ランチ王ブログ

千葉中央ランチ王、虎ノ門・霞ヶ関ランチ王を僭称する、ランチコレクターみぶのブログです。ランチ以外の食生活も暴露。

マルカンビル大食堂

2023年09月02日 | 東北

ナポリタン+ミニソフトクリーム 650円+200円

マルカンビル大食堂 岩手県花巻市上町6-2 マルカンビル6F

三陸の宮古から花巻に移動し、旅の締めくくりはマルカンビル大食堂へ。
昭和ファミリーの憧れの場所だったデパートの大食堂を、当時そのままの姿で今も体験できるという、昭和レトロの動態保存とも言うべき食堂が花巻市にあります。
1977年から2016年まで花巻市内で営業していたというマルカン百貨店、現存するビルの6階で当時の姿のまま営業しているのであります。


入口のガラスショーケースには食品サンプルが並び、和洋中各種の料理が勢ぞろい。
老若男女すべてのニーズに応えようという昔の百貨店の気概が伝わってくるようです。

広いフロアにテーブルが並ぶ客席の雰囲気はまさに昭和。
テーブル上に置かれたプラスチック製のレトロな箸入れとか、照明器具のデザインとか、もう言葉がありません。
なんだか目がウルウルして「何もかも皆懐かしい・・・」と、今際の際の沖田艦長のようにつぶやきそうになります。
この食堂がオープンした時代をリアルに経験してきたオッサンの感傷ではあるけれど、ニューナラヤの大食堂で硬券の切符のような食券の半券をテーブルに置いてホットケーキが運ばれてくるのをワクワクしながら待っていたことを思い出すのです。
そんなリアル昭和世代はもちろん、この雰囲気を逆に好ましく思う現代人の双方が集まってくる稀有な場所なのです。
ケチャップ濃い目のナポリタンにソフトクリームを食べて、ここはいい場所だなあと改めて感心して店を後にしました。


総座席数は驚愕の556席(8人掛けテーブル54卓 4人掛けテーブル31卓)
昭和のデパートの大食堂は、これほどのキャパシティが必要だったということを思い知らされます。
さしずめ、今ならイオンモールのフードコートといったところでしょうか。


人もまばらな花巻市上町の旧マルカン百貨店のビルの6階に大食堂があります

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中華そば多良福

2023年09月02日 | 東北

中華そば 680円

中華そば多良福(たらふく) 岩手県宮古市大通1-1-20

三陸旅行のランチは宮古市内の中華そば多良福(たらふく)というお店にやってきました。
宮古で昔から食べられている独特のラーメンを出すお店だそうなので興味津々で入ってみました。
店内はこぢんまりとしたテーブルが並ぶ大衆食堂的な雰囲気です。
土曜日のお昼時ということもあってほぼ満席のところ、ちょうど1席空いたところでした。
初めての店に入った場合には、何を注文するかが重要なポイントになってくるけれど、このお店のメニューは「中華そば」の一点のみ。潔さが極まっています。
一見客にはこれ以外の選択肢は与えられていないので、迷う心配もないわけです。
さて、お待ちかねの中華そばが運ばれてきました!
丼には黄金色の透明感あるスープがなみなみと注がれ、平打ちでピロピロに見える麺が大量に沈んでいます。
具材は控えめで、あくまで麺が主役の中華そばです。
煮干しの風味が立ちのぼるスープは醤油もさほど主張しないし、煮干し以外の旨みや獣脂の甘さもあまり感じられないパンチの弱さながら、不思議とウマいのです。
薄いピロピロの柔らかい平麺が独特で、これが想像よりも大量にスープに沈んでいるので、意外とお腹はいっぱいになってきます。
これは確かに独特だわ。
途中で卓上のコショウを振りかけるとスープの味が引き締まるので最後まで飽きも来ないという寸法なのでありました。


オンリーワンのメニュー札


遊覧船で浄土ヶ浜へ


エサをねだりにくるカモメ

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三陸花ホテルはまぎく

2023年09月02日 | 東北

朝食バイキング

三陸花ホテルはまぎく 岩手県上閉伊郡大槌町浪板海岸

前の晩に日本酒を飲み過ぎました。
微妙に調子が悪く、朝食はこんな程度でした。


このためのオーシャンビューの客室ですよ
三陸海岸名物の「朝日の道」

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三陸花ホテルはまぎく

2023年09月01日 | 東北

夕食膳

三陸花ホテルはまぎく 岩手県上閉伊郡大槌町浪板海岸

津波の爪痕がいまだ残る三陸の浪板海岸にあるオーシャンビューのホテルに宿泊。
特にすることもなく浜辺を散策したりしてぼんやりと過ごすのも良いものです。


岩手の地酒大集合!これはいい!


