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Said the one winning

映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

ロボジー

2012-01-21 | ら行の映画


監督:矢口史靖
出演:五十嵐信次郎、吉高由里子、濱田岳、川合正悟、川島潤哉、田畑智子、和久井映見、小野武彦

 『ウォーターボーイズ』 『ハッピーフライト』などで人気の矢口史靖監督がメガホンを取った、頑固なじいさんとロボットをテーマにした爆笑コメディー。弱小家電メーカーの3人組が 新型ロボットの開発に失敗し、その場しのぎで中に老人を入れてロボット博に出場したことから巻き起こる騒動を描く。一躍人気者になってしまうロボットの中 の老人を、ミッキー・カーチスが新人俳優・五十嵐信次郎として好演。共演には『蛇にピアス』の吉高由里子、『鴨川ホルモー』の濱田岳ら多彩な顔ぶれがそろ う。

ストーリー:弱小家電メーカー、木村電器に勤務する小林、太田、長井の3人は間近に迫る ロボット博での企業広告を目的に、二足歩行のロボット開発に奔走していた。しかし、発表直前の1週間前にロボットが大破してしまう。慌てた3人はとっさの 判断で、一人暮らしの頑固老人・鈴木(五十嵐信次郎)をロボットの中に入れて出場したところ、鈴木の奇妙な動きが絶賛され……。

あーららったらロボットの中に入っていたのは・・・
おじーちゃまなんて素敵

はい。木村電器のダメ社員3人衆といえば
小林サーン(濱田岳)太田サーン(川合正悟)
長井サーン(川島潤哉)


社長の木村サマ(小野武彦)ったらミッションしちゃったよ
お主建ち!二足歩行ロボットの開発じゃあぁぁぁ!!!!
トリオ・ザ・ダメンズよっしゃやるぜ~~
ロボット博の一週間前・・・ロボットは形になった
こちらのロボット様の、お名前“ニュー潮風”である

じゃじゃーんニュー潮風だよーーーん
出来たぞ すげーぞ ^(*ノ^ー^)ノ☆パチパチ
ところがどっこい難はふりかからずば起きてしまったヾ(゜0゜*)ノアレアレー
大変っっビルから転落させて大破だよ
窮地に追い込まれた3人サマ。
考えたのはロボットの中に人間を入れて誤魔化す計画
ロボットの中へと入るのは独り暮らしの老人・鈴木重光サン

架空のオーディションで探し出してしまうヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

うーん。良い考えだと思うが、やっぱり難アリアリ
鈴木がロボット博で調子に乗ってしまった
このロボット
の中・・・演じる五十嵐信次郎
はい?
他人のそら似?いやそれとも????
73歳のシンデレラボーイ
歌手に高座に俳優とご活躍の御方
ミッキー・カーチス氏であるのだ(*^-゜)vィェィ♪

さて。この鈴木サマったら
「老いては子に従うのであーる」なんてのは何処に?
何だ???と真逆ぶっ太頑固者街道を行く
偏屈じーサマ
老人劇じゃオレサマが主役じゃなきゃ嫌だいっ
御孫サマ達にだってモテたい認めて欲しいのぉ・・・

 そりゃ勿論老人仲間にモテてぇっす。
ちやほやぷりーず♪
お調子ぶっこくーの図に乗りーの

でもね。そんなオレ様じーちゃんも御自分の行いにしょげるよ
ロボットオタクで“ニュー潮風”へ本気愛の佐々木葉子さん
たまたま会場にいた葉子サン倒れかかった柱の下敷きに
ニュー潮風が、佐々木を引っ張って、無事だったよ


演じる吉高由里子さん。
実にお可愛い しかもイケてる とてもキュート
も~素敵な「オタクっぷり」を演じておられる
むふっむふふっむふふっ 彼女だから良いのだ



さてさて・・・難はまだまだあるのであった
it's one day only
1日限りのオヤクソク
社長サマったら!!!!!!
でっかく出ちゃったんだもんなぁ

よし 駅前でお披露目する!!!
って 待てヾ(-д-;)ぉぃぉぃ待て話が違うっっ
トリオ・ザ・ダメンズ社員は
うーん・・・ま・その「再度、頼みます
鈴木じーチャンへと、お頼みするワケ

・ うおぉぉこりゃワジじゃっっ
・ テレビのニュースで見たのアレはワシが入っておったのじゃっ
 わしは怒りmax  
 かーっ全部暴露しちゃるわいっ


そして・・・コトは作り上げてしまうかなと

鈴木じーちゃんも、勿論 ご承知のコト

ニュー潮風が公園のトイレに駆け込んじゃったり・・・

やーん。竹中サマ
そりゃもー何だかんだあったけどさ
うんそうだよね。
4人」で そうなんだよね



蛇足 
今の自分が現実
こういう「未来」を夢に描いても良いじゃない?
人が夢を見るから「儚い」なんて勿体無いよね
この後は「どんなかな」って思うのも夢


リアル・スティール

2011-12-23 | ら行の映画


監督:ショーン・レヴィ
出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス

スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のヒュー・ジャックマン主演で手掛けた、ロボットとの出会いを通じて親子のきずなを描く感動のストーリー。ボクシングの主役が生身の人間からロ ボットに移行した時代、リングにすべてを懸けた父と息子の起死回生のドラマを描く。監督は『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。心が通い合わない父と息子が遭遇する奇跡の物語と、圧巻の格闘技ロボットたちの熱い戦いぶりに引き込まれる。

