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Said the one winning

映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

ロスト・クライム-閃光-

2010-07-23 | ら行の映画

ロストクライム -閃光-
戦後最大のミステリーとも言われる三億円事件。
その真相に迫った永瀬隼介の小説「閃光」を映画化したのが本作。
とある殺人事件と三億円事件との関わりに気付いた老刑事と若手刑事のコンビ
身内の警察組織に追われつつも真相にたどり着くというクライムサスペンス。
主演は奥田瑛二。共演に川村ゆきえ、武田真治、夏八木勲といった個性派が揃う。
監督は『プライド 運命の瞬間』の伊藤俊也。


何だかな~~~
うーーーーーーーーーん
えーとね。「サスペンスの刑事モノは、オチも含めて説得力は一応ある」
んだけど
コレは・・・説得力無しだったんだな
ある冬の日の隅田川に、1人の男の他殺体が浮かんでいた。
定年を2ヵ月後に控えた現場の刑事、滝口と出世を望む26歳の巡査部長、片桐。
被害者の、小さなラーメン店の店主である中年男の捜査を始めた。
借金まみれではあるが、殺される理由が見つからない被害者について、
滝口は「もう1つの理由」があると言う。

それは、昭和43年に起こった、いわゆる『三億円事件』に、
今回の被害者が関わっていたというものだった・・・
うひゃーーーーーっっ どっかーーーーーーーーーん
さっくり言うんかーい?!?!?!
初っ端に言うんかーーーーーーーーーーーーーーーーー
昭和43年の三億円事件その裏には、本当は何があったのか…
事件から30数年後の、ベテランと若手の2人の刑事を描く物語。
日本の未解決事件としては、最も有名な事件を題材に作られた、
良くも悪くも、典型的な日本の(2時間?)刑事ドラマ?????

若い刑事が狂気に駆られていく・・・その辛苦は????
えーーーっっっその心情の描き方!!雑っっっ。雑っっっ。
観ていてムカついたのが、意味の無いラブシーン&ベッドシーン。
そこに来て・・・「おじ様おば様エイジ」のベッドシーン
そんなのを 大画面でどーんって・・・ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ 
そんなのいらんから!!!!!!もっともっと登場人物たちの
エグい グローい「心理」が欲しかったわ
話の進め方も、サス劇を観ているようだったしな~
滝口(奥田氏)とコンビを組む所轄の刑事・片桐慎次郎(渡辺大)
いきなり聞かされた話の内容や資料を頭から信じてしまうのだけど
刑事ってそれでokなのかしら?!?!
で、もっとも突っ込み所なんだけど
この「片桐」って人はどういうキャラなんでしょうか?!?!という
キャラの片鱗とかがあんまりよー解らんかったりする
元ヘルス嬢の津村多恵子(川村ゆきえ)と同棲中。という設定の片桐
なんか、あれあれあれまーまーって思ってると
三億円事件秘密を暴こうとする刑事2人と彼らを防ごうとする警察組織
これがまーーーそのぉ・・・イタイ盛り上がらん


警察内での陰謀の部分。エグってくれれば良かったのになぁ
初っ端に重要なコトを さくーーーーっとバラしといて説明が無い
たた単に老刑事の思い込みで強引に引っ張って行く
犯人も途中バレバレで。
中途半端だった「初恋」よりも良いかな~と思いつつ
ミステリー作品のカテゴリーなんだけど
謎なのに謎じゃなぃっていう・・・お話だったわ



ロスト・イン・トランスレーション

2010-07-15 | ら行の映画

監督:ソフィア・コッポラ 
出演:ビル・マーレイ スカーレット・ヨハンソン ジョヴァンニ・リビシ
アンナ・ファリス マシュー 南 田所豊 林文浩 竹下明子
公開時コピー
人生の折り返し点、なぜか寂しい
トーキョーで君に会えてよかった。
幸せ なはずなのに、ひとりぼっち
トーキョーであなたに会えてよかった。

名監督フランシス・フォード・コッポラの娘、ソフィア・コッポラ監督のユーモア溢れるドラマ。
主演は「ゴースト・バスターズ」のビル・マーレイと 画家フェルメールの歴史を描いた「真珠の耳飾りの少女」の主演スカーレット・ヨハンソン。
あらすじ
ハリウッドスターのボブはサントリーウイスキーのCM撮影のために東京にやってくる。
ホテルに到着して歓迎を受けるが、彼が真っ先に受け取った FAXは息子の誕生日に立ち会えないことへに対する妻からの抗議だった。
同じ頃、カメラマンの夫に付いてきたシャーロットは仕事で忙しい夫に構って貰えず
孤独な時間を過ごしていた。
時差や日本の撮影に馴染めず不安を感じて眠れない2人は、ホテルのバーで顔を合わせるようになり、言葉を交わすようになる。

