超芸術と摩損

さまざまな社会問題について発言していくブログです。

精神障害者は犯罪者予備軍? 医療観察法が起こす波紋

2008-09-16 18:47:55 | 週刊誌から
「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」(心神喪失者医療観察法)が、平成17年に施行された。同法は精神障害者は罰せずという刑法39条にのっとり、殺人、強盗、傷害、傷害致死、強盗・強制猥褻、放火を犯したものを対象に2~3か月の鑑定入院を行った後、指定医療機関での治療を行う。
 同法は精神障害者の治療と社会復帰の促進を名目としている。が、この問題に詳しい池原毅和弁護士は「同法の指定入院機関の医療の質は、一般の精神科病院のそれより優れている部分があった。でも最近は過剰収容になり始め、また旧来の病床をこの法律用に代用・転用する動きも出ています。すると、対象者には『罪を犯した危険な精神障害者』という烙印を押されて、隔離され続ける不利益だけが残ることになりかねない」と問題提起する。傷害の場合、検察官は障害が軽い場合には申し立てをしないことができるが、刑事手続きであれば罰金程度で済む傷害であっても、鑑定入院や入院命令により1年以上の身柄拘束を受ける事例も少なくない。
 また、この法の最も大きな争点は再犯予測の可能性。多くの場合が鑑定入院中に病状が回復するが、実際には再犯防止の観点が重視され、退院許可を出すのは主治医ではなく裁判官だ。だが再犯予測の可能性については医療関係者の多くが否定している。健常者の再犯率と比べると精神障害者のそれは3分の1というデータがあり、重症であるほど再犯率が低いともいわれているからだ。この問題に取り組んでいる精神科医の伊藤哲寛氏は「対象者には手厚い医療を行うため、再犯予測があいまいでもよいという見方もあるが、科学的根拠なしに再犯予備軍扱いすることはできない」と話す。
 ちなみにこの法は池田小事件が起きた際、「危険な精神病患者を野放しにしてよいのか」という世論が高まったのをきっかけに一気に成立した。だが当の宅間容疑者は精神鑑定で精神障害ではないと診断されている。

SPA!週刊スパ2008年6月3日号
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青森県警の大罪の実態と隠ぺいしていた事 (青森の腎臓障がい者)
2018-10-13 16:22:56
青森の腎臓障がい者の者だが精神障害者と見なしただけであまりにも差別受けた

青森県警から人権侵害受けた始末で今現在も救済が受けられずに冤罪を犯した
当時刃物所持と称した狙いで所持・身体検査の侵害した(令状・任意無し)
2014年07月28日に侵害した(当時)

児童ポルノ法壊悪によりその悪影響によって被害受けた
(2014年当時の不当多数決採決によってその悪影響で)
腎臓患っているのを関わらず精神異常・精神病
とみなした始末で差別をした

その昨年時点うやむやにされた為2014年当時のことを話す
児童ポルノの単純所持を禁止する児童買春・ポルノ禁止法改悪案が2014年6月4日、
衆院法務委員会で全会一致で可決使途事によるそのひと月半後にその悪辣侵害
した始末で被害受けた為今現在も青森県から謝罪してない何度も通告出しても
この4年間でスルーを繰り返した始末で無視した

裁判所の令状がないかぎり、所持品検査に応じる義務はありません
>> にも関わらず実際には強行を行った始末

尾行や張り込みは、民主勢力に対する警察の情報収集活動であり、
あわよくば口実を探して弾圧を加えようとするネライをもったもの
>> これも「気分悪そうだったからか声をかけた」から一転して口実にした始末
により全然関係のない所持品・身体検査を行った始末となった
(弘前署管内 2014年当時 国民救援会テキストより)

