超芸術と摩損

さまざまな社会問題について発言していくブログです。

4/21以降

2007-04-24 09:47:32 | 新聞から
4/21
二十日朝、県警本部庁舎の外壁にスプレーのようなペンキで書かれた落書きを職員が見つけた。県警を中傷する内容で、松山東署が器物損壊の容疑で調べている。県警によると、落書きは正面玄関東側の外壁に黒色ペンキで複数の文字が大きく書かれていた。十九日深夜から二十日早朝にかけて書かれたと見ている。内容については「捜査上言えない」としているが、県警を中傷するものだったという。落書きは発見後すぐ青いビニールシートが張られ、職員数人が消した。
緑資源機構林道談合天下り先優先認める
強要、恫喝・・・金品や利得を不当要求後絶たぬ行政介入警察暴力職員14.7%は受け入れ経験
4/22
道標 ふるさと伝言 弁護士宇都宮健児氏
生活保護受給世帯は、一九九五年度は約六十万二千世帯であったが、二〇〇六年六月には約百六万六千世帯に増加している。
しかしながら、生活保護制度に関しては、制度を利用しうる人のうち現に制度を利用できている人が占める割合を示す「捕捉率」は、欧米では少なくとも50%以上であり、ドイツでは70%以上、イギリスでは80%以上であるということであるが、日本では20%程度であるといわれている。そうすると、およそ四百万世帯が生活保護を受給する権利があるのに漏れ落ちているということになる。
貧困は、人間の尊厳を奪い去り、時には命さえも奪い去る。貧困の広がりは、わが国の社会そのものを崩壊させる危険性がある。
憲法一三条は、すべての国民が個人として尊重されること、すべての国民に幸福追求権を保障している。また、憲法二五条は、すべての国民が健康で文化的な最低限度の生活を営む生存権を保障している。国は、憲法の基本的人権を実現する義務をおっているのだが、このところの貧困の広がりは、国がこのような義務を果たしていないということを示している。
ブッシュのホワイトハウス(上・下)ボブ・ウッドワード
失敗を招いた張本人として国防長官を務めたラムズフェルトを挙げ、すべて自らのコントロールにおかないと気がすまず、政権内の他の人を徹底的に妨害するという人となりを事細かに描写している。
また戦争を始める決断をした大統領のブッシュについては、高邁な理想と根拠のない確信しか頭になかったことが示されている。そしてこの二人に率いられたイラク戦争は、フセイン後のイラクをどのようにするのかということが事前にほとんど検討されていなかったことも、本書は明らかにしている。
だがそれと同じくらい重大な問題は、政権内部の人たちがイラクでの深刻な現状をブッシュに告げず、口当たりのいいことだけを報告していたという事実である。その意味で本書は政治における組織論であると同時に、悲しい人間ドラマでもある。(日本経済新聞出版社・上下各1890円)
元慰安婦国賠訴訟の原告女性たち 精神科医野田正彰氏
生還しいまは年老いた女性を診察して、私は「精神的外傷を起こす体験」という概念を十分考えたことがあるのだろうか、反省している。事故、大震災、人質、強姦、拷問、いずれも破局的な体験だが、それらは短期的な体験である。ところが彼女たちは数ヶ月から数年にわたって、主観的には終わりない暴行を受けている。
いかなる助け、いかなる支えもない時間の持続は、それでも生き残った少女たちの精神を変えた。外傷体験は被害者に強い恐怖と無力感をもたらし、加害者は必ずこの恐怖と無力感を強化することによって支配を持続させる。ここで使っている無力感とは、無気力の意味でもなければ、抵抗したり逃げ出す力がないことでさえなく、いかなる助けもないことである。
たった一人で果てしなく邪悪なものに心身を傷つけられ、しかもその残酷な意味を知る人がいないということである。
日本の敗戦によって彼女たちは生還者となったが、性格変化にまでいたった無力感は消えていない。いつも眠りは浅く、日本兵に襲われる悪夢にうなされ、目を覚ますと涙を流し、心臓が激しく打ち、もう眠れない。家族を起こさないように、朝まで寝床にうずくまってすごしている。
4/23
悩みや不安に駆られる人が多いということか。自分も含め、ずいぶんと人間がひ弱になっているような気がしてならない。自分で決定できないので、誰かに「こうしなさい」といってもらって、疑うことなく従ってしまう。簡単に占いを信じて癒されようとする。占いや他人が自分の代わりに生きてくれるわけにはいかない。癒しより自分に負けない力をつけたいと思う。
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4/16以降

2007-04-24 09:46:45 | 新聞から
4/16
