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CHA CA (チャー・カー)
CHA CA La Vong 14 Cha Ca Hoan Kiem, HaNoi
ハノイ滞在6日目、やっと半日オフをもらいハノイ市の名所的な旧市街地を散策した。
ランチは、観光客にも現地人にも有名な雷魚料理の専門店、「チャーカーラーヴォン」を訪れた。
歴史のある店で、ガイドブックなどでも必ず紹介される店だが、一見して古くさい大衆食堂のような感じである。入り口はオープンで、店内で食事をしている人が見える。とりあえず店に入ってみたが、1階はほぼ満席。なにやらベトナム語で指示されたが、どうやら2階に上がれとのことらしいので、ギシギシいう急な階段を上がって2階のテーブル席に案内された。まったく勝手がわからないが、とにかく暑いからまずビールをたのんだ。ビールは「ビア!」と言っておけばいいから安心だ。
出てきたビールはHALIDAのプレミアムビール「ThangLong」だ。普通のHALIDAはよく見るが、これは初めて飲む。暑いうえに、エアコンも効いているんだかどうかわからないくらいなので、冷えたビールの吸い込みは最高。
ビールを楽しんでいるうちに、明確に注文した覚えはないけどチャーカーが出てきた。メニューはこれひとつだから、黙って座れば人数分でてくるらしい。
七輪の上に、煮えくりかえる油で揚げられているチャーカー、山盛りの香菜、山盛りのビーフンと調味油のようなものが出てきた。はて、いったいどうやって食べるんだろう?
野菜とビーフンを鍋に投入するのが自然だが、実際どうなんだ?と鳩首会談していると、店のおばちゃんが身振り手振りで食べ方を指導してくれた。まず青菜を鍋に投入する。ビーフンは茶碗に盛る。そして、火が通ったところで具と野菜を茶碗のビーフンにのっける。そして、タレのようなものをかけて、あえて食べるのだ。
実は、雷魚なんて、うすぎたない池沼の底に棲んでいて泥臭いんじゃないかと、少し恐れていたのだが、そういうことは一切なかった。淡泊な白身魚風の肉に香草の香りと油、調味油の旨味が渾然一体となって、これはうまい!
さすが100年以上の歴史を誇る店だけのことはある。
旧市街地のPho Cha Ca(チャーカー通り)にあるCHA CA La Vong (チャーカーラーヴォン)。
通りの名前自体がこの店に由来するのだという。
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