
徳島の地鶏、阿波尾鶏の炭火焼
うまかった!

かつおタタキ御膳 ほか
レストラン潮@遊遊NASA 徳島県海部郡海陽町奥浦字鹿ヶ谷58-3 ふれあいの宿遊遊NASA1F
徳島空港から室戸岬を目指して移動するも、徳島県内は各所で6月の観測史上最大の雨量を記録するという最悪の天候に見舞われてしまいました。
その結果、予定の大幅変更を余儀なくされて急遽宿泊した宿で、望外の夕食にありついたというお話です。
JR牟岐線の阿南から先の区間が運転見合わせとなり、やむなく阿南駅前から室戸行きの高速バスに乗り込んだのはいいけれど、やはり一筋縄ではいきませんでした。
発車後、バスは水しぶきを上げながら国道55号線旧道の徳島県道130号線を走ること十数分、阿南市見能林町地先で道路冠水に阻まれて進行不能となりました。

オイオイ! こんな水の中で大丈夫かなあ!?

やっぱりダメでした。この先道路冠水中!
近くにあったエネオスのガソリンスタンドでUターンし、通常とは異なるルートのバイパス経由で徳島交通橘営業所の停留所にたどり着きました。
運転手はいったん下車して営業所からの指示を受けてバスに戻ると、無情の最後通告がなされました。
「雨量が規制基準を超えたため、生見(いくみ)から室戸の間の国道が通行止めになりました。このバスは生見止まりとなります。」
覚悟はしていたけれど、今後の予定を考えなければ・・・。
同じく室戸を目指していた乗客が運転手に相談するも、生見から先は道路が通れないからどうにもなりません。
運転手曰く、生見にはサーファー向けの民宿があるから宿泊はできると思います、だそうですが、生見ってどこ?どんな場所?
とにかく腹をくくって、今後の予定を再構築するしかありません。
幸いバスにはUSB電源がついていたので、バッテリー残量を心配することなく今夜の宿泊場所や明日の移動手段などを調べることができました。
その結果、終点の生見まで行かずに途中の海部高校前のバス停で下車して、周辺の宿を手配することにしましたよ。
バス停付近には阿波海南駅があるし、ローソンもあるので、何かと安心だろうという作戦です。
駅前交流館という建物に入って、検索した遊遊NASAという宿に電話すると、部屋は空いているし夕食も館内レストランで食べられるということで、あっという間に契約成立となりました。
さらに、道路封鎖のため予約していた室戸岬近くのホテルにたどり着けないことをJTBに相談すると、キャンセル料なしで後日返金されるとのことでした。
さすがのスマート対応、トラブル時にも安心のJTBで予約していて良かった!

阿波海南駅前交流館で雨宿りしながら宿の手配など。
タクシーを呼んで宿に向かうと、想像していたよりずっと立派な建物で驚きました。
館内レストランはガラガラで寂しかったけれど、カツオのタタキや地鶏の炭火焼で一杯やって、温泉に浸って、予定外の出費もあり予定は狂ったけれど結果オーライでした。

ふれあいの宿 遊遊NASA

部屋からのオーシャンビューは素晴らしいけれど、きょうは雨