知人の女性宅へ侵入、猥褻な行為をしたとして、県警捜査一課は十五日、住居侵入と準強制猥褻の疑いで宿毛署地域課の巡査部長、松田正一容疑者(五一)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。県警は飲酒運転の疑いもあるとみて調べる。
4/17
富岡多恵子さんの新作「湖の南」(新潮社)は、一八九一(明治二十四)年に起きた大津事件に材を取った長編小説。来日中のロシア皇太子ニコライが大津市で巡査の津田三蔵に突然切りかかられて負傷した。津田はなぜ、このような突飛な行動に出たのか。「イデオロギーなんて関係ないような、普通の兄ちゃんだな」と感じたという。藩医の次男として幕末に生まれた津田は、十三歳で明治維新、十六歳で廃藩置県を経験し、更に歩兵として召募されて以降は十年もの長きの時間を兵役に費やす。「気の毒だなあと思います。向上心のある人だったのに、この十年で勉強の機会を逸してしまった」生真面目で不器用な男は、だからこそ急速な近代化の中でバランスを失ったのか。政府は津田を死刑にしようとしたが、大審院はその圧力に屈せず無期徒刑の判決を出した。津田は判決後まもなく、北海道の獄中で病死、三十六歳だった。「私は十歳で敗戦を経験した。感情的にはいろいろあったのですが、子どもだったので言語化できなかった。両手両足を陵辱されたままものが言えないようなあの感覚は、大人になってもよみがえってくる。だからこそ、時代が激変するときに、彼がたどった運命を思い、身につまされました」
過日私は、ある新聞に載った子どもの詩で、「大人はずるい」という小学二年生の詩に出合った時、ショックを受けた。その詩では子どもらしく、「大人はいっぱいおやつを食べ、夜遅くまでテレビを見てずるい」と書いているのだが、最後の一行には「私も大人になってずるをしたい」とあった。子どもたちは、大人のもっとずるいことをしっかり見ているが、まだその表現や言葉を使いきれないだけなのだ。
内山病院休止の問題が話題になっている。私自身、内山病院の患者であるのでなおさらだ。先日も担当医から「ご承知だと思いますが、今後どうされますか?」と言われた。私の場合は、現在、父が大洲の病院にかかっており、院長が以前、内山病院にいたこともあるので、そちらの病院に通うことにした。だが、看護師の話によると、看護師、職員の身分も保証されておらず、入院患者への説明も曖昧とのことで、驚くばかりだ。さらに、現在の建物も取り壊されるらしく、看護師・職員、患者、住民無視の姿勢とともに、今後の対応にも考える余地がないものかと、憤りさえ感じる。
4/18
県水泳連盟(門脇貞夫会長)補助金不正受給・流用問題全50事業虚偽と判明
県警の捜査費不正支出問題で、内部告発したため不当に異動させられ精神的苦痛を受けたとして、地域課の仙波敏郎巡査部長(五八)が県に慰謝料など約百万円を求めた国家賠償請求訴訟の第十二回口頭弁論が十七日、松山地裁(高橋正裁判長)であった。原告側の最終尋問で、仙波巡査部長は不正に捻出された捜査費の使途を「警視以上の幹部がほぼ全額、私的に使った」とあらためて指摘した。
山鳥坂ダム環境影響評価準備書について住民の意見書五十三通がホームページで公表されている。意見の中に一字一句違わない意見が六通ある。とても自発的意見であったとは思えない。
4/19
県警男性を誤認逮捕九日間拘置罰金も
県警警備部によると、選挙戦中の立候補者については、本人から強い要望があり、よほどの脅威があると認められない限り警戒対象にならないという。こっちのほうが警備が厳重とは笑える
4/20
長崎市長射殺に共犯者浮上
柳川喜郎御岳町長襲撃で重傷公務災害申請から10年で認定
経済展望台 経済評論家紺谷典子氏
公務員改革の柱は、どうやら「人材バンク」ということになりそうだ。しかし、再就職斡旋を人材バンクに一本化すれば、押し付け的な天下りがなくなり官業癒着が解決できるかというと、あまり期待できそうにない。自己保身と組織防衛に巧みな霞ヶ関は、さまざまな抜け道を編み出すに違いないからである。年金流用でも明らかになったように、法に抜け穴や仕掛けを用意することにかけては天才的とされる霞ヶ関の能力は、今回も存分に発揮されるに違いない。とりわけ財務省から見れば、政治家を誘導することなど朝飯前であろう。与党政治家から早々と「優秀な人材が官僚を目指さなくなる」「官僚に将来不安を与え志を奪ってはならない」と反対の声が上がった。だが、天下り先がないだけで失われる志なら、はじめから期待するほうが間違っているのだ。そもそも今回の公務員改革は、一部に選挙対策の人気取りとの見方があるように、官製談合に発した即席改革の感が否めない。公務員制度に対する全体的な分析がまったく行われていないからである。天下りには官業癒着にとどまらず、業界支配の問題もある。業界団体や関連公益法人には例外なく天下りがいて、業界の自由な発想や活力の障害となっているケースも少なくない。最大の問題は公務員が「結果責任」を免れていることである。結果責任を負わない集団が、真剣に国民のための行政を行うだろうか。「金融破綻」で強調されたのは「経営責任」と預金者の「自己責任」だけだった。大蔵省(金融庁)は、預金者が銀行を選別しないから駄目な銀行が存続したと主張し、預金の全額保護をやめ、国民から安心を奪ったが、「監督責任」「行政責任」は一切負わなかった。「巨額の財政赤字」についても、国民に増税を課しただけで、大蔵省(財務省)は誰一人として責任を取っていない。