ストーリーかつて優秀なボクサーだったチャーリー(ヒュー・ジャックマン)は妻子と離 れ、ただ自分の夢だけに没頭してきた。だが、西暦2020年の今では人間に代わり、格闘技ロボットたちがボクサーとして活躍していた。ある日、どうにかロ ボット格闘技のプロモーターとして生活していた彼の前に、母を亡くした息子(ダコタ・ゴヨ)が姿を現わし……。



リチャード・マシスンの同名の短編小説「四角い墓場」



現在から約9年後の世界
人が対戦するボクシングに代わり、ロボット同士が対戦する
"ロボット・ボクシング"が盛んに行われ
るワケで
ボクシングってのは映画と相性が良いんだよね
このロボット・ボクシング 燃える
いや~ ボクサーには萌える(ボクシング大好きだし)

コントローラーを持った人間がロボットを操縦させて戦う
ってゲームみたいと思わないで
めっっっちゃ
大迫力で面白い!

かつては世界ランカーのボクサーのチャーリー・ケントン
演じるヒュー・ジャックマン やばい めちゃ好き

人間同士がボクシングをしていた最後の世代の彼
チャーリーに、いきなり息子だって言って現れたのが

11歳のマックス・ケントン 演じるダコタ・ゴヨ

死んだ妻の妹演じるホープ・ディビスはといえば
マックスの親権を譲ってほしいってさ。
そんじゃ「金をくれよ」ってダメパパ
大体、今じゃ格闘ロボットのトレーナーで細々と生計を立ててるし・・・
多額の借金に追われる生活を強いられているし・・・そこに来て

カモ登場ってんで、10万ドルで親権を譲ってしまう。
ただ、義妹夫妻は養子に迎入れる準備のために2か月だけ
マックスをチャーリーに預けイタリアに戻った。


さぁ。金は入った、made in japanロボットを入手

チャーリーの元にやってきたマックスは、自分を金で売った父に反発
が、目の前にあるロボットに目を輝かせるワケだ
流石 男の子、父と子は「男」の世界に共通してるのか
なんとま~カエルの子は・・・である
チャーリーよりも上手に操作ができた。
このロボット、名前を「ノイジー・ボーイ」
何故か胸に「超悪男子」と漢字のデザイン
ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
これまた反応はといえば・・・日本語のみって 
やっぱ、
この時代も高級マシーン=日本製の図式なんだろうかね~
The Steel Samurai 兜スタイルなんてイケるじゃなぃのっ

んがっ このノイジー・ボーイもチャーリーの操縦ミスで
対戦ロボットに破壊される

あぁ借金はダルマ、増えるのは夢なら良いが・・・
新しいロボットを買うだけの資金なんざ、無い
ある時。ロボット廃棄場で部品を探していたチャーリーとマックス
発見!!!!!!!土に埋もれていた一時代古いロボット
ATOM 」である

ATOM。スパーリング専門ロボット
それは操縦者の身体の動きを真似る「シャドウ機能」なるコトでで動く
例えばブレイクダンスをするATOMもその通り踊る。ってワケね
人気者になっちゃったATOM達。


よっしゃ!
チャーリーも自分の持っている技術をATOMにたたき込む
試合も勝ち進んでいく。

そう。父と息子は、男と男の血と繋がりなのだ
ついに絶対王者のゼウスに挑戦するまでに至った


ゼウスとの戦い
それは「ロッキー」なのだ 
勝ち目のないチャンピオン相手への挑み向かい合う
傷ついたもの達
ただロボットには「傷」は「傷」でしかないのに
命の宿るものである
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
ATOM可愛いっっっ
ぐひゃーーーATOM行け~~~
って もう ATOM応援しちゃったり
チャンピオン・ゼウスったらヤバイぐらい素敵なんだもん
このロボット・バトルを楽しんじゃった私
もう 心の中で「ワン・ツー・・・ うっをー」
ダウンして立ち上がる
もう「うわーん ダメそこ!!!!」
「おりゃぁぁぁぁっっっっっ」ってなっちやったり

 

立ち向かう事は難しい。闘志だけでは何も変わらない
ただそこに「きっかけ」があると行動できる


父と子の関係。ダメダメ親父に対して失望してたのに
やっぱりオヤジの背中を追って、求めてるんだ~


チャーリーの過去っていうか 
うん・・・予想どうりだけどさ

ロボットバトルを親父と俺は一緒にできたんだぜ
あの、ダメダメバカ親父と俺。離れてたけど
しっかり2人で、やりあったんだぜ
って・・・そういうので良いのよっ

チャーリーとマックスの間にロボットが入って
2人で行動して、徐々に親子の関係を取り戻して・・・

王道だから良い
単純明快、ベタで、王道、ラストも想像通り

People's champion... sounds good to me!

