八戸産あぶらめ(アイナメ) 620円
八食市場寿司 青森県八戸市河原木字神才22-2 八食センター厨スタジアム1F
せっかく市場にきたのだから寿司もつまんでおこうという作戦。
八戸産を中心に数皿いただいて満足。
八戸産そい 510円
ヤリイカ
厨スタジアム
八戸産あぶらめ(アイナメ) 620円
八食市場寿司 青森県八戸市河原木字神才22-2 八食センター厨スタジアム1F
せっかく市場にきたのだから寿司もつまんでおこうという作戦。
八戸産を中心に数皿いただいて満足。
八戸産そい 510円
ヤリイカ
厨スタジアム
生ガキ 400円
マルタケ島守商店 青森県八戸市河原木字神才22-2 八食センター市場棟1F
八戸市で漁港の次に訪れたのは八食センター。
八戸の食が集まる市場で、一般の人も買い物や食事などに集まってきます。
広い建物内には新鮮な魚介類を扱うお店が数多集まっていてワクワクします。
生ガキが1個単位で売られているのを見つけて思わず購入!
その場でジュルリといただきました。
うめえ!
平目とマグロ漬丼せんべい汁セット 1400円
みなと食堂 青森県八戸市湊町久保45-1
せっかく八戸市内に宿泊したからには朝から営業している港近くの食堂に行ってみましたよ。
ホテルのある中心市街地からバスで十数分、八戸漁港に近いみなと食堂というお店です。
八戸屈指の有名店だということだったけれど、8時半ごろに店に着いたら誰も並んでいない?
と思ったのはただの勘違い。店内はぎっちり満席状態で、名前を書いて車の中で待っている人がたくさんいたのでした。
天気もいいことだし周辺を散策したり、近くの魚菜小売市場をひやかしたりして待つこと約1時間でようやく入店できました。
週末の土曜日だけあって、客はほぼ全員観光客でした。
さて、何をたのもうか。
漁港近くの食堂だけに、お品書きは魚貝オンリーでお値段が安い!
さしみ定食950円、名物メニューの平目漬け丼は1200円です。
そのほか海鮮丼などの手書きメニューが壁にたくさん貼ってあります。
外は寒く体が冷えたので平目とマグロの漬け丼にせんべい汁のセットをたのんでみました。
ヒラメとマグロがきれいな紅白のコントラストを描き中央に卵黄とワサビが添えられた丼は、見た目が美しくとてもうまそうですね。
まずはヒラメをそのまま食べてみました。
ちょうどいい感じに漬かっていてうまいの一言です。
そのままでも十分ウマイし、卵黄をまぶすのもウマいに決まってます。
具材たっぷりのせんべい汁も野菜やキノコから出た旨味を高野豆腐や南部せんべいが吸収して滋味あふれる優しい味でした。
観光客向けに映えを狙った海鮮丼を出すようなお店もありそうななか、ここは誠実でいいお店だなあと思います。
八戸らーめん 700円
味のめん匠 青森県八戸市六日町10-1 八戸屋台村みろく横丁内
お酒を飲んだ後に繁華街をうろうろ歩き回り、懐かしの昔味と書かれた看板にひかれてラーメンを食べてしまうのは仕方がありません。
煮干しと鶏ガラの醤油味のスープはこれぞ懐かしの醤油ラーメンですね。
ごぼうと馬肉の味噌煮
ばんや 青森県八戸市朔日町4
八戸市の繁華街に立地するドーミーイン本八戸を予約しており、その近隣でいいお店を探して突入しようという作戦。
温泉大浴場が魅力で以前からドーミーインを利用しがちであることは自認していますが、アメトーークでドーミーイン芸人をテーマにしていたのを見てみんな考えることは同じだと激しく同意したのであります。
そのドーミーインからわずか数十メートルという至近距離に、八戸ではいちばん有名らしい郷土料理の居酒屋ばんやというお店があります。
ホテルにチェックインして部屋でググってみると18時の開店と同時に満席になる人気店とか書いてあってビビりましたが、さっき見たときは誰も並んでなかったから大丈夫じゃね?