酒が進むヤツ


客室からのオーシャンビュー

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鼎・斉吉

2023年09月01日 | 東北

斉吉の海鮮丼 2900円

鼎・斉吉 宮城県気仙沼市柏崎1-13

ピークを外して夏休みに三陸旅行、のはずだったのに、まるで盛夏のように暑かったのでした。
気仙沼の街を散策し、ランチは海鮮丼にしようかと思って鼎・斉吉というお店に当たりをつけて近づいてみると、目指すお店は急勾配の坂道を上った小高い丘の上なのでした。
丘の麓の「気仙沼お魚いちば」でいったん休憩し、その駐車場の隅に丘の上のホテルへと直通するエレベータがあるのに気付き、これを拝借させていただきました。
気仙沼プラザホテルさん、ありがとうございました。
さらに路地をくねくねと歩いてお店に到着。そして汗だくという始末。
赤星で喉を潤し、海鮮丼を堪能。
カツオ、マグロ、カンパチ、ヒラメ、スズキ、ヒラマサ、ホタテ、イクラと具材は絢爛豪華です。
見るからにカツオの鮮度が抜群で、期待を上回るおいしさに満足。


こんなところを通るのかと不安になります。


マジか!?


物置みたいな建物が目指すお店なのでした


客席はシンプルモダンで緑が美しい

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かつ一

2023年05月12日 | 東北

ソースかつ丼 950円

かつ一 福島県会津若松市中央3-9-25 スターハイツ1F

飲んだ後の〆にはちょっと重いかなあと思いながら、会津名物のソースかつ丼を食べてしまいました。
こぢんまりとした客席で、とんかつを中心にいろいろな揚げ物がいただけます。

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のみくい處作蔵 中央店

2023年05月12日 | 東北

さくらロース(ハーフ) 750円

のみくい處作蔵中央店 福島県会津若松市中央3-5-6

会津若松市内のレトロな建物が並び風情のある通りを散策したりして、市内のホテルにチェックイン。
まだ外は明るいけれど17時から営業している居酒屋で会津の酒と酒肴を楽しんでしまおうという魂胆です。
カウンターに腰掛けて、最初から日本酒をいっちゃいます。
「福島の純米酒3種飲み比べ」という、おあつらえ向きのセットに、会津の郷土料理などをたのんでみましたよ。
三春町佐藤酒造の五万石、会津美里町末廣酒造の末廣、会津若松市名倉山酒造の月弓と、あまり馴染みのない銘柄ばかり3種の飲み比べは愉快至極。
酒肴はハーフサイズが用意されている品もあって、ひとりでもいろいろ楽しめるのがいいですね。
会津は馬刺しもうまい。さくらロースはハーフでも十分なボリュームがあっておいしかったです。
総じてボリュームがあって手頃なお値段で飲み食いできる良い居酒屋でした。