 
 
蛇足
ヒュー・ジャックマンにkiss you








 




 


RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ

2011-12-03 | ら行の映画


監督・蔵方政俊
キャスト 三浦友和 余貴美子 小池栄子 塚本高史 中尾明慶
吉行和子 仁科亜季子 清水ミチコ 立川志の輔
米倉斉加年  西村雅彦

 富山県の富山地方鉄道を舞台に、1か月後に定年を迎える運転士と、夫の人生を支えながら も自分の今後の人生について思い悩む妻の姿を描くヒューマンストーリー。シリーズ第1弾『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の助監督を務めた蔵方政俊が監督デビュー。主人公の運転士を三浦友和、妻を余貴美子が演じる。富山県ののどかな風 景をバックに展開する温かみあふれるストーリーに、胸が熱くなる。

ストーリー42年勤めた富山地方鉄道を1か月後に定年退職する滝島徹(三浦友和)。運 転士の父親が倒れたことからやむなく同じ職業に就いた徹だったが、現在は誇りを持って自身の仕事に務めていた。一方、彼を支えてきた妻・佐和子(余貴美 子)は、がん検診で再検査となったことをきっかけに、自分の人生を見つめ直し始める。

鉄道と運転士。そして家族。静かに守るように

三浦友和 演じる 滝島徹富山地方鉄道で35年間無事故無違反
定年を1ヵ月後に控えるベテラン運転士。
その妻 佐和子演じる余貴美子 元看護師。母のガン介護が為に退職
以来専業主婦 


第1作の島根県出雲の一畑電鉄 バタ電
今作は、北アルプスを望む富山地方鉄道

60歳に近くなる・・・
では リタイアし30~40年。人生の跡始末だけ?
では 第2第3の人生を「リスタート」する?
 男女迷いは同じらしい

鉄道マンとして、積み上げてきたキャリア
妻を労るのは思いやりと考える夫。
家族の為に頑張ってきたと信じていた
妻が求めるのは夫の理解。
これからは自分のために時間を使いたい彼女

彼のリタイア迄1カ月。
運転士の滝島は、妻の佐和子から
看護師として働きたい」と言われた。

ほーら来た余来たよ 頭ごなしに反対する彼

あなたがそう来るのは解ってるわよね
妻は強行・・・家出。やれやれ離婚届も指輪も残して行ったぞ

 30年以上無事故無違反を続けた滝島
新人運転士 
小田友彦 演じる 中井慶明の指導担当になった。

無駄口一切ゼロ 
でもね。その言葉とても素晴しい「彼の誇り」が詰ってる
運転士の質にはとっても大切 重要なものばかり
・・・ルールとパーフェクトを優先


うーん・・・けど。待ってその性格。



家族から退屈!!!融通が利かない!!!!って思われてる


滝島の心にググッと刺さった言葉がある
同僚 曰く
 夫婦円満の秘訣。ケンカの時に、まず己に原因がないか省みる
おぉ!夫婦円満ならぬ人間関係の秘訣にも通じるコトだ


さて。
三行半を突き付け家出強行の佐和子サン
もしかしたら・・・滝島が折れるかな~と期待して


まったくもぉ御2人サン!!
もどかしくってじれったいんだからっっっ
「妻の言う事を理解して・・・ちょっとだけ傍らへ寄って」
「旦那様に本当の理由を、ちゃんとお話してあげて」
なーんて。そういうコトが出来たら
 ここまで悩むコトは無いものね


でもね。慣れて使い古されたモノこそ愛情と魂が染込んでる。


やり合っても、やっぱり「夫婦」
その証拠は、
落雷事故の時にもあったね

 2人。冷めたていたのは愛の温度。
あー言ったこー言ったってスレ違うのも愛情がある証拠。
2人 似てたんだ

お互い愛着があって使い込んだ古道具みたいに慣れてて
そこには、2人にしか通じ合わない愛情と魂があるのよね


徹の最後の走り
車窓は
富山の景色
42年間の走馬灯の如し
さてさて そこには佐和子サンが素敵な笑みを浮かべてた
 徹サン。照れる証拠は愛しいってコトだね





我家の庭をデザイニングして一緒に実行した若き女性がおられる
彼女の御実家は富山県。それも分家とはいえ石田家の一族
富山のお話を伺い、盛り上がりまくりであった
旅 大好きの我家はといえば、富山へ2度 旅した
ローカル電車に揺られつつ
地元味を楽しんで、富山の景色に盛り上がり
今作品でも、観た景色だね~と盛り上がったのであった




蛇足 16010形のレトロな車輌(レッドアロー号) せんぬきが付いてるはず
   かぼちゃ電車
   だいこん電車
 富山ライトレール


 

 


 


ラビットホール

2011-11-07 | ら行の映画

 



監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル 
出演:ニコール・キッドマン/アーロン・エッカート/ダイアン・ウィースト/タミー・ブランチャード 
   マイルズ・テラー/ジャンカルロ・エスポジート/ジョン・テニー/サンドラ・オー

わが子の命を奪った少年との交流を通して悲しみを乗り越えようとする母親を、ニコール・キッドマンが演じる感動の人間ドラマ。ピューリッツァー賞受 賞の戯曲を基に劇作家のデヴィッド・リンゼイ=アベアー自身が脚本を手掛け、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル 監督が映画化。共演は、『サンキュー・スモーキング』のアーロン・エッカート、『ハンナとその姉妹』のダイアン・ウィースト。絶望の中でも前向きに生きよ うとする女性を体現したニコールの繊細な演技に魅了される。

ストーリー郊外に暮らすベッカ(ニコール・キッドマン)とハウィー(アーロン・エッ カート)夫妻は、愛する息子を交通事故で失った悲しみから立ち直れず、夫婦の関係もぎこちなくなっていた。そんなある日、ベッカは息子の命を奪ったティー ンエイジャーの少年と遭遇し、たびたび会うようになる。

幼子を亡くした夫婦の痛みと向き合う舞台劇が原作。
唐突にうさぎの穴は、別世界にはまったような人の姿に
悲嘆も怒りも混乱もあくまで繊細に掬う。
深刻さの縁にまぎれ込む笑いに生きることの真正さが匂い立つ。