とタカをくくって店に着いたのは19時過ぎ。
縄のれんの下がる激渋の店構えに大変そそられます。
金曜の晩とはいえ観光シーズンでもない3月だし、冷たい雨が降っているしという自分にとっては逆に好条件だったのか、すんなりとカウンター席に案内されたのであります。
店構えからヴェテランのご主人が寡黙に料理を作っているような先入観を抱いていたところ、接客は若い男女の店員さんが担当していたので意外でした。
一杯目から青森の地酒豊盃の生酒をやって、カウンター席のまえに並んでいるお惣菜の中身を尋ね、人気だというごぼうと馬肉の味噌煮などに、魚はシメサバとヒラメの刺身をたのんでみましたよ。
まずはお通しの卯の花に生酒が染み入ります。
さらに馬肉とごぼうをアテにやる酒のうまさときたら。
さすが水産業の街八戸と感心したのはシメサバでした。
生涯最高にうまいシメサバだったと言ってもいいでしょう。
そのシメサバに感心しながらしみじみ飲んでいたところ、隣席に座った若夫婦が何の刺身をたのむか思案している様子。
普段はあまり積極的に人に関わるタイプではないのに、「このシメサバはとてもうまいから、迷っているならたのむべき」とお節介をはたらいてしまいました。
店内の雰囲気も渋く料理も酒に合う郷土料理に特化していて、ちょっと雰囲気があざとすぎるかとも思いましたが、居心地がよくて酒もアテもおいしいいお店でした。
ヒラメとシメサバ
いぶりがっこ
こんな縄のれんが令和の時代に存在することに頭がバグります。
激渋の店構え
中華そば(手打ち麺)+ワンタン 700円+100円
中華そば すわ 青森県青森市三内稲元72-8
青森市内三内地区の住宅街にひっそりたたずむ中華そばすわというお店を訪れました。
基本的にメニューは中華そばオンリーというストイックな中華そば専門店です。
朝8時営業開始で午後3時には店じまいしてしまう朝型のお店で、いわゆる朝ラーが楽しめるお店であります。
ここに限らず青森には朝から営業しているラーメン店は珍しくありません。
外気温の低さと店内の湿度の高さが相まって、お店に入ると眼鏡が一気に曇ってしまいました。
「眼鏡スッキリ曇りなし、料理すっかり食うものなし」という故月の家圓鏡師匠による眼鏡クリンビューのCMのセリフを頭の中で独り言ちながら、ダウンジャケットを脱いでカウンターに座りましたよ。
注文は手打ち麺の中華そばにワンタン。
青森でありがちな濃厚過ぎる煮干しラーメンとは違って、すっきりした煮干し風味の醤油味のスープに背脂も浮いているのが特徴的ですね。
自分の好きな味の方向性にマッチしたスープで、つい完飲しそうになりましたが塩分を考えて自重。
ちゅるんとした食感のワンタンも滑らかな手打ち麺もおいしくいただきました。
ナポリタン+ミニソフトクリーム 650円+200円
マルカンビル大食堂 岩手県花巻市上町6-2 マルカンビル6F
三陸の宮古から花巻に移動し、旅の締めくくりはマルカンビル大食堂へ。
昭和ファミリーの憧れの場所だったデパートの大食堂を、当時そのままの姿で今も体験できるという、昭和レトロの動態保存とも言うべき食堂が花巻市にあります。
1977年から2016年まで花巻市内で営業していたというマルカン百貨店、現存するビルの6階で当時の姿のまま営業しているのであります。
入口のガラスショーケースには食品サンプルが並び、和洋中各種の料理が勢ぞろい。
老若男女すべてのニーズに応えようという昔の百貨店の気概が伝わってくるようです。
広いフロアにテーブルが並ぶ客席の雰囲気はまさに昭和。
テーブル上に置かれたプラスチック製のレトロな箸入れとか、照明器具のデザインとか、もう言葉がありません。
なんだか目がウルウルして「何もかも皆懐かしい・・・」と、今際の際の沖田艦長のようにつぶやきそうになります。
この食堂がオープンした時代をリアルに経験してきたオッサンの感傷ではあるけれど、ニューナラヤの大食堂で硬券の切符のような食券の半券をテーブルに置いてホットケーキが運ばれてくるのをワクワクしながら待っていたことを思い出すのです。
そんなリアル昭和世代はもちろん、この雰囲気を逆に好ましく思う現代人の双方が集まってくる稀有な場所なのです。
ケチャップ濃い目のナポリタンにソフトクリームを食べて、ここはいい場所だなあと改めて感心して店を後にしました。
総座席数は驚愕の556席(8人掛けテーブル54卓 4人掛けテーブル31卓)
昭和のデパートの大食堂は、これほどのキャパシティが必要だったということを思い知らされます。
さしずめ、今ならイオンモールのフードコートといったところでしょうか。
人もまばらな花巻市上町の旧マルカン百貨店のビルの6階に大食堂があります
中華そば 680円
中華そば多良福(たらふく) 岩手県宮古市大通1-1-20
三陸旅行のランチは宮古市内の中華そば多良福(たらふく)というお店にやってきました。
宮古で昔から食べられている独特のラーメンを出すお店だそうなので興味津々で入ってみました。
店内はこぢんまりとしたテーブルが並ぶ大衆食堂的な雰囲気です。
土曜日のお昼時ということもあってほぼ満席のところ、ちょうど1席空いたところでした。
初めての店に入った場合には、何を注文するかが重要なポイントになってくるけれど、このお店のメニューは「中華そば」の一点のみ。潔さが極まっています。
一見客にはこれ以外の選択肢は与えられていないので、迷う心配もないわけです。
さて、お待ちかねの中華そばが運ばれてきました!
