マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

映画「新世紀、パリ・オペラ座」

2018-01-16 23:53:15 | お勧め
映画「新世紀、パリ・オペラ座」を観るために、渋谷Bunkamuraシネマに行きました。
毎週火曜日は、サービスデーで、料金が1,100円になるためか、人が多かったですね。
ほぼ同時刻に、「マノロ・ブラニク」も上映していて、そちらを観る人もたくさんいました。
「マノロ・ブラニク」も観たいと思っていますが、今日のところは「オペラ座」の方にしました。

一言でいえば、感動でした。
いろんな意味で感動です。
内容は、ドキュメンタリーで、ステファン・リスナーがパリ・オペラ座総裁に就任して新体制になったパリ、オペラ座を2015年1月から1年半にわたって撮影されたものです。
オペラ座は古い方のオペラ・ガルニエと新しい方のオペラ・バスティーユがありますが、ガルニエの方は今までも映画に使われたことがたくさんあるので、今回は主にバスティーユが舞台になっていました。
オペラの舞台に立つソリストやバレエのダンサー達だけでなく、コーラスやオペラに登場する牛、裏で働く大勢のスタッフたち、運営側、などなどたくさんの人たちにスポットを当てています。
それぞれがホントに真摯に自分の仕事に取り組んでいる様子は、興味深く見ましたし、プロだなぁ…と。
断片的なオペラの場面で歌われる歌は、これぞ芸術!と思う感動の演奏でした。
舞台裏のトラブルや金銭的な問題まで、大変だなぁ…というのもありましたが。
たくさんのいい演奏も聴けて、充実の時間でした。
それに、今回のフランス語はとても聞きやすく、それも良かったですね。
2時間がアッという間でした。


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