飲み比べセットとお通し


にしんの山椒漬け(ハーフ)
身欠きにしんと山椒の葉を酢と醤油で漬けた保存食だそうで、酸味が強めで酒に合います


納豆天(ハーフ)
ハーフなのにかき揚げが3枚!?
一人前たのんだら大変なことになるところでした。

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そばの神田

2023年05月12日 | 東北

とろろそば 390円

そばの神田 福島県郡山市駅前1-9-5

2011年7月の豪雨被害で一部区間が不通となっていたJR只見線が2022年10月1日から11年ぶりに全線での運行開始との報せを聞き、行ってみたいと思ってはいたけれどすごく混んでいるという話も聞こえてきます。
折しも2023年GW明けの5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症予防法上の扱いがインフルエンザ等と同じカテゴリーに格下げされるという発表もあって、GWには多くの人手がありそうだけれど連休直後の週末なら大丈夫かと思って小旅行を企てました。
郡山駅で東北新幹線を降りて磐越西線に乗り換えて会津若松へ。
乗り換えの時間を利用して駅の周辺で軽く腹ごしらえの巻。
郡山駅西口から歩いてすぐの商店街で、立ち食いの路麺店「そばの神田」が営業中なのを見つけました。
そばの神田は仙台を代表する路麺店として有名ですが郡山にもあったとは知りませんでした。
毛筆で書かれた「なんだ神田言ってもそばはやっぱり神田のそば」との売り文句がいい味を出しているし、おそばの種物が390円均一という安さもありがたい。
これは入るしかないでしょう。
中途半端な時刻ということもあって通りを歩いている人も少なく、店内にも先客の姿はありません。
厨房の店員さんに「とろろそば!」と声をかけて注文し、出来上がったおそばを受け取るのと引き換えに千円札を差し出して先払いを済ませました。
黒っぽいおそばの上に意外とたっぷりとろろがかかっていて、おそばを絡めてジュルジュルとすすり込みます。
ダシが薄いような気もするし、おそばもどうということはないのだけれど、わずか390円でとろろそばが食べられることに感謝しなければ。
後に調べてみると仙台にあるそばの神田の暖簾分けだそうですよ。

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寿司処こうや仙台すし通り店

2023年05月07日 | 東北

店長おすすめにぎり 2500円
(本鮪とろ 天然平目 金目鯛 開きツブ貝 しめ鯖 いくら うに)

寿司処こうや 仙台すし通り店 宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 仙台駅ビル3Fすし通り

仙台にやって来たものの、あまり食事の時間を確保できなかったので駅ビル内にある「牛たん通り/すし通り」をひやかしてみましたよ。
牛たん通り/すし通りは、牛たん専門店6軒と寿司店4軒が集まった個性的なレストラン街で、訪問時は牛たんの店には軒並み行列ができていたけれど、寿司のほうは比較的入れそうな感じでした。
牛たんに並んでいたのは10~20代の若そうな人が多く、回らない寿司店は彼らにとって心理的ハードルが高いのかもしれません。
そんな4軒のお寿司屋さんの中でも一番高級そうに見える寿司処こうやの様子を覗いてみるとカウンター席に空席がある様子。
ヨシ!とばかり、迷わず入店を決めました。
せっかくなので宮城名産のホヤと赤貝でちょっと呑もうかなと。
学生時代は独特の風味が気になって好きになれなかったホヤだけど、日本酒のお供にはサイコーだということを後に知りました。
思い切ってたのんだ閖上の赤貝は控えめに言って最高かと。


ほや酢で一杯


閖上の赤貝 2700円!

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ううめん茶房 清治庵

2022年11月06日 | 東北

けんちんううめん 960円

ううめん茶房清治庵 宮城県白石市本町20

我が家では短い乾麺の白石温麺(うーめん)を常備しています
宮城県に来たのだから、白石市でうーめんを食べてみることにしました
白石市の街中にある佐藤清治製麺の店舗に併設の清治庵というお店で温かいけんちんううめんと冷たいごまだれのううめんの2種を食べてみました
根菜の甘味、滋味があふれるツユがとてもおいしいです
そのツユに入った短い麵が食べやすいのがうーめんのいいところ
冷たい方も香ばしいゴマダレでおいしくいただきました
食後に乾麺各種をたんまり購入したのはいうまでもありません


ううめんのごまだれ+おいなりさん


エサを欲しがるキツネの群れ!


七ヶ宿の紅葉

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あら浜亘理店

2022年11月05日 | 東北

はらこめし 2050円(外税

あら浜亘理店 宮城県亘理郡亘理町荒浜字中野183-8

2016年の秋に宮城県ではらこめしを食べていたく気に入ったので、再度はらこめしツアーを企てて亘理町のあら浜 亘理店にやってきました
周辺にはなにもなく夜の帳が下りると真っ暗になってしまうような場所だけれど、広い駐車場が完備されていて人気のほどがうかがえます
夜の部の開店と同時に入店したけれど、お客さんは続々とやってきます
さて、シメははらこめしに決めているけれど、その前に刺身などで一杯やりたいし、お寿司も試してみたいしで、結局もりだくさんになってしまいました
こちらのはらこめしは、ダシが上品でごはんが優しい味わいに仕上がっています
はらこめしはお店ごとにけっこう味が違うので、贔屓のお店を探す楽しみもありますね。
いずれにしてもウマかった!