悲しみを見せようとしない完璧主義のヒロイン
ニコール・キッドマンの演じる
 
キャリアウーマンであった美しく賢いベッカ
8ヶ月前に交通事故で幼い息子を失った主婦である
 なんとかしてこの世界から開放できれば・・・


 夫と、妻。 息子の死に対する受け止め方の違い
「息子の全てを捨てたい」と思う彼女と
「息子との思い出を見聞きして悲しみを持つ己と向き合おう」
という夫

 この受け止め方の違いは互いの「溝」と化す

夫は夫で・・・


 セラピーのメンバーの女性と 接近中だったのである


彼女の行動は他者との関係をおかしくしてしまう

 
 

wierd
   なんかズレてる。びみょーに変だわ
    

妊娠した妹に遺児の服を贈ると実家を訪れる。
母や妹の気遣いを尻目に・・・
子供の服代もバカにならないから、きっと感謝するわよ
言葉の端々に優越感が滲む。
長屋みたいな母の家。だらしなく散らかるキッチン。問題児の妹。
描写の細々しいのもチェック



ヒロインの過去、悲しい世界感がゆっくりと溶けほぐれていく

 
偶然、事故の加害者である少年を見つけた
 彼女が、少年といる時の穏やかさ
安らぎ???
何故????彼女にとって 憎悪そのものの塊りだと思う
少年とのやりとり。そして彼女の・・・


「ラビット・ホール」は またしてもそこに存在していた
その穴の中では 濃密に流れていく時間
 悲しみは、遺品を片付ける事で治め様とする彼女に
無教養な母の言葉が 響く

「悲しみはいつまでも続いて、けっして無くなりはしないの。 大きな岩がポケットの中の小石になるみたいに・・・それは、残り続けるわ・・・でもそれはそれで・・・・」
母 演じる ダイアン・ウィーストの言葉は
なんと素晴しく 重く 「生きてきた証」の言葉だろう
涙涙の心に響く言葉である

穏やかに語るダイアン・ウィースト
綺麗ごとじゃない。彼女の人生の糧からの言葉なのだ
あぁ・・・もうダメ 涙はぼろぼろ化である

母は 間を置く
「いいの。」
そう。 私だけでは無いのだった、母もまた同様のコトがあったのだ
母も同じように、かつて息子をドラッグで亡くしたのだ


ベッカは、卒業パーティーへと向かう少年を見た
あぁ・・・
彼にも、ちやんと将来があるのだ
彼には彼の持っている「小石」があるのだ
それは彼の生きている世界で、私の世界とは違うのだ



ブラック・ホールは底知れない喪失感と自己の迷い
「穴」を巡る旅へ
 失ったモノや失ったコトを確認しつつ
迷い迷って迷う足取りで自分の小石を蹴って握って
心は穴を巡る

夫は留まった

心の穴は、闇の中
時間とともに背負っているものも溶けつつ

事実。辛い時の真っ只中にいるのは、その人自身だけ
その辛さを共有して共有の世界にするコトは出来ない
這い上がって、浮上してくるのも「その人」
そういうコトが出来ちゃう人って信用できないけれど
悲しみや苦しみって分かち合うのではなく
ヘルプ~手助けは出来る
自分の事を言っちゃうけれど やっぱり今の自分って凄く辛い
この辛さ、精神的井戸掘りしまくってるのは私で
なんやかんやと気晴らししたりとか、気分転換に繋がるのって
周囲の人達からの手助けが多大

蛇足
 ぐはーーーっっっ アーロンも上手い
 
 時間はかかるけれど前向きに
  「穴」から出る時は少しずつ先に進んで微妙に上昇

 


ラスト・エクソシズム

2011-10-11 | ら行の映画

監督: ダニエル・スタム
キャスト パトリック・ファビアン  アシュリー・ベル  アイリス・バー
ルイス・ハーサム  ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

エクソシズムのまやかしを暴こうとした牧師とドキュメンタリー映画のスタッフたちが、思いも寄らぬ恐怖に巻き込まれるホラー映画。『ホステル』の監 督や『イングロリアス・バスターズ』への出演で知られるイーライ・ロスが製作に名を連ね、ドイツの新鋭ダニエル・スタムがメガホンを取る。悪魔の存在を否 定するカリスマ的な牧師を、『理想の恋人.com』などのパトリック・ファビアンが怪演。二転三転する展開と衝撃のラストまで目が離せない。

ストーリー:牧師のコットン(パトリック・ファビアン)は悪魔払いを何度も行ってきて、 地元では有名人。しかし、実は悪魔の存在を信じておらず、儀式自体をある種のショーと考えており、実際には何の効果もない詐欺行為を繰り返していた。その ことを暴露しようと考えていたコットンはエクソシズムの真実を追うドキュメンタリー映画に協力することにし、悪魔が取りついているという少女ネル(アシュ リー・ベル)に、いつものように偽のエクソシズムを行うが、想定外の恐ろしい超常現象が起こり……。

起こり・・・
おぉ!イーライ・ロスでござる

なんつーかまー 
コットン牧師ってなんだかなぁ・・・
大体さぁ 
エクソシストってカソリック教会の言葉で
「神父が」行うってコトじゃん???
なのに 何故プロテスタントの神父がするんだ????

さてさて。
この
コットン牧師って過去47度も悪魔祓いしてたの
そして 
悪魔なんかいないやいっっっって断言しちゃってるわけ
こんな仕事が嫌だーい ってコト
実は 
信じなくなった理由は 
自分の息子
息子が大病して、医学が息子を治癒した為

 
Σ(´・ェ・`||)ぇぇ!!?? 

