マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

いちじくの季節で

2024-09-02 01:34:29 | 日記
好きな果物は、桃、柿、いちじく、さくらんぼ、巨砲…くらいかな。
二十世紀梨も好きだったのですが、毎年シーズンになると、母が親戚の八百屋さんから箱で送ってくれて、食べすぎたのでしょうか、おなかを壊すようになって、食べられなくなりました。
今はいちじくが旬ですね。
なので、いちじくを買いました。
 
いちじくの旬は、6~8月と8~11月の2回あるようです。
知らんかった…。
子供の頃、出雲の実家には柿といちじくの木がありました。
なので、いちじくと言えば、木に成っているのを取って食べる…という認識で、まぁお金を払った買って食べるものという感覚はなかったのですが、高級になったものです。
木に成ったのが熟して食べごろだと思うと、鳥が来てつつくのですよねぇ…。
何度も悔しい思いをしました。
出雲では、多伎町のいちじくが有名で、ふるさと納税の返礼品にジャムやら何やら、あります。

いちじくと言えば、昨年亡くなった母も好きだったので、高齢者住宅にいた頃は、いちじくの季節になると差し入れで持って行ったりしてました。
昨年1月に肺炎になり、まだコロナ蔓延中で救急搬送が後回しになり…たぶん高齢者だからか…6時間以上たってからだったので酸素濃度は80くらいしかない状態が長く続き、たぶん、脳の方にも影響があったのでしょう、肺炎は回復したものの、何も食べられない、何もしゃべらない状態になって11か月でした。
いちじくの季節にふと思い出すのは、母も食べたかっただろうなぁ…ということです。
点滴で生きているだけで、しゃべらないので意思の疎通もできず、こちらが一方的に話すだけで、何を思ってるんだろう…と。
うれしいとか悲しいとかの感情はあったのだろうかとか、何かしたいなとか、それさえももう面倒だったのかわからなかったのか…病院に行くたびにいつも思っていました。
そこだけがスッキリしない気持ちですね。




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