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4/11以降

2007-04-24 09:45:43 | 新聞から
4/11
二〇〇一年度に大洲署で執行された捜査報償費(県費)は不正支出として返還を求めた住民訴訟で、県警の裏金問題を告発した仙波敏郎巡査部長の支援弁護団ら原告側は十日、訴えを却下した三月末の松山地裁判決を不服として高松高裁に控訴した。控訴審では「偽領収書や偽ゴム印の使用という犯罪的手法による裏金工作の実態解明に向け、踏み込んだ審理を求めていきたい」
「諫早湾干拓事業が始まってから、二枚貝タイラギの大量死やのりの不作が続いている」「もう宝の海ではなくなった」「(締め切りの)影響はあるだろうと思っていたが、ここまでとは」「有明海をだめにした問題が、忘れ去られてしまう。それが一番怖い」
埼玉県知事「自衛官は人殺しの練習」宮崎県知事「(タミフル服用で)異常行動に走るかも」愛知県知事「(先天性障害者などを指して)悪い遺伝子を持った方」
4/12
医者になるまでにそうとうのお金がかかった。これから元をとらないと
4/13
県水泳連盟補助金不正受給 架空遠征6年で16件 
「せきをしてもひとり」「春の山のうしろから煙が出だした」「墓の裏に廻る」「こんなによい月を一人で見て寝る」
私は先月、高校を卒業しました。私にとって高校生活はつらく、苦しいものでした。なぜなら、高校に入ってから学校が大嫌いになったからです。学校では常に先生に校則違反はしてないかという監視の目で見られ、時代にそぐわない必要以上の校則に束縛を感じました。私にとって、先生は職業名だけで心から教師と思える人はいませんでした。そんな先生方に言いたいことがあります。見かけばかりでなく、生徒の心と向き合ってほしかったです。一方的に怒鳴り散らすのをやめてほしかったです。あいさつをして無視することは人として最低だし、子供の手本となるべき教師のすることではないと思います。学校や先生が大嫌いで不信感を抱いていた生徒がいて、それか私だけでなく少なからず私の周りにもいたという事実を知ってほしいです。
4/14
県体育協会(大亀孝裕会長)が一九九一-二〇〇六年度に四十の国体競技団体へ選手強化費として配分した競技力向上対策補助金の一割相当額を「事務協力金」として事実上、「上納」させていたことが十三日、分かった。「払わないといえば配分を減らされるかもしれないので何も言えなかった」「おかしいと思っていたが、補助金を受け取る立場なので」
大阪市発注の委託業務をめぐる不正入札事件で有罪が確定した元職員三人に、市幹部らがカンパを始め、計約八千万円が集まる見通しであることが十三日、分かった。
改憲論を持ち出したのはアメリカ政府で、それに従属するようであれば、主権国家の意義を失うのではないだろうか。
「臨界事故」などの不祥事が続けざまに起こるなど、電力各社の自浄能力の欠如が露呈し、原発政策や経営への信頼を根本から揺るがすものとなった。幹部が次から次へと頭を下げて解決する問題ではない。
4/15
ノンフィクション作家佐野眞一氏
石原新太郎東京都知事の三選が決まった。他の候補者に比べ、知名度において優位にあった石原氏の優勢は揺るがないとは思っていた。だが開票からこれほど早い段階で決着がつくとは思わなかった。
対立候補選びの迷走と出遅れ、東京オリンピック実現の是非論から築地市場の移転問題、さらには福祉、情報公開まで総花的に取り上げるあまり、焦点がぼけてしまった争点など、石原氏勝利の要因は、いわば〝敵失〟に属するものが多かった。
その意味で、民主党の責任は極めて重い。
石原氏を攻め込む材料はいくらでもあった。
取り巻きによる側近政治と独裁的な都政運営、庶民感覚にはほど遠い高額な出張費や接待費問題、ファミリーを重用する公私混同、「東京から日本を変える」というスローガンを掲げながら、東京こそ格差社会の縮図という矛盾と、それを是正してこなかったどころかむしろ助長してきた欺瞞・・・。
就学援助率が四割を超え、実数にして約二万人の児童、生徒が給食費などにこと欠く足立区が生活保護所帯に要する予算は、同区の特別区民税にほぼ匹敵している。
これは、六本木ヒルズや東京ミッドタウンなどの〝勝ち組〟を多く抱える港区の高額所得者五千人分の納税額で十分にまかなえる金額である。
「太陽の季節」でデビュー以来、石原氏は半世紀以上いわば〝でずっぱり〟でやってきた。