信者とかの前で十字架から煙が出るようにしちゃったり
 
ワイヤーで家具まで動かしちゃったりしてトリック化
とうとう カミング・アウトした神父

すみませんでした↓↓( ̄人 ̄|||) 金の為にやってるのだ 

そして 48回目の「The Last Exorcism」 最後の悪魔祓いを行うコトになった
依頼者はルイジアナ州の田舎に住む牧場主
そこで彼は使命が1人の少女と、その一家を救わなければならない
のである

今までの「我 愚行 之 反省すべし」
自分を悔いて
 
TVカメラクルーを同行させ
その行いを撮影しようという

イザ ルイジアナへ

儀式の一部始終を記録

そこで
不可思議な現象がコットンたちを襲い
Σ(`Д´ノ)ノ ヌオォ!!  考えを改めなくてはならぬっっ
   「神は存在するのじゃっっっっ」
となった神父だったのである。

えーと・・・
一種のフェイク・ドキュメンタリー
ってコトで
ある一本のビデオテープが・・・」で始まるし

音楽まで 入っちゃってるよぉぉ
手ブレ ブレブレは 
カメラマンがけっこうビビリだから機材が・・・なんじゃんか
単にロリコンじゃんかー

オチは 本編の必要が無いじゃんかーーーーー

やれやれ ┐(@ఠдఠ◎)┌やれやれ ┐(@ఠдఠ◎)┌
なんて 突っ込みしちゃったりして

ま。「ホラーってぇぇんっ 観たコト無いのぉぉぉんっっっ ぶりっ」
って人には 良いかも???

蛇足 やっぱりお決まりポーズ エビ反り 
    反ってる~~~~


 



   


RED/レッド

2011-01-30 | ら行の映画

監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、メアリー=ルイーズ・パーカー、ブライアン・コックス、ジュリアン・マクマホン、リチャード・ドレイファス

ブルース・ウィリスにモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチら大物俳優たちが集結したスパイ・アクション・ムービー。今や規則正しい引退生 活を送る元CIAのエージェントが、ある襲撃事件をきっかけにかつての仲間たちと伝説のチームを再結成する様子を生き生きと描く。メガホンを取るのは、 『フライトプラン』のロベルト・シュヴェンケ。リタイアしたものの、かつてはすご腕のスパイだった彼らの華麗な技に見ほれる。

ストーリー:元CIAの腕利きスパイ、フランク(ブルース・ウィリス)は、心静かに引退 後の日々を送っていたが、ある日突然何者かの襲撃を受ける。調査の結果、背後にCIAが絡んでいることを割り出した彼はかつて苦楽を共にした仲間たちを招 集。フランクの元上司のジョー(モーガン・フリーマン)や、元イギリスの元MI6諜報部員のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)ら引退した超一流のスパイたち が続々と集まる。


“RED”というのはRetired Extremely Dangerous(『引退しても超危険人物』)の頭文字を取ったもの。ウィリスも出演していた「エクスペンダブルス」に似ている所もあるが、こちらは作 戦を立てると言う頭脳を持ち合わせている分、殴る蹴るのバトルアクションは控えめだ。
それでもウィリスの超人的カーアクションや銃さばきは見られる。
何し ろオープニングが派手。

開始10分であれだけの銃弾・火薬を使う映画も凄過ぎる
いや。
出演者達も凄過ぎる



ブルース・ウィリス演じる かつて凄腕CIAエージェント・フランク
引退後は年金ライフで楽しみっちゃー 
年金係のサラ演じるメアリー=ルイーズ・パーカーとの℡トーク

アナログ電話にて囁く言葉は・・・
小切手が「届いてないな」ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ

現CIAエージェント クーパー演じるカール・アーバン
がははははははははははははははは
好きなんのよ~ん私
老いぼれと甘く見ていた“RED”たちに逆に翻弄させられる。
そして自分の仕事に疑問を持ち始める…。



以前の仲間・ジョー演じる モーガン・フリーマン
現在 老人介護施設在所、肝臓がん現役真っ最中

出たっっっっっっっっっっ 我激愛のっっっ

ジョン・マルコヴィッチ 演じる マーヴィン
人体実験か゜為、11年間LSD打ち続け中 おかげでぶっ飛びな頭
極度の被害妄想を持ち、穴の中で沢山の銃器に囲まれ生活しているちょっとイカレた男

いやん 最高^(*ノ^ー^)ノ☆パチパチ

敵のロケットランチャーを拳銃で撃ち落としちゃったりする姿には
萌え~~


MI6のヘレン・ミレン

園藝をたのしみながら、悠々自適

さてさて。かつての仲間たちを集め伝説のチームを再結成
それがまた ハデな銃撃戦だのバズーカやロケットランチャー
おっさん おばさんが過激にぶちかまし

これがまたまたスカーーーーっっとする


ちょーーーーーーっっ かっちょええ~ヘレン・ミレン
ネルソン・マンデラ大統領とエリザベス女王が並んでマシンガンを撃ちまくる…!

