チャトの徒然日記

自転車であちこち走って四季を感じたり、美味しいものを食べに行ったり、
そんな楽しく過ごした時の記録です。

有馬峠&仁田山峠

2015年06月14日 | 日記

いつも一緒に走っているKRさんから、浦山ダム&有馬峠へ行ってみないか、というお誘いが来た。

そういえば最近「峠」という言葉に接していないな~、ということでお誘いに乗って行ってきた。

東飯能駅迄はKRさんの車で、そこから西武秩父までは電車輪行だったが、電車の中でKRさんから有馬峠の頂上近くに22%の坂があるとの話を聞き、えっ!物凄くあせった。

だって22%の坂なんて上ったことが無いんだもの。

    

西武秩父駅構内

でもここまで来て帰る訳には行かない、ということで西武秩父駅をスタートした。

秩父鉄道  ダム遠景 ダム手前のトンネル

少し上り調子の道を30分程走っているともう浦山ダムに到着だ。

な~んだ楽勝じゃない、なんて思いながらダムカードという物を初めて貰った。

このカード、何処かで見覚えがある。そうだ、今ではほとんど目にすることも無くなったテレホンカードに似ているんだ。

このダムは日本でNO.2の高さがあるんだそうだ。上から覗くと凄い高さで一寸ビビった。 

 

  秩父の街  ダムカード

さて、浦山ダムをクリアして、いよいよここからが有馬峠越え本番だ。

走り始めて少し行った所に変わったトンネルが。寄国土トンネルだ。寄国土は「ゆすくど」と読むようだ。日本語は難しい。

獅子舞のデザインになっており、一瞬ぎょっとする。

  

さらに進んで行くと浦山川・毛附トンネルを過ぎたところで山村の集落が出てくる。

     

そこの道の両側には奇妙なオブジェが展示されている。これは一体何なのだろう?

芸術家集団の作品のようだ。とりあえず写真を数枚パチリ。

 

        

何だか解らないオブジェを後に途中、小川のせせらぎを聞きながら再び走り始めます。

しかし峠の頂上近くまで来ると、もう景色を味わう余裕など無くなって、前を行くHさんの後姿を見失わないように走るのが精一杯。

それも頂上付近では着いて行けずどんどん離されてしまう。

これが実力差だな~、などと考えながら必死でペダルを廻して喘ぎながら何とか峠の頂上に。やったぞ~。

とっても疲れたんだが何か充実感が込み上げてくる。この感じがあるので苦しくてもみんなヒルクライムが止められないんだろうな。

峠から下を見ると遠くに有馬ダム(名栗湖)が見える。

下りは先日仲間のKちゃんさんから教えてもらった下ハンで下る。上ハンに比べるとはるかにブレーキングが楽だ。

途中でHさんにパンクの神降臨。でもさすがにベテラン、あっという間にチューブ交換完了。

  

有馬ダムまで降りてきたところでさっきまで居た有馬峠頂上を探すと、オペラグラスを持参していたKRさんが、山頂の辺りにあるV字(中央右側)の所がそうだ、と教えてくれた。

あんな上まで行ったんだ~と感激ひとしお。

 

  

ここでようやく湖畔の食堂で遅めのランチ。喉が渇いたのでノンアルコールビールに山菜蕎麦とちまき風の食べ物(名前は忘れた)を頂いた。お味のほうは書くのは止そう。

    

食事が終わり名栗湖から少し下ってきたところで、本日の業務終了と思っていたら、RSさんから未だ少し時間があるからこのすぐ先の仁田山峠に行きましょうとのお誘いが。

短いし急な所は最初の少しだけ、との話を真に受けて上り始めたがこれがとんでもない。急坂の連続とアップダウンの繰り返しだ。

ここでも喘ぎながら必死に上っていったが、峠のピークが何処なのか判らない。

そのまま走っているといつの間にか下り始めて麓まで降りてきてしまった。

きつい残業だったが、クリア出来たからまあいいか~。

東飯能駅へ戻る途中KRさんお勧めの地元の和菓子屋さんでシリモチ(四里餅)なるものを食べたがこれが結構美味しいんだ。家へ帰るまでの繋ぎに丁度良い。

  四里餅  

和菓子屋を後に再び走り出し、途中、自走で帰るHさんを見送り、東飯能駅からKRさんの車で家まで送っていただいた。

ご一緒させて頂いた皆様、お世話になりました。

この日はうっかりサイコンを忘れてしまったので走行距離はKRさんの日記から数字をいただきました。

最近物忘れが多い。年は取りたくないな~。

 

この日の走行距離 66.18km Ave14.7km/h  でした。