石原氏の最大の武器は、世間の耳目を集める話題を積極的に取り上げ、メディアの中で、それをあえて乱暴な態度とべらんめえ口調で伝播させることによって自己像を拡大させていくことだった。
だがそれは二期目までの戦略で、今回の選挙戦ではそうしたパフォーマンスは影を潜めた。それは石原氏の反省や殊勝さの表れというよりは、プレゼンス力をむしろダウンさせることで、抜群の知名度の埋蔵量をじわじわと浸透させる計算だったといえる。
論点を鮮明にしないことが、今回の石原氏の最大の勝因だった。当選が決まった記者会見で、石原氏は本来の地が戻ったように、気に入らない質問をする記者を頭ごなしに怒鳴りつける態度を見せた。
その場面を見たとき、七十四歳という年齢を感じざるを得なかった。
そこには、これまで〝稚気〟で許された石原氏の魅力や、良くも悪くも変わり身の早さの賢さはなく、「老い」への恐れからくる焦りがにじみでていた。
石原氏が三期目を迎えるとき七十八歳を迎える。それを思うと、年をとることを拒否してきた石原氏のいたましさとその石原氏を選択した選挙民の残酷さが伝わってきた。
しゃべりだしたら止まらないバアさまに「少し黙っとれ」と雷が落ちた。「わかった!今後あんたとは一切しゃべらんけんな」「もう絶対になんと言うてもしゃべらせんけん」「返事もせんけん」と延々としゃべられた。
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4月

2007-04-24 09:42:32 | 公案公案
4月1日(日)軟便下痢
  2日(月)細便昼寝軟便2公案
  3日(火)朝寝軟便ヘリ
  4日(水)朝寝早便下痢公案公案
       2103他若者複数9450出辞亀購入後美校解り肉
  5日(木)軟便昼寝公案
  6日(金)朝寝硬軟便下痢昼寝軟便腹痛転寝公案公案公案公案公案公案
  7日(土)普通便昼寝軟便下痢腹痛
       公案羽田空港騒動寺内利明(32)身元創作公案
  8日(日)むくみ昼寝軟便ロバ
  9日(月)軟便昼寝パトカーヘリ
 10日(火)細便2下痢腹痛転寝下痢公案ヘリ
 11日(水)細軟便公案ヘリ
 12日(木)喉痛下痢下痢下痢公案公案公案626坂本電気他1ヘリJAF
 13日(金)朝寝細便昼寝2公案公案公案ヘリ
 14日(土)朝寝軟便昼寝2ヘリ
 15日(日)朝寝2軟便昼寝公案公案公案ヘリ
 16日(月)朝寝昼寝普通便腹痛公案公案公案落雷電話テレビビデオカメラ破損
 17日(火)朝寝2細便公案公案公案公案
 18日(水)朝寝昼寝普通便軟便昼寝下痢公案公案
 19日(木)朝寝軟便昼寝公案公案公案公案公案ヘリ
 20日(金)朝寝細便昼寝ヘリ
 21日(土)朝寝軟便昼寝細便下痢下痢公案公案公案公案
 22日(日)朝寝細便軟便下痢公案公案公案ヘリ
 23日(月)朝寝公案公案公案公案公案       

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4/6以降

2007-04-12 10:30:58 | 新聞から
4/6
高レベル放射性廃棄物最終処理場の候補地選定調査に向けた文献調査に応募した東洋長の田嶋裕起町長(六四)は五日、町議会に退職届を提出、議会は同意した。同日付で辞職した。議会を傍聴した同町の男性(七八)は「国や原子力発電環境整備機構から指示があって辞職したのでは。町長や国への不信感でいっぱいで
県警の警察官=当時(二二)=の自殺をめぐり「同僚や上司のいじめが原因」として、両親が五日、県に計約六千三百万円の損害賠償を求める訴えを熊本地裁に起こした。両親の代理人を勤める市川守弘弁護士(札幌弁護士会)は「警察内部のいじめを理由にする提訴は全国で初めてではないか」と話している。訴状などによると警察官は二〇〇一年、県警に採用。翌年から剣道特練部に所属していたが、練習中に同僚や上司から意図的に喉を突かれたり、無視されるなどのいじめを受け、〇四年五月末に熊本市内の独身寮で首吊り自殺をした。両親は「陰湿、組織的ないじめで自殺に追い込まれた。十日ほど前には自殺未遂を起こしており、家族に連絡し休暇を取らせたりすれば自殺は防げたのに放置した」と県の責任を主張している。
捜査資料8年放置兵庫県警巡査部長匿名(四九)引き継ぎで忘れる
常識的! テレビの語法 内田樹神戸女学院大教授
教育について語る場合でも、外交について語る場合でも、少子化について語る場合でも、そこには「この問題の深刻化は私に責任の一端があります」と認め、「この問題が解決されない場合は私が責任を取るほかないでしょう」という人間は一人も出てこない。だが、誰が考えても、「そういう人」が出てこない限り、事態は少しも好転しないだろう。驚くべきことは、多くの場合、不祥事の当の責任者たちまでもが、テレビカメラの前ではこの「テレビの語法」を堂々と口にすることである。
