心理学の本(仮題)

【職場に】心理学書編集研究会(略称:心編研)による臨床心理学・精神医学関連書籍のブックレヴュー【内緒♪】

認知行動分析システム精神療法とドリアン

2005-12-19 17:14:28 | 心理療法一般
 いやあ,クリスマス週間に入りましたねえ。ちょっと早いけど,「Psy」と頭につくすべての職業の皆様に,メリー・クリスマス。メリー・クリスマス,ミスター・ローレンス,つうかデヴィッド・ボウイ,つうかカオル姫ご用達のランドリー・ボーイLaundry boy,つうか真夜中のカウ・ボーイ,任天堂ゲーム・ボーイ,鉄腕アトムことアストロ・ボーイ,回転寿司のアトム・ボーイ,ロシアの皇帝モストボーイ,エキセントリック少年ボーイなどなど,いろいろありますけれども,いろいろありますけれども~,psy-pubの永遠のイチオシ・ボーイは,『コブラ』の永遠のライヴァル,クリスタル・ボーイに決まってますから,もうそこは動かせないわけですよ,残念だけど。
 何? 『コブラ』を知らない? まあ一言でいえば「日本人が書いたアメコミ・スペースオペラ」ですよ。これを幼い頃に読めば,将来立派な尻フェチになれますからなんともオススメです。ハリウッドもなあ,『新世紀エヴァンゲリオン』映画化するくらいなら,これを映画化すればいいのに。メンタリティからみても絶対こっちのがバッチリくると思うんだけど。もちろん監督は,ポール・バーホーベンで! 『トータル・リコール』と『ショー・ガール』を足して,アレすればもう出来上がり。イイと思うんだけどなあ……。まあ,ぎりぎりマックジーでも許すけどね,でもやっぱバーホーベンで。
 まあ,そんなこんなありまして,クリスマスから遠く離れて……。では,幼少期に『コブラ』を読んでしまった少年が今どうしているかというと……






 実はまだ二階にいるのです。



 あ,ごめんなさい,ごめんなさい。これ全然面白くないね。おかしいなあ,昨夜このオチ考えついたときは「絶対イケる!」と思ったんだけどなあ。まったく夜ってやつは,不思議な魔法をかけやがるぜ,時にはオイタが過ぎちゃうこともあるのさ,そうは思わないかい,カウボーイ?
 てなわけで気を取り直して(何たるご都合主義!),今日もサックリ本を紹介しましょう。



慢性うつ病の精神療法―CBASPの理論と技法
慢性うつ病の精神療法―CBASPの理論と技法
ジェームズ・P. マカロウ, Jr.,James P. McCullough, 古川 壽亮, 岡本 泰昌, 大野 裕, 鈴木 伸一

 ええっと,あぁた,CBASPさんでしたっけ。なんでも「認知行動分析システム精神療法Cognitive Behavioral Analysis System of Psychotherapy」とおっしゃるんですか,そうですか,随分と長いお名前なんですね。え? なになに? 「弁証法的認知行動療法」さんとは,また違うとおっしゃる。なぁほど(以上,a la 徹○の部屋)。
 とはいえ,とはいえですよ,日本でも診療報酬-3.16%ですよ。医療の中の精神療法的な関与がますます難しいものになるとも考えられます。そうした中で,なんとか医療ベースに乗せていこうと,そういうことの一つの表れでもあるんでしょうね。



精神分析という営み―生きた空間をもとめて
精神分析という営み―生きた空間をもとめて
藤山 直樹

 だけど,では,こういう生々しさはどこに行っちゃうんでしょうか。序文にて土居健郎先生が「ジューシJuicy」と表現しておられますが,これはかなり控えめな表現と思います。私個人的には「ドリアンDolian」としておきたいですな。


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