佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)西原理恵子(漫画家)
国連軍縮週間
今までのあらすじ
小説家の岩井志麻子しまんこちゃんはアジアの宗主国たらんとアジア中の男を食いちらかし夜の甘粕大尉と呼ばれる今日この頃
←フェラじわ
閣下~
陸軍中尉西原莞爾
喜望峰越えとは何事ですかー
あら
おとといナイジェリア人とハメたのもう知ってんの?
その進軍間違っておりまするっ
のがしたちんぽはあとからどんどん大きくなるのよ
今までアジアを侵略しまくったその手順から申しまして、次は北方領土あたりっケープタウンはあまりにも無謀
牛乳ビンよりでかいのよっ銃後の守りはおまかせよっ
となりは日本語のわからない志麻子ちゃんの韓国人若夫
シマコアイシテルー
シマコはボクのドコが好きー?
体目当てとは口がさけても言えんわなあーっ
かんらかんら
大義なき進軍許すまじ
よその出版社の人も引いてるし
牛乳ビンよりでかいってー
そんなのこわいー
小説にかかないでー
えーんえーん
閣下軍縮を
いやー
コラお前何やこのマンガ
日本人は国連を何か素晴らしいものと勘違いしているが“United Nations”の直訳は連合国だ。まさにあの戦争で日本と敵対した連合国の意味である。これでは都合が悪いと思った外務官僚が国際連合という意訳を作り出したのだ。こういういかがわしい国連にさらにいかがわしい軍縮という言葉がついている。アメリカにとって戦争は「公共事業」だ。日本で自民党政権が箱物をたくさん造ったように、アメリカは定期的に戦争を行う。しかし、いつも戦争ばかり行っているわけではない。そこで軍縮というビジネスがでてくる。地雷を1個造るのは数百円でできても、除去するには少なくとも数十倍のカネがかかる。おいしいビジネスだ。
軍縮についてはロシアもケシカラン。ソ連時代に作った原子力潜水艦が壊れかけたままウラジオストク港に係留されている。「このままだとたいへんなことになるぞ」と恫喝をかけられて、日本政府はロシアに金を湯水のごとくにつぎこんでいる。ビクターⅢ級原子力潜水艦1隻の解体に2004年だけで日本政府は約7億9000万円を拠出している。
しかし、ほとんどのロシア人がこの事実を知らない。陰徳を積むにも限度がある。24日からの国連軍縮週間を前に、軍縮面における日本の貢献をきちんとロシアに伝える努力を国際機関「日露非核化協力委員会」の日本側代表である河野雅治駐露大使はもっとしっかり行うべきだ。
週刊新潮2009年10月29日号
国連軍縮週間
今までのあらすじ
小説家の岩井志麻子しまんこちゃんはアジアの宗主国たらんとアジア中の男を食いちらかし夜の甘粕大尉と呼ばれる今日この頃
←フェラじわ
閣下~
陸軍中尉西原莞爾
喜望峰越えとは何事ですかー
あら
おとといナイジェリア人とハメたのもう知ってんの?
その進軍間違っておりまするっ
のがしたちんぽはあとからどんどん大きくなるのよ
今までアジアを侵略しまくったその手順から申しまして、次は北方領土あたりっケープタウンはあまりにも無謀
牛乳ビンよりでかいのよっ銃後の守りはおまかせよっ
となりは日本語のわからない志麻子ちゃんの韓国人若夫
シマコアイシテルー
シマコはボクのドコが好きー?
体目当てとは口がさけても言えんわなあーっ
かんらかんら
大義なき進軍許すまじ
よその出版社の人も引いてるし
牛乳ビンよりでかいってー
そんなのこわいー
小説にかかないでー
えーんえーん
閣下軍縮を
いやー
コラお前何やこのマンガ
日本人は国連を何か素晴らしいものと勘違いしているが“United Nations”の直訳は連合国だ。まさにあの戦争で日本と敵対した連合国の意味である。これでは都合が悪いと思った外務官僚が国際連合という意訳を作り出したのだ。こういういかがわしい国連にさらにいかがわしい軍縮という言葉がついている。アメリカにとって戦争は「公共事業」だ。日本で自民党政権が箱物をたくさん造ったように、アメリカは定期的に戦争を行う。しかし、いつも戦争ばかり行っているわけではない。そこで軍縮というビジネスがでてくる。地雷を1個造るのは数百円でできても、除去するには少なくとも数十倍のカネがかかる。おいしいビジネスだ。
軍縮についてはロシアもケシカラン。ソ連時代に作った原子力潜水艦が壊れかけたままウラジオストク港に係留されている。「このままだとたいへんなことになるぞ」と恫喝をかけられて、日本政府はロシアに金を湯水のごとくにつぎこんでいる。ビクターⅢ級原子力潜水艦1隻の解体に2004年だけで日本政府は約7億9000万円を拠出している。
しかし、ほとんどのロシア人がこの事実を知らない。陰徳を積むにも限度がある。24日からの国連軍縮週間を前に、軍縮面における日本の貢献をきちんとロシアに伝える努力を国際機関「日露非核化協力委員会」の日本側代表である河野雅治駐露大使はもっとしっかり行うべきだ。
週刊新潮2009年10月29日号