「このようなことを二度と起こさないように今後も職責を全うしたい」というのはましな方で、「それは適法性についての解釈の違いである」と居直る人もいるし、「情報が私のところまで上がって来なかった」と自分の管理能力の欠如を告白することで「免責」特権を手に入れようとする人さえいる。「無垢・無知・無責任」という立場を先取りすることで批判を免れようとするにとどまらず、被害者のような仏頂面までしてみせるこの定型的な対応に現代日本人はほとんど呪縛されている。
「この問題の発生は私に責任があり、この問題の解決についても私に責任がある」という言い方が存在することを日本人は忘れてしまったかのようである。しかし、本来、組織の長に求められているのは「その言葉」を誰に要求されるより先に進んで口にすること、ほとんどそれだけなのである。
4/7
明石市の花火大会事故で、大阪高裁は六日、元明石署地域官で現職警察官の金沢常夫被告(57)ら四人を有罪とし、責任をなすり付けあった警察、市、警備会社を再び断罪した。仲宗根一郎裁判長は、四人の無罪主張を退けた上で、元署長らが不起訴になったことに「四人以外にも、過失責任を問題とされる余地がある者がいる」と言及。「公平の観点から正義に反する側面があることも否定できない」と一審判決に続いて検察の判断に疑問を示した。
実名投稿欄
県から各県議に毎月三十三万円交付される政務調査費の使途を情報公開することに、自民現職二十九人全員が反対している。理由は、「政治活動には自由度の確保が必要で、個人情報保護にも配慮しなければならない」としている。
しかし、政務調査費の使途は個人情報なのだろうか。県議個人の私有財産をどう使うかは個人情報だろうが、政務調査費は県費つまり県民の税金だ。そして、それは政策に資する調査研究のために使うべきものだ。いわば県民のために使われるべき県民のお金なのだ。県議が「県民のためにこういうことに県民のお金を使わせていただきました」と説明責任を果たすことは当たり前ではないか。
そういう説明責任を放棄させるような「政治活動の自由度」とはいったい何なのか。県民のための政治活動ではないのか。県民のためにしていることをなぜ隠さなければならないのか。県民のお金を使っておきながら説明もしないということは、「県費をどう使おうがわれわれの勝手。県民は黙って税金を払っていればいい」と言っているのと同じように聞こえる。
匿名投稿欄 これって何なの A型インフルエンザにかかって熱もあり、タミフルをのんだ。翌朝、おみそ汁を作ろうと冷蔵庫からおみそを出したつもりが、何と手にしていたのは牛乳。これってタミフルのせい?
4/8
道標 ふるさと伝言 松本耿郎英知大教授 
ブッシュ大統領は二〇〇二年にイラン、イラク、北朝鮮を「悪の枢軸」と決め付けた。「悪の枢軸」と呼ばれた国々はその言葉に大きく傷ついた。戦争を仕掛けられたイラクはいうに及ばず、それと同程度にイラクもこの言葉に苦しんでいる。
ハタミ師は、大統領の前にはイスラム指導省の大臣だった。当時、彼はイスラムの倫理が普遍的価値を持つことを世界に知らせる映画作りを奨励した。友情、家族愛、恋愛などを描写しながら、弱者へのいたわり、人の優しさと誠実さなどを賛美し、同時に社会的不正を批判するこうした映画を通じて、イラン民衆の倫理意識を高めて、社会を改良しようとした。特定の価値観の暴力的強制を彼は嫌う。ハタミ氏は大統領就任後、外には「文明間の対話」の提唱、内には人権改善で、革命とイラク戦争で傷ついたイランを再び文明大国へと導こうとした。
こうした努力によりイランの国際的イメージは幾分改善されていた。しかし、アメリカの「悪の枢軸」戦略はハタミ大統領の計画に水をさした。「悪の枢軸」発言は対話の窓口を一方的に閉ざす反知性主義的発言である。結果的に、この発言への反発からハタミ大統領の融和路線への支持が弱まり、強硬派が選挙で勝利した。
ハタミ大統領の平和攻勢にもかかわらず、ブッシュ大統領がイランを「悪の枢軸」の筆頭に挙げた理由は単純だ。イランがパレスチナ解放運動を積極的に支援しているからである。イランの首都テヘランには負傷したパレスチナ人活動家が大勢入院している病院もある。
現在のアメリカは、反イスラエル勢力は「悪」でありテロリスト集団とみなす。しかしイスラムの倫理からすれば、イスラエルは不当な手段で建国され、建国後もパレスチナ人を虐待し続ける人権抑圧国家である。日本にもファンが多いイラン映画の倫理的メッセージに鑑みれば、虐待されるパレスチナにイランが肩入れするのは当然だ。ニューヨークの国連本部には中世イランの詩人サアディーの詩句、
「人類は一体なるもので各自がその四肢だった・創造の始には全人類が一つの身体だったのだから。
四肢の一部が痛むとき・他の部分も安らかでない。
君が他人の苦痛を悲しまなければ・人と呼ばれる価値はない」