元MI6のヘレン・ミレンは、愛したのは旧ソ連のスパイ演じるブライアン・コックス

ここらへん ( ̄一* ̄)キランとするしっ

そしてなんつってもマルコビッチ様様様
ブタちゃん”のぬいぐるみはラブリーに何時も持つ
ピンクのブタちゃんぬいぐるみにロケットランチャーヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
・・・がはははははははははははははは
爆弾を、お腹に巻いて走って来るマルコヴィッチに追いかけられたら

どんなに偉い大統領とて、だっしゅε=ε=ε= ヘ(; ̄▽ ̄)ノ速攻
逃げるっしょーがーーーーっっ がははははは

大御所達のアクションを観るのでオイシイ

セリフもなかなかユーモアたっぷりでヒニクったるジョークが

これまた盛りだくさんで楽しめた

何も考えず
ただひたすら、がーっはっはっはっはで良い

 

 

 


ロビン・フッド

2010-12-11 | ら行の映画

監督 リドリー・スコット
キャスト ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、ウィリアム・ハート、マーク・ストロング
ダグラス・ホッジ、ケヴィン・デュランド、マックス・フォン・シドー

お話 12世紀後半のイギリス。十字軍遠征より帰還した貴族ロビンは獅子王リチャード不在の間に変わり果てた故郷の姿を見る。圧政を強いるノッティンガムの代官 に立ち向かうべく、ロビンはシャーウッドの森を居城とし仲間と共に戦いを開始した。最もパワフルでスピーディーなロビンフッド映画で、その古色蒼然とした 題材からは想像つかないアクション・シーンが展開される。ペン・デンシャムとジョン・ワトソンの濃密度の脚本を、これが初の大作となったK・レイノルズが ダイナミックに映像化。決して巧妙ではなく、どちらかというとプリミティブな演出スタイルだが、本作には良くマッチしている。時代考証やリアリティの不備 など語るに足らず、ロマンスあり笑いありで2時間半を一気に見せる極上の一大冒険娯楽活劇。感涙必至のスペシャル・ゲストあり。


いわずと知れた、富める者から奪い貧しい者に分け与えたイギリス中世の伝説

ィヤッホ-ィ♪ヾ(*>ω<)ノ
リド・スコ監督 やってくれた

ラスト。フランス軍との戦い 歴史モノっちゅーのはこーじゃなくちゃっ
(*^-゜)vィェィ♪ (*^-゜)vィェィ♪
と・・・
ラッセル・クロウとリドリー・スコット監督5度目のタッグ組んだ作品は
みなさんご存知の『ロビン・フッド』。
アレキサンドル・デュマやハワード・パイルが物語として書き残し
吟遊詩人によって口誦伝承されたもの・・・知らなかったわ
もちろん歴史上の人物ではない。
だが、リドリー・スコット監督は史実の中にロビン・ロングストライドを織り込み
実在のロビン・フッド叙事詩を作った。



物語は12世紀末のイングランド。
日本で言えば、源頼朝が鎌倉に幕府を開いた頃
イングランドは、内紛とフランス軍の脅威にさらされて破滅寸前



イングランドの王リチャード率いる十字軍遠征の弓の名士ロビン
演じる ラッセル・クロウ


彼の運命は王の異国での戦死と、王冠を国に届ける重責を担った騎士の死が重なり
一変する
亡き騎士との約束を果たすロビン。騎士の父より誠実さを見込まれて


息子の嫁 マリアンの夫を装って欲しいと頼まれた
マリアン 演じるは
ケイト・ブランシェット
当時。英国は女に相続権が無かった、夫が死んだら
領地は没収、彼女は放り出される 
つまり・・・現代だと 財産は着ぐるみ剥がされ離縁絶縁お家断絶ね


一方、王室ではリチャード一世の死で、弟のジョンが王の座を嗣ぐことになる
が、このジョンが愚王ったらありゃしない早速増税政策を始める。
それを影で糸を引いていたのがフランスのスパイであるゴドフリー。


ゴドフリー演じるマーク・ストロング
「ワールド・オブ・ライズ」や「シャーロック・ホームズ」の冷血な役所で強く印象を残す彼。
悪知恵の働く憎たらしい役を好演 とってもコレが上手い!!!
セクシーでハンサムな悪役がとってもイイ
悪役が徹底的にワルでないと、スカッと爽快な勧善懲悪は成り立たない。
観ている私がニクタラシーッッッッと思う憎らしさが、
マーク・ストロング演じるゴドフリーにはあった。







元々一介の射手兵だったロビン
ノッティンガムでの経験によりバラバラだったイングランド軍をまとめあげ
フランス軍に立ち向かう。
ロビンは王の横暴を封じる大憲章を王と貴族の間に結ばせ
仏軍を迎え撃つ大軍の先頭に立った




そこに白馬に跨ったマリアンが駆けつけるヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
女も男も凛々しくタフ というリドリー・スコット監督だね





負けるコトが解っていながらも逃亡するゴドフリー
狙いをつけ弓を引くロビンの鋭い目
戦い。それはイングランド対フランスの戦い


始まりのイングランドの王リチャードの十字軍遠征のシーン
迫力 凄い!!!!!
目は画面に吸い込まれちゃったし
冒頭と後半にあるこの戦闘シーン
ヴィジュアリストであるリドリー・スコット監督の独壇場
エキストラ、馬、飛び交う矢、舞い上がる炎…スペクタクルな画を撮らせたら本当に上手い。
男たちの熱い戦いと友情、隙のない演出、圧倒的なアクション、
重厚で美しい映像、リアリズム、壮大なスペクタクルと、
どこを切ってもリドリー・スコットだ。


ロバートの父ウォルターには大ベテランのマックス・フォン・シドー
顔の表情や体の動きだけで、
出てきた瞬間にウォルターが盲目であることを表現してしまう。
流石だ。

でもって、ゴドフリーの策略で、
イングランド王の顧問を解雇されるウィリアム・ハートまで出演


軽妙な剣戟モノでは無い。
肉体ガチバトル!!!