2016年八戸管内で女に職権乱用した事で謝罪したのに
こっちの謝罪をしてなく逃亡していた始末となる

青森の地元新聞紙・東奥日報夕刊読者投書欄「明鏡」に投書してもこれも無視したため
失態した↓
・法務局
・青森県警
・県公安委員会
・国民救援会青森県本部(不当職質し冤罪じゃないと言い放った始末で権限で拒絶したため
障害者一人だけに対し非協力的態度で侵害した)
返信する
青森県警の大罪の実態と隠ぺいしていた事 2012年当時の中学生も同罪の侵害した (青森の腎臓障がい者)
2018-10-13 17:58:31
腎臓障がい者の者だが2012年当時の侵害も話す

2012年当時の不適切以下の招きかねない始末での侵害も話す
今から6年前の同月7月にも障がい者拒絶したがる始末で学校も侵害した

2012年7月19日夜8時、9時時点-単純所持不当逮捕未遂被害受けたその苦痛で
単純所持で本当にやる警官から侵害受け人の病気や健康の事なんか何とも
思ってなく人を人とも思わない扱いした始末で侵害した、精神異常・精神病と
見なしただけで(これも県警弘前署管内)

在籍していた弘前市立東中学校の中学生による自転車を使ったあおり運転
・あおり言動の行為の被害受けた、6年前の当時のタムロいたずら行為の
暴行をした始末で警官は少年法を悪用したからかそれで関係のない令状なし
所持品検査の強行をした始末で侵害した

近くの青森のサークルK境関店に助けを求めたが、しかし関係のない所持品検査
までさせられた粗末で態度がでかかった不当職質行為をした、結局加害者を擁護
した失態となった
(その知る権利侵害を犯したツケからか現在は潰れた為墓石材店になった)

弘前東中学校の失態を新聞に投書したがこれも無視した
(東奥日報夕刊読者投書欄「明鏡」)

2012年当時その年の年末時点の腎臓検査で透析寸前になってしまう
ほどの危うくなった始末で急激に悪化した事もある

当時のこの問題起こしたこの在籍した中学生は現在卒業により
逃亡賛助をした始末をした為今現在も隠ぺいしたまま逃亡してる

県警・学校側、かなり悪辣で強要をしたその幼稚以下な対応の苦痛で自分だけに対し
精神苦痛受けた上、泥棒に個人情報強要させられ動かなかった、説明をすればするほど
聞き入れずに大半的に不審者扱いで侵害受けたからかのらりくらり無視態度で聞き入れず
始末で個人情報のぞんざい扱い同様貧乏人・障害者差別をしたため、何言っても聞き入れ
なかったからか支離滅裂な言い草で自分を非常識な嘘つきみたいに扱ったからか
「このままで済むと思うなこの野郎!」と吐きそうだった!!

東奥日報夕刊読者投書欄「明鏡」に投書してもこれもかなり無視したため失態した↓
・青森県教育委員会・弘前市教育委員会
・弘前市立東中学校
・法務局
・青森県警弘前署管内

助け呼んだだけで不審者扱いをした始末に精神異常者・精神病と見なしただけの始末で
動こうとせず学校に対し当時このことに対する検査をしなかったからか発覚しなかった
始末で侵害した >> 弘前教育委員会、市立東中学校 2018年現時点・6年半経過で
隠ぺいのままとなる

当時青森弘前で中学生による恐喝事件が発生したのををかかわらず
2013年3月の時点で恐喝事件が発覚したのはいいがこっちの腎臓障害者に対する
イタズラ行為は謝罪してない始末となって被害妄想呼ばりと言い張った始末で侵害した
事となる >> 弘前教育委員会、青森県警弘前署管内

この同時期の2012年12月29日 兵庫県立高校野球部員知的障害者いやがらせ事件
とかなり一部似ている事となる障害者の通行を邪魔するなどの嫌がらせを繰り返していた
行為とかなり似ている

青森の人権侵犯は東日本大震災発生後の翌年からの人権侵犯が急激に急増した
オレだと法務局に人権救済出しても金銭差別と「権限がない」の悪辣で幼稚な理由で
却下したため対人恐怖も発症した始末で人と話せない
2017年度は200件突破となった、オレだとカウント入れずされなかった(2012年、2014年同様)
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