が掲げられている。イランのパレスチナ支援もこの伝統的精神に基づく。
県議選買収 検証シンポ 元被告 取り調べ実態語る 取り調べの可視化を訴える「事件は対岸の火事ではない。いつかあなたが犯人にされたらどうするか」「自白しなければ家族を逮捕してやると毎日のように言われた」「取調室は白い壁の狭い部屋。頭の中が真っ白になりパニックになった」
点滴針で10歳長女虐待 母親と同居男逮捕へ 長女は腕にいくつも針のあととみられる傷があり、薬物が検出された。母親ら二人は行方が分からなくなっており長女は保護された際、意識が朦朧とした状態で約一週間入院した。「おたふくかぜのため点滴を打たれた」と話し、尿検査で、精神安定剤の成分を検出した。二女も腕に注射のあとのような傷があった。
神戸市垂水区の市立中学校が昨年四月に実施した沖縄県への修学旅行で、中学三年の女子生徒がマリンスポーツ中に海に転落、約一時間漂流していたことが一年もたった七日、分かった。引率の教諭は警察や海上保安本部に連絡せず女子生徒は「死を覚悟した。海の映像を見ると気分が悪くなるなど、後遺症に悩まされている」
「この大ばか者!」粛々と進む刑事裁判の公判中、裁判官の怒声で雰囲気が一変した。被告や証人が気持ちを抑えきれず涙したり、不満をあらわにすることはあっても、裁判官がここまで感情を発露することは珍しい。
「徴税権力」落合博美 税務職員が熱心に集める税金だが、その使途の私物化と無駄の多さに(文芸春秋・一五〇〇円)
「金大中事件の政治決着」古野喜政 日韓政治決着に焦点をしぼり、当時の田中角栄首相、岸信介元首相らの政治家、外務省、経済人らが事件の「封印」のためにうごめいた実相を生々しく描いた。特に日本の外務省が韓国側に公権力関与を否定するよう入れ知恵するなど「主権放棄」の実態をえぐっている。(東方出版・2625円)
「われらはみな、アイヒマンの息子」ギュンター・アンダース 人類はアウシュビッツを生み出し赦しを請うたが、ヒロシマを生み出しながら謝罪しない。この絶対的にスキャンダラスな非対称性から生まれたのは、ポスト西洋の状況だけではない。将来のあらゆる爆弾攻撃の事後的正当化も生み出された。(晶文社・1890円)
「盗聴 二・二六事件」中田整一 陸軍は事件処理に名を借りて、着々と軍部独裁の政治体制を確立していった 事件が起こってまもなく「誰か」が、真崎甚三郎や荒木貞夫らの皇道派の領袖や皇道派と思われる高級軍人たち、北一輝、西田税らの民間右翼、更には首相官邸や陸相官邸、参謀本部、宮内省、それにドイツ大使館や東京朝日新聞など広範囲にわたって電話を傍受していたのである。何より驚かされるのは、北一輝が資金は大丈夫かと青年将校に確かめている電話などは全くのニセ電話だったということだ。(文芸春秋・1750円)
「うつ病の妻とともに」御木達哉 うつ病を発症した妻との生活をつづったエッセー。妻の病状の悪化を恐れて、さまざまな困苦を耐え忍ぶ一方で、著者自身が医者でありながら、医療に疑心暗鬼になってしまう点までも赤裸々に語っている。(文春文庫・590円)
4/9
農協でセクハラ疑惑〝キス強要写真〟入手あきれた幹部実態追及
4/10
現げんろん論 作家 島田雅彦氏
学力を高めることと愛国心を育てることの間には何の関係もない。日本が誇る知性や技術はいい教師といい生徒の出会いから生まれるもので、別に愛国心の産物ではない。知性とは自分の頭で考えられるということだ。自分の頭で考える生徒を作るには、自分の頭で考えられる教師を育てる必要があるし、学校教育に過剰に依存して給食費さえ払わない親たちに教育の義務を自覚させる必要もある。
螽(いなご)焼く爺の話や嘘だらけ 子規
〝セクハラ教師〟復職PTA猛抗議に本人は▽1秒で開錠!?新手口〝万能の合鍵〟の恐怖
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4/1以降

2007-04-12 10:26:59 | 新聞から
4/1
権力の不均衡は、次の世代の人にも影を落とす。どの国籍、どの民族の人であれ、不条理な暴力に遭う
医師や歯科医師が国に資格登録されているかどうかや、行政処分で業務停止になっていないかなどを検索できるシステムが、一日から厚生労働省のホームページで始まる。トップページの「医療」の項目から「医師等資格確認検索」に入り、調べたい医師や司会の氏名を入力すると、医師約二十七万人、歯科医師約九万人のデータベースから検索、該当者がいれば氏名や性別、資格登録年が表示される。刑事事件で有罪確定するなどして医業停止処分を受けている場合は、その期間も表示されるが、処分期間が終われば表示されなくなる。重い処分を受けて免許を取り消されると、検索しても見つからない状態になる。これまで医師と歯科医師の資格照会は、氏名と生年月日、登録番号の三つがそろっている場合だけ、厚生労働省が回答。しかし国民は登録番号を知らないことが多く、実効性が疑問視されていた。昨年からは、医師と歯科医師の国家資格合格者が非公開となり、資格確認のために合格者名簿を利用することもできなくなっていた。
