなって気がしたけど、その分ブリオンの「バラの花と女性」の白とブルーはひときわ輝いていました。カンディンスキーの「サン＝クロード公園」の若草色は図版と違って艶やかでした。
でも、美術館前の二の丸公園の緑と憩う人々も同じくらいきれいに見えた土曜日でした。

ニナです。

折れた桜

先日お袋と倉塚公園に行きました。小学生の頃は遠足でよく来たことがあったのですが、久しぶりに訪れた公園はこんなに小さかったのかと驚きました。桜の木の寿命はほぼ人間と同じ（ソメイヨシノだけかな）と聞いていたので桜もずいぶん大きくなっているのじゃないかと思っていたらヒョロヒョロと伸びた桜が多く、少しがっかりでした。気の間隔が狭かったのかどの木も天に向かって伸びるだけ伸びたと言う感じでした。その挙句に自分の重さに耐えかねて折れたりしていました。私には身の回りに事柄をなんか自分のことに置き換えてしまう癖があり、太らせることよりも競いあって限界を超えて伸びきって、そして折れてしまった桜がまた何か伝えてきました。
にしてもこの写真横向きになって見にくいですね

今さらカフカ

読まず嫌いをなくそうと、あえての村上春樹です。以前「ノルウェーの森」に飛びつき赤と緑と買い込んでさぁ読み出してとたんに文章のスタイルに嫌気がさしてすぐやめて以来だから、何年になるかな!?コミックだと絵の好き嫌いは表紙を見ただけで分かるけど、小説はねぇ・・・
で気になったこと、ホシノさんは第二のナカタさんになれたのだろうか？石にずっと話しかけるホシノさんの気持ちが石に通じたのか、重かった石が動く場があったけど、クライマックス急ぎすぎじゃないかな。
色々言っていますが、読後感はなかなか良かったです。