丼には黄金色の透明感あるスープがなみなみと注がれ、平打ちでピロピロに見える麺が大量に沈んでいます。
具材は控えめで、あくまで麺が主役の中華そばです。
煮干しの風味が立ちのぼるスープは醤油もさほど主張しないし、煮干し以外の旨みや獣脂の甘さもあまり感じられないパンチの弱さながら、不思議とウマいのです。
薄いピロピロの柔らかい平麺が独特で、これが想像よりも大量にスープに沈んでいるので、意外とお腹はいっぱいになってきます。
これは確かに独特だわ。
途中で卓上のコショウを振りかけるとスープの味が引き締まるので最後まで飽きも来ないという寸法なのでありました。
オンリーワンのメニュー札
遊覧船で浄土ヶ浜へ
エサをねだりにくるカモメ
朝食バイキング
前の晩に日本酒を飲み過ぎました。
微妙に調子が悪く、朝食はこんな程度でした。
このためのオーシャンビューの客室ですよ
三陸海岸名物の「朝日の道」
夕食膳
津波の爪痕がいまだ残る三陸の浪板海岸にあるオーシャンビューのホテルに宿泊。
特にすることもなく浜辺を散策したりしてぼんやりと過ごすのも良いものです。
岩手の地酒大集合!これはいい!
酒が進むヤツ
客室からのオーシャンビュー
斉吉の海鮮丼 2900円
ピークを外して夏休みに三陸旅行、のはずだったのに、まるで盛夏のように暑かったのでした。
気仙沼の街を散策し、ランチは海鮮丼にしようかと思って鼎・斉吉というお店に当たりをつけて近づいてみると、目指すお店は急勾配の坂道を上った小高い丘の上なのでした。
丘の麓の「気仙沼お魚いちば」でいったん休憩し、その駐車場の隅に丘の上のホテルへと直通するエレベータがあるのに気付き、これを拝借させていただきました。
気仙沼プラザホテルさん、ありがとうございました。
さらに路地をくねくねと歩いてお店に到着。そして汗だくという始末。
赤星で喉を潤し、海鮮丼を堪能。
カツオ、マグロ、カンパチ、ヒラメ、スズキ、ヒラマサ、ホタテ、イクラと具材は絢爛豪華です。
見るからにカツオの鮮度が抜群で、期待を上回るおいしさに満足。
こんなところを通るのかと不安になります。
マジか!?