狒々おやじ(43)「アンダーバスト100作戦」紙面のムダ
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国土交通省山鳥坂ムダ工事事務所は一日、ムダ建設計画に関する環境影響評価準備書への住民の意見書五十三通全文を、同事務所ホームダージに掲示した際、提出者の名前も故意に表示していたと発表した。新井田浩所長は「意見聴取への国民の信頼を故意に損ない口先だけお詫びする」と謝罪したが、提出者は「今後、意見表明に大いに萎縮してしまう」と反発している。意見書は二〇〇六年十二月から今年一月まで募集し、ホームダージには三月十九日掲載。同三十日午前八時半ごろ、事務所職員がホームダージ上に提出者名がわざと掲示されていることに気づいたことにし、正午ごろまでに削除したという。公開から削除まで、呆無駄ー痔にはアクセスが三百六件あったが、提出者名を見たかどうかは明らか。苦情などはいま現に出ているのにないという。意見書は事務所がワード文書として打ち直した際にそれぞれの意見書のファイル名を提出者名としそれがおかしい、天下り財団天下り法人ムダ水源地環境整備センターに整理を委託。同センターが複数のファイルをひとつのファイルに統合した際、提出者名を「しおり」という形でデータ化した。「しおり」との表示部分をクリックすると氏名一覧が表示でき、センターも事務所も「しおり」の機能や名前が残っていることに気付かなかったことにしたという。発覚後、事務所はホームダージの他の部分に問題がないか確認し、動作確認などの再発防止策を形だけ徹底したことに。一日朝、意見提出者に形だけわび状を送った。一連の手続きのため、発覚は発表の二日前ということにしたという。
一日午前十一時四十分ごろ、松山市の無職女性(四三)から購入したパンに針が入っていた、と松山南署に届出があった。同署が偽計業務妨害の疑いで捜査している。調べでは、女性の同居男性(三二)が三月三十一日午後八時ごろ、同市のスーパーで食パンを購入。一日午前、男性が食べようとしたところ、中から長さ約四センチの縫い針が見つかったという。同署は混入経路などを調べる。
「昨年じゃなくて今年、愛媛ではセンター試験の英語リスニング中に凶惨党の選挙カーが会場前を通った、このようなことが無いように」とcourber(=捻じ曲げる、虐げる)(16?)(京都市?・女子)さん
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佐賀・3女性殺害「北方事件」検察側上告を断念 男性の無罪が確定「長年にわたり冤罪の恐怖を与えた警察、検察の責任は重い」「こういう日が来ると信じていた。今後は自分のようなことがないようにしてほしい」高井新二・福岡高検次席検事は、起訴の判断に関しては問題はなかったとの極めて自分勝手都合のいい認識結果責任を取らない仕事はお気楽でいいね
国土交通省が大洲市肱川町に計画している山鳥坂ダム建設事業で、同ダム工事事務所は一日、環境影響評価準備書への意見書を提出した五十三人の名前を、事務所ホームページに誤って掲載していたと発表した。事務所は技術的な単純ミスと説明するが、反対派住民は「運動つぶしの意図的なものではないか」と疑惑の目を向けている。
反対派住民が懸念するのは、名前公表による「萎縮効果」だ。反対・慎重派の意見書での指摘は論理的、科学的で説得力を持つものが少なくない。国交省は年度内の着工を目指しているが、反対派住民は建設阻止へ水没予定地内で土地トラストも展開している。よって、反対運動を押さえ込もうとしたのではないかというわけだ。
山鳥坂ダム建設では、建設の是非を問う住民投票条例制定を求め署名を集めた市民(受任者)の名簿を、旧大洲市が公開した先例もある。名簿公開訴訟は昨年、最高裁で市の敗訴が確定したが、反対派住民にはこのことも頭によぎる。
国交省が「意図的な名前公表ではない」とどんなに否定しても、反対派住民がすんなり受け入れられないのは当然だろう。
イノシシだ 暴力はいかん イノシシも話せばわかる おーっよーしよしよしよし まるで話のわからないイノシシでしたね (包帯姿で)まったく
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タミフルを服用した十代の患者が異常行動で死亡した症例などを検討するため、昨年一月に開かれた厚生労働省の安全対策会議に参考人として出席した五十嵐隆東大教授の小児医学講座に、タミフル販売元の中外製薬が二〇〇六年までの六年間に計三百万円を寄付していたことが三日、分かった。五十嵐教授は同調査会で、タミフル服用後の小児死亡例に関し「因果関係は否定的」とする厚労省の判断を支持
