1日目の走行が無事に終わり、17日(2日目)は「とびしま海道」への挑戦です。
朝8:25に今治港発のフェリーに乗って岡村島へ行く為に朝食を摂れない、とホテルに言ったら豪華な弁当を用意してくれた。
自転車もロビーに置いてくれたし、こういうサービスは嬉しいね。
このホテルには使える空気入れがあったのでpopoさんは空気を入れ7:00にホテルを出発。途中、今治城を撮りながら今治港へ。
岡村港へは9:45到着の予定なので海上からの景色を味わいながら写真に。昨日渡った来島海峡大橋が見えてくる。
海上からの光景は地上での光景とはまた違って美しい。これが「とびしま海道」の楽しみの一つだ。
岡村港からは「しまなみ海道」と同様にブルーラインを走れば呉市に到達する。
大崎下島へ渡る岡村大橋の途中で愛媛県と広島県の県境があった。
その後、中の瀬戸大橋・平羅橋を渡り大崎下島へ入る。
大崎下島には明治時代に自転車で世界一周を成し遂げた中村春吉の石碑がある。
明治時代に今とは違う劣った自転車で世界一周するのは物凄い事だ。
地図を見たが石碑の場所がよく解らず交番で聞きやっと辿り着いた。
それと、江戸~明治時代に栄えた御手洗の郭街がある。素晴らしい町並みで見ごたえがある。
交通の便が良ければもっと観光客が来ると思う。
街を走る途中でカフェに氷の文字を見つけ行ってみたが、生憎氷が無いとの事。夏に氷が無くてどうするんだ。
大崎下島を後にして豊浜大橋の途中、ここでも渦潮を観察しつつ豊島へ。
豊島は小さな島で斜面に建つ集落を見ながら豊島大橋から次の上蒲刈島を目指します。
「とびしま海道」は全体に島が小振りでず~っと海岸線を走る為海の景色がいつも見られて飽きない。
それと、車がほとんど走っていないのでとても走り易い。
上蒲刈島に来た所でお腹が空いて来たので「であいの館・蒲刈」でランチタイムです。
私は肉うどん。薄口醤油と鰹出汁が絶妙。
食後に周囲を写真に。蒲刈大橋を渡り下蒲刈島から安芸灘大橋を渡り呉市川尻に入ります。
川尻で「とびしま海道」は終了。
ここで14:00。輪行で尾道まで帰るより走れるだけ走って行こう、との事で「さざなみ海道」を走った。
「さざなみ海道」は川尻から尾道まで62km。JR呉線と瀬戸内海の間を通る国道185号線の別名で見るべき景色は無い。
その為か、途中でpopoさんにまさかの足攣りアクシデント。
ここからは無理せず途中の景色を撮りながら休憩を交えて20km/hのユックリペースで走ります。
尾道に近くなったら再びブルーラインが出現。これに沿って走ります。
市内の途中でブルーラインが消えた為旅館への道を間違えたが19:00近くには何とか旅館に無事に辿り着くことが出来た。
部屋に入りお互いの健闘を称えて握手です。
すぐに風呂へ入り汗と疲れを流し夕食です。飲んだ生ビールの旨かった事。こういう時はビールに限るね。
この感激を写真に残します。
この日の走行距離 123.53km でした。
これで「しまなみ」・「とびしま」・「さざなみ」の3海道を制覇出来た。
やったね爺さん3人組!
2日間の合計走行距離 227.09km でした。
走った感想 「しまなみ海道」 ブルーラインのコース上は見る所は少ないがコース外に良い所があり、走り甲斐もある。
橋梁への坂は登り易い。
「とびしま海道」 海岸線を走るので風光明媚。車が少なくて走り易い。
橋梁への坂は「しまなみ海道」に較べ斜度があり登るのに苦労する。
どちらのコースも瀬戸内海の島々をたっぷり見ながら走れるのでとても満足。ただ、夏場は特に暑いので走る際は注意が
必要。
最後に、2日間車を運転してくれたpopoさん・アンカーさん、本当にお世話になりました。
こんなに楽しい充実した自転車旅を出来たのもお二人のお蔭です。有難うございました。