物置みたいな建物が目指すお店なのでした
客席はシンプルモダンで緑が美しい
ソースかつ丼 950円
かつ一 福島県会津若松市中央3-9-25 スターハイツ1F
飲んだ後の〆にはちょっと重いかなあと思いながら、会津名物のソースかつ丼を食べてしまいました。
こぢんまりとした客席で、とんかつを中心にいろいろな揚げ物がいただけます。
さくらロース(ハーフ) 750円
のみくい處作蔵中央店 福島県会津若松市中央3-5-6
会津若松市内のレトロな建物が並び風情のある通りを散策したりして、市内のホテルにチェックイン。
まだ外は明るいけれど17時から営業している居酒屋で会津の酒と酒肴を楽しんでしまおうという魂胆です。
カウンターに腰掛けて、最初から日本酒をいっちゃいます。
「福島の純米酒3種飲み比べ」という、おあつらえ向きのセットに、会津の郷土料理などをたのんでみましたよ。
三春町佐藤酒造の五万石、会津美里町末廣酒造の末廣、会津若松市名倉山酒造の月弓と、あまり馴染みのない銘柄ばかり3種の飲み比べは愉快至極。
酒肴はハーフサイズが用意されている品もあって、ひとりでもいろいろ楽しめるのがいいですね。
会津は馬刺しもうまい。さくらロースはハーフでも十分なボリュームがあっておいしかったです。
総じてボリュームがあって手頃なお値段で飲み食いできる良い居酒屋でした。
飲み比べセットとお通し
にしんの山椒漬け(ハーフ)
身欠きにしんと山椒の葉を酢と醤油で漬けた保存食だそうで、酸味が強めで酒に合います
納豆天(ハーフ)
ハーフなのにかき揚げが3枚!?
一人前たのんだら大変なことになるところでした。
とろろそば 390円
そばの神田 福島県郡山市駅前1-9-5
2011年7月の豪雨被害で一部区間が不通となっていたJR只見線が2022年10月1日から11年ぶりに全線での運行開始との報せを聞き、行ってみたいと思ってはいたけれどすごく混んでいるという話も聞こえてきます。
折しも2023年GW明けの5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症予防法上の扱いがインフルエンザ等と同じカテゴリーに格下げされるという発表もあって、GWには多くの人手がありそうだけれど連休直後の週末なら大丈夫かと思って小旅行を企てました。
郡山駅で東北新幹線を降りて磐越西線に乗り換えて会津若松へ。
乗り換えの時間を利用して駅の周辺で軽く腹ごしらえの巻。
郡山駅西口から歩いてすぐの商店街で、立ち食いの路麺店「そばの神田」が営業中なのを見つけました。
そばの神田は仙台を代表する路麺店として有名ですが郡山にもあったとは知りませんでした。
毛筆で書かれた「なんだ神田言ってもそばはやっぱり神田のそば」との売り文句がいい味を出しているし、おそばの種物が390円均一という安さもありがたい。
これは入るしかないでしょう。
中途半端な時刻ということもあって通りを歩いている人も少なく、店内にも先客の姿はありません。
厨房の店員さんに「とろろそば!」と声をかけて注文し、出来上がったおそばを受け取るのと引き換えに千円札を差し出して先払いを済ませました。
黒っぽいおそばの上に意外とたっぷりとろろがかかっていて、おそばを絡めてジュルジュルとすすり込みます。
ダシが薄いような気もするし、おそばもどうということはないのだけれど、わずか390円でとろろそばが食べられることに感謝しなければ。
後に調べてみると仙台にあるそばの神田の暖簾分けだそうですよ。
店長おすすめにぎり 2500円
(本鮪とろ 天然平目 金目鯛 開きツブ貝 しめ鯖 いくら うに)
寿司処こうや 仙台すし通り店 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 仙台駅ビル3Fすし通り
仙台にやって来たものの、あまり食事の時間を確保できなかったので駅ビル内にある「牛たん通り/すし通り」をひやかしてみましたよ。
牛たん通り/すし通りは、牛たん専門店6軒と寿司店4軒が集まった個性的なレストラン街で、訪問時は牛たんの店には軒並み行列ができていたけれど、寿司のほうは比較的入れそうな感じでした。
牛たんに並んでいたのは10~20代の若そうな人が多く、回らない寿司店は彼らにとって心理的ハードルが高いのかもしれません。
そんな4軒のお寿司屋さんの中でも一番高級そうに見える寿司処こうやの様子を覗いてみるとカウンター席に空席がある様子。
ヨシ!とばかり、迷わず入店を決めました。
せっかくなので宮城名産のホヤと赤貝でちょっと呑もうかなと。
学生時代は独特の風味が気になって好きになれなかったホヤだけど、日本酒のお供にはサイコーだということを後に知りました。
思い切ってたのんだ閖上の赤貝は控えめに言って最高かと。
ほや酢で一杯
閖上の赤貝 2700円!