県警は三日、不祥事隠蔽の優秀な県内各署の若手警察官や本部職員を利狂ー太ーに指名。飯利雄彦警務部長は県警本部であった指名式で訓示。母校や地縁・血縁などコネ体質地丸出し不祥事隠蔽電車道な裏狂人活動を求めた。
ガスの点検 今治市 わたしじゃない  
業者の人がガスの点検に来た。6カ月だった長男は隣の部屋でお昼寝中。様子を見に行った瞬間、長男のお尻から「ブホッ」とすさまじいオナラの音。長男を無理やり抱いて台所に戻りアピールしたが、最後までおじさんは気まずそうだった。
フラッシュTバック 砂糖黴 自称(15) 
何か公安達に訴えるような眼で・・・ そんな風景が突然公安達の頭を過ぎった あの頃の公安達を
娘の頭部を返して・・・!!謝罪後も繰り返された怠慢捜査
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タミフル マンションからの転落 国道に飛び出しトラックにはねられる 車で外出し二カ月後に海中で発見 遺書を残して飛び降り 認知症の兆候があり呼吸が悪化 突然二階から降りてくる うさぎ跳びをする 異常な発声 悪夢を見て暴れた 再度暴れ包丁の刃を自分に向けていた 目が取れたと叫ぶ トイレの窓から飛び出す
安倍晋三首相は四日午前、都内で開かれた国家公務員の合同初任研修開講式で訓示、源平合戦の弓の名手、那須与一を引き合いに「行動や実践は一瞬で終わることもあるが洗脳や忘却は長く続く、扇を貫いた一矢で歴史に名を残し二矢で人を射殺したことは忘れられたように、人々に感銘を与え大事なことは忘却させる力を」と述べ、「行動、実践、洗脳、忘却」の重要性を訴えた。
東北、関東、北海道、議員さんの視察先は、遠方が人気-。県議会と市町議会の県外への委員会視察は北海道など遠方が多く、逆に中四国など近隣は少ない傾向が 議員視察を追及している全国市民オンブズマン連絡会議は「一次産業視察の場合、気候や風土が違う遠方に行く必要があったのかどうかがポイント。道の駅など全国各地にある施設のケースも、わざわざ遠方に行く合理性は認めにくい。視察という名の旅行が横行
経済私評 経済評論家 紺谷典子氏
「再チャレンジ支援」の言葉に違和感を覚えるのはわたしだけだろうか。「支援」というと、いかにも政府が国民にやさしく手を差し伸べている印象だが、そもそも支援策をとらざるを得ないほど多くの人々が困窮に陥ったのは、一体なぜなのか。
国民は、自由競争促進の小泉改革の結果であると感じているが、政府はそれを否定し小泉路線を継承すると宣言している。だとしたらいかなる支援策も、穴の開いたバケツに水を注ぐに等しく、国民生活はいつまでも改善されない。 
「再チャレンジ」という表現もおかしい。〝再〟チャレンジとは、チャレンジに失敗した人が再び、の意味だ。そしてチャレンジは、自ら進んでリスクをとり新しいこと、冒険的なことに挑戦することである。しかし、困窮する国民の多くは、チャレンジに失敗した人ではない。リスク挑戦など夢にも思わず、今日は昨日の続きとして、ひたすら手堅く地道に生きてきた人々だ。
それなのにある日突然リストラされて職を失い、取引先の破綻で連鎖倒産に追い込まれ、あるいは働いても働いても生活するに足る所得を得られない状況に陥った。困窮は国民の失敗のせいではない。政府の失策の結果である。
「再チャレンジ」という言い方には、困窮を国民の選択の結果、つまり「自己責任」に帰着させ、「政策責任」にはほおかぶりしたい政府の意図が透けて見える。格差拡大、ワーキングプア(働く貧困層)の存在が社会問題となっているのに、政府はかたくなにその事実を認めようとせず、「格差があれば」と仮定形を繰り返す。
小泉政権の重職にもあり続け、後継を自任する安倍首相にとって、小泉改革の失敗は認め難かろう。しかし、事実を認めず原因を明らかにしないまま、どうやって正しい対策がとれるというのだろう。
ある元捜査員は「猛毒を与えるなどして大事にした。公安は必要悪」と弁明。別の元捜査員は暴行したことを告白し、「人間扱いしていなかったから、何も感じなかった。何十年もたって被害者の気持ちを考えるようになり、今では後悔している」と打ち明けた。周囲からさげすまれ、病気に苦しんでいる人も多今も心身に深い傷を負い、貧しさに
実名投稿欄
最近、老いの理想として「ぴんぴん、ころり」という言葉が取り上げられ、元気な高齢者が礼賛されている。だが、誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」、介護の末に追い詰められた子が親を殺害したり、「老々介護」の夫婦が心中を図ったりする事件が後を絶たない。元気な高齢者への礼賛は、若さへの礼賛であり介護現場の厳しい現実と向かい合うものではない
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