DUNLOP es204タイヤ

オイラのインスパイアはFF車なので、できるだけ前輪にはいいタイヤを履くことにしている。

いいタイヤといっても高いタイヤは買えないので、ヤフオクでお世話になっている。

前にインプレッションをさせていただいたが、これまではヨコハマタイヤのDNAデシベルe70aはお気に入りだった。

とにかく静かで乗り心地がよく、それなりにハンドリングも気に入っていた。

しかし残念ながらインスパイアのホイールアライメントが狂っていたことから、片減りしてしまい、２年ほどで廃棄してもらうことになった。

昨年、前輪だけ、トーヨータイヤを初めて履いてみたが、これは、安かっただけで、性能的には、ちょっと「？」だった。

静かさは良かったのだが、ハンドリング、グリップ感が劣るようだ。

この春からは、前輪にDUNLOPタイヤのes204というタイヤを履いている。

2020年の中古タイヤで送料込み二本で10000円だった。

実は昔はDUNLOPタイヤのファンだったのだが、どうもスタッドレスタイヤの効きが悪く、悪い印象になってしまっていた。

何年か前から、ちょっと高いがスタッドレスはブリジストンと心に決めている。

さて、今回、久しぶりに履いたDUNLOPタイヤだか、これがなかなかいい。

高いタイヤではなく、いわゆるエコタイヤなのだか、ハンドリングは素晴らしいものがある。

峠道のカーブが楽しい。

横剛性感があり、カーブの途中で切り増ししたり、切り戻したりするようなシチュエーションはほぼない。

とっても素直にしっかりと回っていく。

そうだよな。昔からDUNLOPはこうだったよな。と思い起こされる出来だと思う。

ただ、タイヤノイズ的にはヨコハマデシベルに敵わない。

剛性感を出すため、やや大きめのタイヤパターンを採用しているためだと思う。

タイヤ選びはすごく楽しいが、そうそう交換する訳にもいかず、クルマ好きの人は、失敗した時のショックも大きい。

タイヤはクルマとの相性もあるので、よーく考えて、悩んで楽しんで、タイヤ選びをしましょうね。

オイラ的には静かさを求める方にはヨコハマデシベル、少々パターンノイズがあってもスポーティーさを求めるならDUNLOPではないかと思う。

あくまで個人的な感想です。