歴史~イングランドとフランスの戦争、ジョン国王の悪政、それによる貴族や国民とジョン王との対立、マグナ・カルタの 制定、十字軍遠征隊~といった史実に
女性の立場等にも目を配り
単純に弓の上手いアウトロー、ロビン・ロングスライドが
いかにしてイングランドのヒーロー、ロビン・フッドになったかを描いた
言わば 《ロビン・フッド前日譚》
史実を絶妙に絡ませてくる

そして、そこに更に重みを与えているのが、セットや美術


やがて。ロビンは、戦友たちと共にシャーウッドの森へ

ここからノッティンガムの悪代官を相手に戦うロビン・フッドの活劇が始まる・・・にしては
ちとロビンが太めだったりするんだけどね

蛇足
ウィリアム・テルはスイスの独立に貢献したと言われる、弓の名手
イタリアの作曲家ロッシーニ
オペラ。序曲のフィナーレ「スイス軍の行進」は特に有名。
ロビン・フッドはイギリスのシャーウッドの森に住む
アウトロー集団の首領


ルイーサ

2010-12-07 | ら行の映画



監督 ゴンサロ・カル
キャスト レオノール・マンソ、ジャン・ピエール・レゲラス、マルセロ・セレ
ブエノスアイレスに住む孤独な中年女性が唯一心を許すペットの猫に死なれ、失職し、ペットの埋葬資金を稼ぐためになりふり構わず奮闘する姿を描くオ フビートなアルゼンチン製コメディー。タイトルロールのルイーサを演じるアルゼンチンの著名な舞台女優、レオノール・マンソをはじめ、日本ではなじみのな い味のある役者たちが好演。どん底からはい上がろうとする中年のヒロインの姿と、彼女の心の闇が人とのつながりによって癒やされていくプロセスにじんわり 感動できる。

ストーリー:霊園での電話番とスター女優の手伝いを掛け持ちしながら、ブエノスアイレス のアパートでひっそりと暮らすルイーサ(レオノール・マンソ)。ある日、一緒に暮らす猫のティノが死に、二つの仕事も失ってしまう。ひとまずティノを冷凍 庫に入れて、埋葬費用を得るために地下鉄で小銭を稼ごうとするが……。





いや・・・そのぉ、アルゼンチンだからなのか
ちと変わったコメディーである

主人公 ルイーサ ブエノスアイレスのアパートに住む60歳の孤独な女
ネコのティノと暮らしている
お若き頃。だーりんと娘を亡くした
ルイーサが今も夢に見る夫と娘の死は、1975年5月
当時伸張しつつあった軍部の関与が想われる
現在 亡き夫と娘の眠る霊園事務所に勤め
夕方には往年のスター女優 クリスタルの家事手伝いをしている
職場とアパートをバスで往復・・・規則正しき生活スタイルである
そして。着るものは「白と紺だけ」
淡々とした生活。友でもある愛猫ティノ
ところが・・・
愛猫ティノの死をきっかけに彼女の単調な日々は崩れる
やれやれ・・・霊園の仕事は解雇。クリスタルは田舎へリタイア
2つの仕事を失う。ティノを埋葬したいのに・・・お金が無い

オフィスの置物。置く向きも決まっている「規則正しさ」

ティノの火葬費用を退職金から・・・銀行から連絡がある
彼女の「規則正しき生活」
地下鉄の乗り方・・・解らない 
エスカレーター 取っ手には、しっっっっかりくっついている
そう。彼女は「世間知らずの女」だったワケで、失礼だが笑ってしまったぞ
銀行へ「店長と会わせて」となるのは
銀行からの手紙は、店長の名だからってヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
ヤレヤレ… ヽ(゜~゜o)ノな店長サンの対応と彼女
なんとまぁ 楽しいモノであろうか!!!


ある日。バスの故障で初めて地下鉄に乗った彼女
車内通路、駅構内でお金を稼ぐ人々の姿だった
彼らを真似て彼女も小銭を稼ぎ始める

身障者に扮して同じ商売をする男と知り合う
ケンカして、助け合って、ルイーサは人々と生き生きと交流する

結局は、足が悪いというコトでお金を稼ぐ彼女
同じ足が悪いオラシーオと2人。目が見えない彼女と足の悪いオラシーオと
2人揃ってお金を稼ぎましょう となる

でも。どんなに変わり過ぎたお仕事でも
彼女の顔は 「生き生き」している
夫と娘の死。ティノの死。規則正しい生活。
彼女は規則正しい生活により自分の心を自分で鍵をかけたのかしら
「生き生きした彼女」の今は、彼女にとって
開放したみたいだった




愛猫ティノの火葬の後。彼女は号泣する
彼女は過去にとらわれていた孤独な生活から抜け出していく
彼女の希望とともに立ち直る姿
ユーモア溢れる描きである


規則正しき生活は、悲しみの壁だったのかしら



Ricky リッキー

2010-11-29 | ら行の映画

監督:フランソワ・オゾン
出演:アレクサンドラ・ラミー セルジ・ロペス
メリュジーヌ・マヤンス アルチュール・ペイレ
 『8人の女たち』『エンジェル』などで国際的に注目されるフランスの俊英、フランソワ・ オゾン監督が手掛けた新しい形の家族の再生物語。ある平凡な一家に生まれた風変わりな赤ん坊を通じて、バラバラだった家族が一つになっていくさまをファン タジックに描き出す。母親にはテレビの寸劇シリーズで人気を博したアレクサンドラ・ラミー、父親を『ナイト・トーキョー・デイ』のセルジ・ロペスが好演。 観る者の想像力を刺激するオゾン監督ならではの独特の世界観が異彩を放つ。

