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ランチ王ブログ

ランチコレクターみぶのブログです。はてなブログに引越しました(2024.5.1~)

ウエスト市原店

2023年11月10日 | 千葉県市原市

いか天うどん 560円

ウエスト市原店 千葉県市原市五所1671-1

日本三大博多うどんチェーンの筆頭格であるウエストは九州山口地区以外にほとんど店舗がないのに、なぜか千葉県だけは飛び地のように数店舗が展開されています。
ただし、この店を利用する千葉県民の多くは、三玉まで無料で増量できる大衆そば店として認識していて、実は博多うどんのチェーンであることを知らないんじゃないかと思ったりします。
実際、千葉市内の旭町店はウエストの看板を下ろして「生そばあずま」という屋号でリニューアルされるなど、博多うどんというスペシャルな特徴が地域の実情に必ずしも合っていないようです。
丸亀製麺は関東地方にしっかりと定着しているのだから博多うどんだってなんとかなると思うのですが・・・。
この日、市原市内の白金通り沿いにあるウエスト市原店に行ってみました。
そこそこ賑わう店内では、うどんを食べている人の割合が多いようで意外でした。
大企業の工場が多い市原市には、九州に縁のある人が多いのかもしれません。
博多風のダシとコシが弱めのうどんは、消化器が疲れているときには特にいいですね。


山あじさい

2023年11月09日 | 千葉県市原市

兵庫船曳のかきのふらい らんちせっと 2500円

山あじさい 千葉県市原市養老1269-1

高滝ダムに近い長閑な田園地帯にある普通の民家のように見える山あじさいというお店に行ってみました。
「らんちの母屋」を標榜しているとおり、こだわりの食材を使った手の込んだ定食をいただけるお店です。
玄関の引き戸を開けて「こんにちわ」と声をかけて入店。
柔和な雰囲気の主人に案内されて落ち着いた雰囲気の小部屋に通されました。
味のある筆跡で書かれた「本日のらんちめにゅう」は、生銀ダラの塩焼き、車海老のフライ、兵庫船曳のカキフライ、手造りいくら丼の4種で、2500円から2900円というよそ行きの価格です。
カキフライに魅力を感じたけれど、兵庫に船曳という産地があったとは知らなかったので店主に尋ねてみたところ、地名ではなくて生産者の屋号だと判明しました。
兵庫の牡蠣と言えば赤穂市の坂越(さこし)が有名ですが、船曳商店は赤穂市でサムライオイスターというブランド牡蠣を生産している業者だそうです。
その説明を聞いて俄然カキフライを食べたくなりました。
注文して運ばれてくるまでの間、個室にひとりは所在ないものです。
部屋に祀られた神棚を拝んでみたりしながら待つこと二十分弱、カキフライのらんちせっとが運ばれてきました。
ひととおり説明してくれたのですが、サラダの入っている柿や副菜のひとつひとつが全部手作りだそうで、店主のこだわりが全開で発露されたおいしそうな御膳です。
柿のサラダというのが存外おいしく、キノコの滋味溢れるお椀も、海の香りを感じるカキフライに、それを受け止める銀シャリも含めてさすがの仕上がりでした。
そこらの大衆食堂の三倍のお値段を付けるだけのことはあって通常の三倍以上は感心したので、お値段に見合った価値があること請け合いです。


秋の空は高い


ラーメンいしい市原店

2023年11月08日 | 千葉県市原市

ラーメン+岩のり 680円+150円

ラーメンいしい市原店 千葉県市原市五所1750-10

家系ラーメン王道いしいが展開する竹岡式のラーメンいしい市原店です。
公式Xによれば「義母の竹岡式ラーメン」だそうですが、確かに内房の竹岡ラーメンを出すお店では中高年女性が厨房に立っている姿をよく見かける気がします。
シンプルにラーメンをたのんでみようと思って自販機の前に立ったところ、岩のりのトッピングに目が留まり反射的にボタンを押してしまいました。
そんなわけで岩のりトッピングのラーメンになりました。
脂が浮かんだ褐色のスープに刻み玉ネギと細切りのメンマにチャーシューが乗った正統派の竹岡ラーメンに、岩のりの塊がポンと乗っています。
ノリを少しずつ崩しながらいただく竹岡風スープは、千葉県土着民の舌にはしっくりマッチします。
なんでこの味が千葉市以北に定着しないのか不思議でなりません。


