いきなり,本の紹介ですが。
とまとめてみたわけです。
というのも,,,
ほら,関口浩がやっていたみたいな感じで,グループか,チームか,さあ,どっち??って,なんとなくカッチョイイタイトルを思いついたつもりだったんですが,全然ダメですね,この二つ。別に,「人数多い」ってだけで,まったく関係ナッシング。あいすません。
ま,この場合,チームとは,「チーム医療」を指すわけでした,一方,グループとは「グループセラピー」を指すわけです。
で,ここにきて,チーム医療の本が並ぶというのは,ちょっと驚きでありますね。やっぱ自立支援法のからみが強いんでありましょうか。それとも,医療訴訟の増加で,「チーム医療」を推進せざるをえないのか。あるいは,野坂達志先生と大西勝先生の本のごとく「孤立」という問題がからんでいるんでありましょうか。実際,医療専門職のひと,一人職場って多そうですよね。横の連携の問題をじっと考えようという気運,その意気や吉であります。
一方,グループはいまはガチガチの精神分析的な集団療法というよりも,サポートグループ or セルフヘルプ・グループ的な,ゆるやかなグループを作るのが流行っているみたいな感じですね。結局,友だち作ろう!みたいな話なんですが,ま,そうだよね。年賀状一枚もこないのは哀しいもんです。
1冊目:
「現場に活かす精神科チーム連携の実際」は手馴れた本でありますよ。副題に看護師がないのが不満という感じもありますが,正しいPSWの在り方が見えるような気がします。チーム医療のまったくわからない方,その1冊目にドゾ。
2冊目:
「精神障害者を支えるグループミーティングのメソッド」でありますが,これ,非常に興味深げな本でありました。表紙のイラストがカワイイってなことはさておき,作業所やデイケアで行なわれているグループミーティング(ま,広義のグループセラピーでしょうか)によって統合失調症の方の自立を促す!というような本で,ちょっとすごい実践の数々。いいです。もちろん,奇跡はありませんが,皆愉しげで,いいな。世界を変えるかも?
3冊目:「孤立を防ぐ精神科援助職のためのチーム医療読本」は,かの
の野坂達志先生の本であります。
サブタイトルまで含めると,内容もなんとなく見えてくる。けっこう楽しめまつ。
ぜひ,若い諸君に読んでもらいたい!(偉そうスマソ)非常に実用的。
4冊目:
「軽度発達障害児のためのグループセラピー」でありますが,紹介したと思ったらしとらんかったね。申し訳ないです。
これはいい本です。発達障害の遠矢先生とグループセラピーの針塚先生とのタッグ作。事例も多く,タメになります。
遠矢先生,こんな翻訳もされてます。
確かに「きょうだい問題」は忘れてはならないところでありますよ。ワタシの友だちでも,知的障害の弟を持つ子が,妙にグレてしまって,哀しい目をしてましたよ。。元気でやっとるかね。
で,思ったんですが,グループとチーム医療,それをまぜたものは,
TEACCH!
ってことになるのか……
こないだのエントリの「地域援助」の話にまたまた繋がるのかしらん。
こんなのもあり。
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とまとめてみたわけです。
というのも,,,
ほら,関口浩がやっていたみたいな感じで,グループか,チームか,さあ,どっち??って,なんとなくカッチョイイタイトルを思いついたつもりだったんですが,全然ダメですね,この二つ。別に,「人数多い」ってだけで,まったく関係ナッシング。あいすません。
ま,この場合,チームとは,「チーム医療」を指すわけでした,一方,グループとは「グループセラピー」を指すわけです。
で,ここにきて,チーム医療の本が並ぶというのは,ちょっと驚きでありますね。やっぱ自立支援法のからみが強いんでありましょうか。それとも,医療訴訟の増加で,「チーム医療」を推進せざるをえないのか。あるいは,野坂達志先生と大西勝先生の本のごとく「孤立」という問題がからんでいるんでありましょうか。実際,医療専門職のひと,一人職場って多そうですよね。横の連携の問題をじっと考えようという気運,その意気や吉であります。
一方,グループはいまはガチガチの精神分析的な集団療法というよりも,サポートグループ or セルフヘルプ・グループ的な,ゆるやかなグループを作るのが流行っているみたいな感じですね。結局,友だち作ろう!みたいな話なんですが,ま,そうだよね。年賀状一枚もこないのは哀しいもんです。
1冊目:
「現場に活かす精神科チーム連携の実際」は手馴れた本でありますよ。副題に看護師がないのが不満という感じもありますが,正しいPSWの在り方が見えるような気がします。チーム医療のまったくわからない方,その1冊目にドゾ。
2冊目:
「精神障害者を支えるグループミーティングのメソッド」でありますが,これ,非常に興味深げな本でありました。表紙のイラストがカワイイってなことはさておき,作業所やデイケアで行なわれているグループミーティング(ま,広義のグループセラピーでしょうか)によって統合失調症の方の自立を促す!というような本で,ちょっとすごい実践の数々。いいです。もちろん,奇跡はありませんが,皆愉しげで,いいな。世界を変えるかも?
3冊目:「孤立を防ぐ精神科援助職のためのチーム医療読本」は,かの
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の野坂達志先生の本であります。
サブタイトルまで含めると,内容もなんとなく見えてくる。けっこう楽しめまつ。
ぜひ,若い諸君に読んでもらいたい!(偉そうスマソ)非常に実用的。
4冊目:
「軽度発達障害児のためのグループセラピー」でありますが,紹介したと思ったらしとらんかったね。申し訳ないです。
これはいい本です。発達障害の遠矢先生とグループセラピーの針塚先生とのタッグ作。事例も多く,タメになります。
遠矢先生,こんな翻訳もされてます。
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確かに「きょうだい問題」は忘れてはならないところでありますよ。ワタシの友だちでも,知的障害の弟を持つ子が,妙にグレてしまって,哀しい目をしてましたよ。。元気でやっとるかね。
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ってことになるのか……
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