「本物」の日本、そして東京ロケを敢行。
2人はあくまでも日本に住みに来たのではなく
一時的な滞在なわけで孤独感は外国に来てしまったことよりも
少し口うるさい妻から離れてしまったことや夫に構って貰えない寂しさじゃないかな~
日本の描き方は些かステレオタイプだったりするけど
それは2人の目から見た東京そのものなのね

コメディタッチではあるけれど、柔らかい感じの映画で見終わった後が爽やかな感じ
そんな感じのする作品だったな

レモニー・スケットの世にも不幸せな物語

2010-07-13 | ら行の映画
「世にも不幸なできごと」の実写映画化

富豪のボードレール一家の3人姉弟は幼いながらも賢く仲がいい。
長女は発明の天才で
その弟は桁外れの読書家
末っ子の妹は何であろうと一度噛んだら離さない赤ちゃん。
幸せに暮らしてた3人
ある日自宅が火事になり両親が死亡、莫大な遺産を目当てに後見人になろうとする
オラフ伯爵(ジム・キャリー)に狙われることになる。


特殊効果や豪華な衣装、セット……とにかくお金をかけたファンタジー超大作
3人の個性的な子供たちにふりかかる災難
彼らがそれをうまい事くぐりぬけていく様子
その災難てのは、悪役のオラフ伯爵があの手この手で
彼らの遺産を横取りするために起こしている。
3人の子供たちの方が常に上手
地団太を踏むのは伯爵
メリル・ストリープやジュード・ロウ、ダスティン・ホフマン

恋愛小説家

2010-07-13 | ら行の映画
監督 ジェームス・エム・ブルックス
メルヴィン ジャック・ニコルソン
キャロル ヘレン・ハント
画家 サイモングレッグ・ギニア
画商 フランク キューバ・グッティン
ヴィンセント スキート・ウーリッチ
ベッツ医師 ハロルド・ライミス
精神科の患者 キャスリン・モリス

ニューヨーク、マンハッタンの高級アパートで一人暮らしをする作家メルヴィン
偏屈オヤジの典型・・・
隣に住むゲイのカップルとは喧嘩が絶えず
石鹸は一回使ったら捨て、行きつけの食堂には衛生上の理由と称し
プラスチック製の使い捨てフォークとナイフを持参するのに
食べるものには脂肪がたたっぷり
忙しくて息つく間もないウェイトレスのキャロルにつっかかる。
隣人が怪我で入院
病気の幼い息子を抱えるキャロルがブルックリンの自宅に近い職場に移った
このオヤジ 人にはない本領を発揮する


「You make me wanna be a better man.」
いろいろな問題を克服して最後は2人がようやく結ばれる
攻めたり引いたり、不器用さが大変かわゆい
子供っぽくて不器用で 単純で 直情的で
こんな男の人って 実はとってもチャーミングなんだね

この年のアカデミー賞はタイタニックが総なめ
この作品が 主演男優賞&主演女優賞のダブルは凄い

恋愛睡眠のすすめ

2010-07-13 | ら行の映画
監督 ミッシェルゴンドリー
ステファン ガエル・ガルシア・ベルナル
ステファニー シャロット・ゲンズブール
ステファンの母 ミュウ・ミュウ
エターナルがダメだったのよね~
夢に逃げたり、ひねくれたり
中身はごちゃごちゃで完結もしないけど
間違いなく病気なので現実のハッピーエンドはふさわしくない。
おそらく彼は夢想世界の永住権を得た
ダンボールと布で作ったアニメーションはレトロチックで素晴らしい。
美術さん凄い~
ネタバレ
良く言えば、想像力溢れたコミカルで愛すべき純愛映画。
 悪く言えば、子どもじみた恋愛観を持つ未熟な男のストーカー映画


決まった♪

恋愛適齢期

2010-07-13 | ら行の映画
監督 ナンシーマイヤーズ
ハリー・サンボーン ジャック・ニコルソン
エリカ・バリー ダイアン・キートン
ジュリアン・マーサー キアヌ・リーブス
ゾーイ・バリー フランシス・マクドーマンド
マリン アマンダ・ピート