陳記 国分寺台店

2023年11月07日 | 千葉県市原市

キムチと豚肉炒め 770円

陳記 国分寺台店 千葉県市原市東国分寺台4-3-2

台湾料理を看板に掲げていて安価でボリュームのある中国料理店というシステムに準拠したお店は市原市内でも各所で見かけます。
困ったことにこの手のお店は味のレベルが千差万別で、当たればいいけれどその判断基準がまったくわからないのでやっかいです。
同じ店でも料理人が変われば味は大きく変わるし、そもそも料理人といったってたいした技術は必要ないから人がコロコロ変わります。
なのでおいしい食事は一期一会、当たれば僥倖、外れれば運がなかったと諦めるしかありません。
この日訪れた陳記国分寺台店は、客席に明るさがなく店全体に覇気がない感じ。
注文も卓上のタブレットからセルフオーダーする方式なので静かなものです。
当たりの雰囲気がまったく感じられないので、いちばん安価な770円セットから選ぶことに決めました。
それでも770円セットは29種類もあるのです。
テキトーに選んだキムチと豚肉炒めは、思い描いていた料理とは違って残念な素材に残念な仕事を施した残念な仕上がりでありました。
こんな運のない日もあるさ。


北海

2023年11月01日 | 千葉県市原市

刺身定食 1000円

北海 千葉県市原市中高根1428-3

周辺にはゴルフ場や小規模事業場がある目立たない市原市内陸部にあって、ランチに定食がいただけるお食事処の「北海」を訪れました。
揚げ物や生姜焼きなど大衆的な定食に加え、海鮮丼や刺身など鮮魚メニューも充実しています。
要するに周辺事業場関係者向けランチとゴルフ終わりの打ち上げの双方に対応した、地域の実需に対応した営業方針ということです。
そのいずれでもない、ただの通りすがりの自分のような人間にも心地の良いお店だったわけです。
内陸だけれど海鮮系も良さそうな雰囲気を感じたので、刺身定食をたのんでみました。
ホタテ、マグロ、タコの立派な三点盛りの刺身は、いずれもハイクオリティで申し分ありません。
小鉢のキンピラもいいし、なによりごはんがおいしいのが定食のキモなのであります。
倅が釣ってきたからといって小アジの南蛮が追加され、娘がヤクルトやってるからといって食後にヤクルト400をいただきました。
この日は空いていたのでたまたまかもしれませんが、なんてアットホームでいいお店なんだろう!



オマケの小鯵の南蛮漬け これもウマかった!


ラーメン林家姉崎店

2023年10月31日 | 千葉県市原市

ミニラーメン+ほうれん草 790円+150円

ラーメン林家姉崎店 千葉県市原市深城48-1

姉崎から久留里街道を進んだ道すがらに横浜家系ラーメン林家姉崎店があります。
木更津の本店は1999年創業という古くからあるお店で、長い間支持されてきた味というのはそれだけである程度信頼できると考えていいでしょう。
お腹の調子がイマイチ(だったら家系ラーメンなんか食べちゃダメじゃん・・・)だったのでミニラーメンにして、ほうれん草を追加しました。
脂と醤油のバランスが程良い自分好みの豚骨醤油スープです。
昨今は独自の方向に洗練された家系ラーメンも多いですが、その昔おいしいと思って食べていた味はこういう感じだった気がします。
ケモノ臭くてパンチの効いたスープ。こういうのでいいんです。



ナンハウス古市場店

2023年10月27日 | 千葉県市原市

Aセット(ベジタブルカレー) 890円

ナンハウス古市場店 千葉県市原市古市場336-3

県内各地に店舗を構えるインド・ネパール料理のナンハウス古市場店に行ってみました。
店に入ると香のにおいにが強烈に立ち込めています。
テーブルに座り香りの発生源を探すと天井近くに神棚のようなものが据え付けられていて、その中で香が焚かれているようです。
しばらくたつと慣れてきたけれど、本場感があってすごいですね。
注文は数種類のカレーから1つ選べるAセットをベジタブルでたのんでみました。
大きめのナンは食感良し、味も良し。
ベジタブルカレーはスパイシーさの中に野菜の旨味を感じ、素直においしいです。
地味な場所にありながら味は間違いないようです。