一ノ蔵が1合500円で飲めるのはうれしい


本日の貝3種盛り
赤貝がいいですよ


おまかせ刺し盛り


活タコ唐揚げ
揚げているのにジューシー!うまし。


おまかせ10貫

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うさみそば店

2021年07月31日 | 東北

冷たいラーメン 750円

うさみそば店 山形県米沢市駅前3-1-90-1

夏の盆地は暑いので、ラーメンも冷たくなってしまうのです。
山形県特有の冷たいスープの冷やしラーメンを食べるのはこういう日だ、というくらいの抜けるような青空に灼熱の陽光が照り付ける日。
米沢市内の中華そば店に入り、冷たいラーメンでクールダウンした。
冷たいけれどもコクのある独特のスープがおいしくて、ツルっとおさまってしまった。

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安亀商店秋田駅トピコ店

2018年07月07日 | 東北

男鹿産岩ガキ

安亀商店秋田駅トピコ店 秋田県秋田市中通7-2-1 トピコ1F

JR秋田駅の駅ビルでお土産を物色していたら、鮮魚を扱うお店で岩ガキが並んでいるのを見つけた。
店先に小さなテーブルとイスが置いてあったので「ここで食べてもいい?」と聞いてみた。
快諾されたので気を良くして「また後で来ます!」と言い残して、上のフロアの酒屋に走り、飛良泉の小瓶を買って戻ってきた。
新鮮な岩ガキに用意してくれたポン酢を1滴たらして、じゅるりとすすりこみ、酒をぐびりとやった。
これはすこぶるうまい。ついもう1個所望してしまう。


森岳産の生じゅんさいをお土産に購入した。
サッと茹でて氷で締めてワサビ醤油で食べてみたが、その鮮烈なおいしさには驚愕した。
少々値が張るだけのことはあった。機会があればまたぜひ買いたい。

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チャイナタウン

2018年07月07日 | 東北

みそチャンポン+半熟煮卵 860円+100円

チャイナタウン 秋田県秋田市卸町2-2-1

これまでいろいろな地域でさまざまなちゃんぽんを食べてきたけれど、秋田でも独特のみそチャンポンが人気だそうです。
秋田市の郊外にあるチャイナタウンというお店が人気だそうなので行ってみましたよ。
まず食券を買うのだけれど、自販機の横にみそチャンポン、しょうゆチャンポン、しおチャンポンの3種のメニューの説明がデカデカと書いてあって、みそチャンポンは「御存知定番秋田名物」とだけ書いてあります。
まあ、そこまでお勧めされるまでもなく、みそチャンポンを食べる気満々でやってきたのであります。
さっそく自販機に千円札を投入し、いちばん左上のみそチャンポンのボタンを押したのでした。
カウンター席に案内され、待つことしばし。
運ばれてきたみそチャンポンは、丼の縁ギリギリまでなみなみと注がれた赤茶色のスープに様々な具材が見え隠れする、インパクト十分なヴィジュアルでした。
みその旨み、ベースのスープの旨み、具材の野菜や魚介から染み出た旨味が混然一体となって、こりゃうまい!
長崎チャンポンとはまったく別の料理の秋田チャンポンも、アリアリですね。

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駅そば しらかみ庵

2018年07月07日 | 東北

白神豚とかきあげそば 600円

駅そば しらかみ庵 秋田県秋田市中通7-1-2 JR秋田駅

古来、鉄道駅のファーストフードはそばなのだ。
JR秋田駅の改札近くに駅そばしらかみ庵がある。
新幹線駅ともなれば駅そばがあるのは当たり前だと思っていたが、一時期、秋田駅には駅そばがない時期があったそうだ。
2017年にこのお店がオープンし、駅そば不在が解消されたとのことである。
ともあれ、時間に制約のある中で嬉しい駅そばをいただくことにした。
昨今は駅そばといえども地域色を出していて、秋田ならではの白神豚という豚肉を使ったおそばをたのんでみた。
おつゆも麺も具材も、およそよくできている。
昨今の駅そばのレベル向上はたいしたものだ。

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