姿・形は違いますがよく似た斑柄のものを並べてみました。斑が消えてしまうことはありませんがどちらも後暗み気味の
散斑縞種です。葉色は本題の法華錦の方が紺性が強いようです。
<平成27年5月6日>撮影
双方とも、新葉の伸びだしで黄色気味の地合いに散斑縞が冴え結構きれいなものです。
さて本題の法華錦です。濃紺の地合いに散斑縞が冴えますが、欲を言えば墨錦くらい明るく出てくれれば
葉幅もありもっと目を引くのになと思います。それと、散斑縞の割には半柄の子や無地の子も出すという具合で
ようやく1本最上柄の子がついた次第です。
初めての最上柄の子。こういう柄の株立ちを目指したいですね。
何ともがっしりしと詰まった軸の太さと、さほど大型ではありませんが葉先丸止めの幅広葉でとにかくボリューム感たっぷり
の品種です。葉肉も厚いので休眠期でもさほど皺も引かず、その分春にはすぐに成長期の姿に戻ります。
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