プラトーン

2023年10月24日 | 千葉県市原市

プラトーントムヤムラーメン 780円

プラトーン 千葉県市原市君塚2-13-11 パールグレイ1F

市原市内にもタイ出身者が一定数住んでいると見えて、タイ食材を扱うとともに食事も可能なお店がいくつかあります。
平成通り沿いのプラトーンというお店は看板にはタイ料理と書いてありますが、店の大半は各種食材の小売り店になっていて物珍しい調味料などがたくさん並んでいます。
グリーンカレーのペーストや缶詰などを購入しつつ、店舗右側にカウンターが並ぶレストランコーナーでランチをいただきました。
気の利いたランチセットのようなものは見当たらず、生春巻きのほかヤムウンセン(春雨サラダ)、ソムタム(青パパイヤサラダ)、ガイヤーン(焼き鳥)などの前菜に、ガパオ、グリーンカレー、パネン、カオマンガイなどの単品メニューが並んでいます。
その中で、店名を冠したプラトーントムヤムラーメンに「おすすめ」マークが付いていたので、これまで一度もたのんだことのないトムヤムラーメンをたのんでみましたよ。
プラトーントムヤムラーメンは牛スジとチキンがメイン具材となるお店のオリジナル料理で、スープを飲んでみるとまず感じる辛さの奥に強い甘さと酸味と海老の出汁が融合した複雑な味で、かなり辛いにもかかわらず不思議と後を引く味です。
辛さを受け止めるのはゆでたまごだけなので、辛いのが苦手な人にはまったくオススメできませんが、得意な人には強くレコメンドします。
これにはサラダやライスもつけて、薄口ビールで流し込むみたいな食べ方が向いている気がしますが、クルマでくるほかないのでそうもいかないのが残念です。


高龍

2023年10月23日 | 千葉県市原市

肉野菜定食 800円

高龍 千葉県市原市南国分寺台1-5-21

市原市役所からほど近い国分寺通り沿いの中華料理店、高龍に入ってみました。
いわゆる大衆中華よりも本格的な雰囲気がある店構えですが軽トラックで乗り付ける人がいるくらいの飾らないお店のようですね。
こぢんまりした客席は意外と混んでいて、それでも空いていたカウンターに滑り込みました。
ざっと見渡した感じお客さんの年齢層がものすごく高いのが目立ちます。
ほぼ70代と見受けられるヴェテランの皆様しかいません。
定めし古くから支持されているお店なのだろうと思いつつメニューをめくれば、やはり本格的な一品料理も揃っているのでした。
その一方で気軽なランチメニューも用意されていて、800円~1150円でレバニラ、エビチリ、肉野菜、かに玉の定食に加えラーメン半チャーハンセットがありました。
肉野菜の定食をたのんでみましたが、うま味調味料が適度に効いたわかりやすい味付けで、濃厚過ぎないところがちょうどいいですね。
また、さほど脂っこくないので、それが高年齢層にもウケている理由かもしれません。


珍来市原店

2023年10月22日 | 千葉県市原市

中華丼 770円

珍來市原店 千葉県市原市白金町4-10

市原市内の国道16号線沿いにある珍来(珍來)市原店で中華丼をいただきました。
珍来にはいくつかのグループに分かれていて、若かりし頃に通った別グループのつくば市内の珍来でよく注文していたメニューのひとつであります。
具材はうま煮そばと共通で、肉団子とウズラの玉子がチャームポイントとなる色が濃い目の中華丼。
色の濃さほどには味は濃くなくて、ちょうど食べやすい。
レンゲでバクバクとかきこんで一気に食べ終わってしまいます。
珍来の中華丼は隠れた逸品だと思います。


海味鮮辰巳台店

2023年10月19日 | 千葉県市原市

野菜と春雨炒め定食 800円

海味鮮辰巳台店 千葉県市原市辰巳台東3-5-5

辰巳台の中国料理海味鮮に行ってみました。
今は閉店していますが、同じ市原市内にあった白金店には2019年に訪れています。
この日、正午前に入店すると先客はおらず店内は静かで活気がありません。
テーブル席に座りランチメニューを拝見。
元々は800円、900円、1200円の3種のランチが日替わりで用意されていたらしいのだけれど、今は日替わりメニュー表に書かれているものは全部注文可能になっていました。
5種類ある800円の定食から野菜と春雨炒めなる品を選んでたのんでみましたが、味付けのピントが自分に合っていないという感じで具材と調味料の一体感がなくてごはんがいまひとつ進まないようです。
たのむべき品はこれじゃなかったようです。


いなかそば田

2023年10月18日 | 千葉県市原市

天せいろ 1500円

いなかそば田(でん) 千葉県市原市八幡1779-1

市原市内でも屈指の人気を誇るおそば屋さん、いなかそば田に初めて行ってみましたよ。
平成通りを少し入ったところにある平屋の店舗の周辺には建物も少なく高い秋空が広がっています。
11時少し前に到着して無事入店できましたが、後から続々とお客さんが集まってくるのは驚きです。
当店の鴨肉は蔵王深山竹炭水鴨使用というのを見てたのんでみようかと思いきや、鴨農場が被災のため入荷がないそうで残念。
それでは仕方ありませんので天せいろをたのみました。
おそばは細めで田舎そばらしくホシが入っていて香り高く、表面が少々ざらついているおかげでツユの絡みが良くておいしいですね。
天ぷらもナスは瑞々しさを保ち、レンコンは硬すぎない案配が大層よろしく、揚げ方が上手。
噂通りのいいおそば屋さんですが、働いている人が昼休みにサッと気軽に食べる感じではないですね。


