9月13日、午後の部。
スエヒロジョウオー(27歳)。
この年代前後はテレビでですが、よく競馬を見ていたので最近の馬よりなじみがあるかな
そのなじみのあるコたちがもう30歳ぐらいだという事実を改めて考えると、そんなに(自分も)トシとったのか、と衝撃も受けつつ…
この牧場の前の道はよく走るので看板は何度も見ていますが、見学は私は初めてです。
案内してくださったお兄さんが、おやつをひとにぎり持っている。
親子と一緒の放牧地で柵から離れた所に居たジョウオーさん、お客さん=おやつをもらえる、と覚えているのか、お兄さんが好きなのか、すぐに来てくれました
触ってOKで、顔をなでなでできました。
首からたてがみの生え際を掻いてあげると、マッサージできるヤツ、と認識してくれたようです
向こう向いて、おもむろに後退、私の目の前でお尻を柵に付けます。
お尻を掻け、と。
私はしっぽの付け根あたりをごしごしかきかき。
どうっすか~?
手を止めて1枚。
かわいいお尻
写ってる手はもっと前を掻いてるアンバーママさん。
指を曲げている写真を見て思ったけど、もしかしてあんまり力を入れずに人を掻くように爪で掻いてたのかな?
場所にもよりますが爪で掻かずに指先をグッと当てて、指の腹と指先で結構力を入れたマッサージでも喜びます
…と思います。
今まで数々の馬を掻いてきた経験から
爪で掻くと自分が後、大変だしね
ゴムブラシなどがあればいいんだけど、と言って近所のいつもの牧場ならともかく、普通に見学に行った牧場でゴムブラシをバッグから出してもヘンですしね
そう言えば今まで掻き方の話なんてした事なかったなあ。
乗馬クラブで初めてブラシがけをした時、自分では普通にブラッシングしたつもりが「そんなんやったらこそばいわ」とインストラクターの人に言われたのを思い出します。
結構力を入れたほうがいいです(女性は、かな)。
馬同士のかきかき、すごい力ですもんね
マッサージ係に身をまかせるジョウオーさん、顔を撮れないかなあ。
しばらくしてまたこっちを向いて柵に横付け、お兄さんがきこうを、私がしっぽの付け根をかきかきしたり、それでも物足りず柵にお尻を押し付ける
プラスチックの牧柵だったからしなってたけど、木の牧柵だったら折れてるね、という押しの強さです。
馬の力はすごいです
触れ合える牧場ではコミュニケーションに夢中で写真が少ないです。
顔よりお尻のほうをたっぷり見てたかも。
ずっと遊んでいたいぐらいなのですが、牧場の方が付いていてくださって、仕事の手を止めてる場合は大体30分ぐらいまでかなあ、と思っています。
名残惜しいけどそろそろ行きますか。
ジョウオーさんはもっと掻いてほしかったのか、柵沿いを付いて歩いてきます。
途中、チビちゃんが1頭柵沿いに居ました。
多分、気迫だけでも追い払う事はできそうなもんですが、ジョウオーさん、自分が遠回りをしてチビちゃんをよけながら進みました。
すごい
いや、ヒトだったら当たり前かもしれないけど、馬では我が道を行くほうが普通な感じがします。
乗馬クラブの経歴がない馬は特に。
賢いなあ、優しいなあ。
しばらくついてきてくれたけど私達が進んでいくので、マッサージもおやつももう終わり、と悟ったようです。
ギリギリの所まで来てじっと見送るのではなく、そこそこでみんなの所に戻っていって草を食べていました。
なんていうか、なんとなくの感覚なんだけど、普段からお兄さんとよくコミュニケーションが取れてるのかなあ、ル~やゴ~に近いような感じがしました。