ストーリー:郊外の団地で娘のリザ(メリュジーヌ・マヤンス)と二人で暮らすシングルマ ザーのカティ(アレクサンドラ・ラミー)は、単調な日々を送っていた。そんなある日、カティは職場の新人パコ(セルジ・ロペス)と恋に落ち、パコは母子と 共に暮らし始める。やがて、カティとパコの間に子どもが誕生しリッキーと名付けられるが、ある日リッキーに異変が起きる。

あたし
リザっていうの。演じたのはメリュジーヌ・マヤンス
皆 覚えておいてね

ねぇママ あたし リッキーに羽が生え無かったら良かったと思ったの
ママの事 大好きだから 苦しむ姿は見たくないから・・・
ママが勤め先の工場で、新しく入ってきた工員パコと結婚して
男の子が生まれて、あたしが名前を付けたの
名前は 「リッキー」っていうの
やっぱりママは あたしもパコもそっちのけでリッキーの面倒ばかり
でもある時、
リッキーの背中にアザがあることに気付いたママは
パコが怪我を負わしたのではと詰め寄っちゃったわね
でもママ 怪我ではなかったのよ。
やがてアザから小さな翼が生えてきたんだもの


あのねママ リッキーは羽があるのに天使じゃないのよね

リッキーはあっちだこっち騒動を起こすしさ。手に負えないのよね
飛び方をコントロールできないリッキーったらそこら中の壁や天井に頭をぶつける
ヘルメットを被せられ、プロテクターを付けられるし
でもそれが可愛いんだよね~
大変だ!買い物に連れて行くと、今度はスーパーで跳び回り大騒ぎ
ついにはマスコミの取材攻勢

ママは、不安だったから、パコが帰って来て嬉しかったのよね
でも、あたし・・・びみょーだった
だから。だから。リッキーの羽に鋏を入れたの
この羽。パコは、このリッキーの羽が無かったら帰ってこなかったと思ったから
鋏を入れたわ
それにリッキーが天使だったら・・・
天使だったら あたし達に「しあわせ」を運んできたかもしれないわよね
けどっっ!騒動だけしか運んでこないリッキーよ まったくなんてコトかしら
だけど あたし 解っちゃった
「翼」は特殊な物じゃなくて、ちょっと障害を持つ子供っていうか
なんとなく、そういうベイビーだと思うと良いのよね
ヘルメットを被せたり、家具や柱にクッションを付けて怪我をしないように・・・
障害児を持つ親にとっては当たり前にやっていること。
それはママだけの力ではなし得ないのよ。
ファミリーの助けがあって始めて成り立つのよね。
ファミリーが崩壊する。または、より固い結束が生まれるかって
あたし達 子供に対する愛情によって決まるでしょ?

きっとオゾン監督サンは、クールに家族がどう変化していくかを描いた思うの。

マスコミにお金を貰って彼をお披露目・・・
どうしてそういうコトにしたの?
ママが紐を離したから空をバタバタ飛んでちゃったわよ

あたし。リザ。
パパは新しいパパ。
だけど あたしは、ちょっと寂しい。
あたしは リッキーが天使なんだと思う
リッキーは あたしに 嫌な事もびっくりする事も見せてくれた
リッキーは「愛する人」を あたしにプレゼントしてったわ
プレゼントは パンドラの箱
パンドラの箱の中身は・・・ヒ・ミ・ツ
でもね。家族って もしかすると 「いっぱい いっぱい 変な事」が起きると
結構 上手く行くようになる
か・・・か・な??って思うんだけど
ねぇ リッキー どう思う???

 



レック2 REC2

2010-11-26 | ら行の映画


監督:ジャウマ・バラゲロ、パコ・プラサ
出演:ジョナサン・メヨール、レティシア・ドレラ、
オスカル・サンチェス・サフラ、アリエル・カサス、
アレハンドロ・カサセカ、パブロ・ロッソ、マヌエラ・ベラスコ
前作のラストから。純粋続編作品

【ストーリー】
物語は、あのアパートでの惨劇の直後から始まる。完全隔離されたアパートに、ある特命を受けた医師と武装した警官隊が突入する。そ れぞれヘルメットにCCDカメラを装着した彼らは、感染者たちの襲撃に怯えながらアパートの最上階へと向かう。僅かに生き残った者が、“感染”の深層部で あろう最上階の部屋で見たものとは…。

あれ???これ去年、観たんだっけ??

うっわー 感染系ゾンビの現代っ子じゃーん
なんて思っちゃったりさせといて 
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪ そう来ちゃったのね~ん
とウロコっちゃった私
さてさて今回はというと
潜入SWATチームのララが持つカメラと
忍び込んだ、おバカぼん3人組のビデオカメラ
これが映像視点で進んでいく
予想不可能な展開ってゾワゾワって来るのよね~
ヘルメットにくっつけたCCDカメラに切り替わったりするんだけどっ
これまた工夫があって♪(*゜ー゜*)bぐっど

あれあれあれ~ 悪魔って~
ま。スペインって宗教国家でリアリティはアリアリだけどさ~

蛇足
絶対 絶対 必ず 前作を観ないとダメだよーーーん