カインズキッチン市原店

2023年10月16日 | 千葉県市原市

一番セット(醤油ラーメン+たこ焼きソースマヨ) 690円

カインズキッチン市原店 千葉県市原市更級3-1-1 カインズモール市原 1F

カインズホーム市原店には、カインズキッチンという軽食店が併設されています。
これまで利用したことのある店舗(南砂町店、東金店、八街店)では見たことがないので興味をひかれて入ってみましたよ。
たこ焼き、カレーライス、ラーメンを扱っていて、そのバリエーションが何品かあって小腹が空いたときやランチを軽く済ませようという時に向いています。
たこ焼きは6個450円、カレーライス420円、醤油ラーメンが380円とお値段も軽めです。
たこ焼きを軸にして何か追加しようと考えていたところ、ラーメンとのセットを見つけたのでこれに決定。
ベルが鳴動してカウンターに取りに行った際に奥の方を覗くと丸い窪みが並ぶたこ焼き機がチラッと見えました。
焼きたてアツアツのたこ焼きは想像していたよりも本格的で意外によくできています。
昨今はコンビニの冷凍たこ焼きの進化も目を瞠るものがありますが、やっぱり焼きたてがいちばんですね。
一方、ラーメンの方はお値段相応ですね。
結論、カインズキッチンではたこ焼きを食べるのが吉。


紅鷹

2023年10月12日 | 千葉県市原市

ランチセットB(麻婆豆腐) 1760円

紅鷹(べにたか) 千葉県市原市山田橋376

芝生の緑に覆われた山倉ダムの土堰堤を望む市原市の郊外に中華レストラン紅鷹というお店がありました。
大通りから細い道を進むと現れるシックな建物は2022年6月にオープンした築80年の古民家を改装した一軒家レストランで、南青山の中華料理店で腕を磨いた店主が提供する本格的な四川料理が売りだそうですよ。
この説明だけで掴みはOKということか、平日といえどもかなりの賑わいを見せる日が多いようです。
この日、ランチのピークから少し時間をずらして訪問しました。
窓際のテーブルから望むゴルフ練習場のネットとその先に見える山倉ダムと広い空。
食べる前から心地よくなります。
ランチメニューは、ミニコース仕立てのランチセット2種だけでなく、手軽な麺又はチャーハンのセットも揃っています。
どうせならいろいろ食べたいと思って多品種の料理が楽しめるランチセットのBにしてみました。
メイン料理は麻婆豆腐を選び、ミニ汁なし担々麺と薬膳スープに2種の前菜というセットになります。
はじめに薬膳スープを口にしたところ、その玄妙で深みのある味わいに先制パンチを食らいました。
これは今まであまり口にしたことのないウマさで、やられたなあ。
よだれ鶏など前菜も、メインの麻婆豆腐も、例外なく全部よくできています。
強いて言えば汁なし担々麺はもっと花椒を入れたほうが好きです。
税別1600円とは思えないクオリティと居心地の良さを兼ね備えるなかなかの佳店でした。


窓から遠くに望む山倉ダムとゴルフ練習場のネット


空が広い一軒家レストラン


8番亭

2023年10月11日 | 千葉県市原市

肉ニラ定食 900円

8番亭 千葉県市原市二日市場752-4

国道297号大多喜街道の光風台駅入口交差点のそばで赤いビニールひさしが目立つ、ラーメン食堂8番亭に行ってみましたよ。
店舗に向かって右側に広い駐車場があって、トラック、営業車、自家用車などがたくさん停まっていて、クルマを使って仕事をしている人を中心にランチタイムはかなり賑わっているようですね。
醤油、味噌、塩のラーメン各種のほか炒め物を中心とする定食、丼物など、御飯物も充実しているので、しっかり食べたい作業服系男性の熱い支持を集めるお店です。
この日は自分も作業服を身に着けていたので、ごく自然に店内環境に溶け込んでカウンターに座り、あたかも常連客のごとく即決で定食をたのんだのであります。
この手のお店で定食がウマくないはずがない!
という思い込みでたのんだ肉ニラ定食ですが、濃厚な醤油ダレのおかげで盛りの良い丼飯がどんどんはかどります。
さすが労働者志向の大衆店、客の好みに合わせた味付けなのでしょう。
味が濃いので、その気になれば丼飯二杯くらいは軽く受け止められそうです。
そしてただ濃いだけでなくニラやモヤシの炒め加減も上々で、分かりやすくウマいのです。
こういうのでいいんですよ。