サングラスから眉を覗かせるジャックニコルソン
かーわーいーーんだから~
歳取っての恋愛もそんなに醜くないと希望
年寄り2人の愛の育み方は共感できたしみていてすごくほほ笑まし
びみょーーに ネタバレ
50代版ブリジット・ジョーンズの日記」




『RENT』

2010-07-08 | ら行の映画
キャストはブロードウェイ版とほぼ同じ、演出を担当したのはクリス・コロンバス
AIDS、ゲイ、レズビアン、貧困、さまざまな事情を抱える
ニューヨークはイーストヴィレッジの若者たちの、
1989年のクリスマスイブ から、1990年のクリスマスイブまでの1年間を追った物語
人生に対する前向きなパワー、そして愛の力で、全編ポジティブ
メチャ歌が上手い!大迫力!
"seasons of love"
ぐっと引き込まれる
ブロードウェイ版で、オープニングで主要キャストがステージで一列に並び
この歌を歌うとか


素晴しい
ストーリーも素晴しい
キャストも皆とても魅力的


「RAILWAYS レイルウェイズ

2010-07-08 | ら行の映画

 

49歳で電車の運転士になった男の物語

ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズのROBOTが贈る。

筒井肇 中井貴一

高島礼子 本仮屋ユイカ

三浦貴大

介護ヘルパー宮崎美子

奈良岡朋子ほか

筒井肇(中井貴一)は、一流電気メーカーに勤める49歳のエリートサラリーマン。

取締役への昇進も決まり、会社での立場は確立したが、家庭を顧みない肇から、家族の心は離れ

経費削減の為、親友が工場長を務める自社工場の閉鎖を伝える役目を言い渡される

工場長に工場の閉鎖を命じ・・・ エンケンがーーっっっ

それと同じ頃、島根県で一人で暮らす母(奈良岡朋子)が倒れる。

そして彼は「自分らしく生きること。」を実行し、手に入れる

運転士になるための冬の訓練中の、人が吐く白い息だけCGを使用し、それ以外はすべて実写で撮影されたとかで・・・松任谷由実が歌う主題歌「ダンスのように抱き寄せたい」

これ、地見だったし、電好きじゃないんだけど

なんかこー「ザワザワしている日々からの脱出」って感じで良かったな~

「好きなことをやりなさい。それが一番の親孝行」

これって永遠の「心の支え」だよな~


リトル・ミス・サンシャイン

2010-07-07 | ら行の映画
リトル・ミス・サンシャイン

機能不全に陥った家族の再生を描くロードムービー。
ヘロイン中毒でポルノに目が無く、口の悪いおじいちゃん=グランパ、
講習会を開いても客は入らず、出版社にもまともに相手にされない父=リチャード、
家族をまとめようと奔走する、家族の中ではまともだけど煙草が止 められない母=シェリル、
ゲイの恋人に振られ、自殺未遂を起こして学者の職を失った妻の弟=フランク、
空軍士官学校に入学するまで一切の 発話を絶ってしまった長男=ドゥウェイン、
ぽっちゃりのメガネっ子ながら、子供ミスコンで優勝することを夢見る女の子・オリーヴ。
そんな 凸凹家族が、オリーヴがミスコンの「リトル・ミス・サンシャインコンテスト」の
全米大会に出場する機会を得、フォルクスワーゲンのミニバスで旅に 出る
徹底的なダメ家族っぷりには笑える
この家族には愛が必要なんだ、みんな愛に飢えている
とこちらは気がつく
不器用ながら、少しづつ、家族が愛を取り戻していく
家族は、憎まれ口を叩きながら、それでも、みんなでバスを押しながら、
ひとつの行き先、ひとつの形に向かって走り続ける。
そして
アラン・アーキン、グレッグ・キニア、トニ・コレット
皆が皆 とても素晴しい
ドゥウェインを演じたポール・ダノ
とってもこのキャラクターに「ど真ん中」というか

映画館で 声を出して笑うのは
とても素敵なのだ(*^-゜)vィェィ♪

『リトル・ランナー』

2010-07-07 | ら行の映画
50年代、病床の母のため、ボストン・マラソンに挑んだ14歳の少年が起こした
奇跡の物語。14歳の少年が起こす奇跡
主人公のラルフは、熱心にマラソンの練習に励む
タバコは吸うわ酒は飲むわプールの水道管でオOニーはする
アンチ・ヒーロー的なヤツなんだよね
ラルフ少年が、昏睡状態に陥った母を目覚めさせるためにマラソンに挑む。
それがミラクルを起こす
科学的なトレーニングが存在しない時代の話
ラルフが快挙…根拠が