ピョンチャン五輪のカーリング女子チームは、素晴らしい活躍でした。
カーリングという競技を、すっかりメジャーにしてくれましたね。
彼女たちがコミュニケーションに使う「そだねー」という言葉が北海道弁として紹介されていた。
まぁ、北海道というのは明治以降、開拓の歴史のなかで、日本全国から人々が集まってきた場所なので、純粋の北海道弁というのは、なかなか存在しない。
彼女たちにとっては、日常から使っている言葉なので、その歴史まで考えているはずもない。
そこで、「そだねー」の考察をしてみた。
函館方面の漁村では、「そうだね~」を「そんだなぁー」と発音する。
これは、おそらく青森方面の方言が入っているものと思う。
それがもう少し、短い表現になると、「んだなー」となる。
この表現が北海道の開拓が北に向かうに連れ、「そうだね~」→「そんだねー」→「そだねー」と変化したものと思われる。
つまり彼女たちの「そだねー」は、北海道でも、割と上品な発音、女性向きの発音で、開拓の始まった道南地方では「んだねー」と訛るのが正解かもしれない。
しかし、確かに「んだねージャパン」よりは、「そだねージャパン」の方が、彼女たちの可愛らしさを表現するには向いているんだろうな。
LS北見にバンザイ~