今日も朝から、片づけたり整理をしたり…。
今やらなくても…ということも、気になるとやり始めてしまって、困ったものです。
プロムナード・コンサートまで10日余り、リストばかり弾いていて、少し食傷気味だったのか、なかなか気合が入らなかったのですが、やっと音楽を考えられうようになり、気持ちも乗ってきました。
リストを2曲弾くのですが、ひとつは、ペトラルカのソネット第104番です。
この曲は、巡礼の年報第2年「イタリア」の中の曲で、イタリア・ルネサンスを代表する叙情詩人ペトラルカのソネットと言われる、14行の定型詩(小さな歌を意味する)の中から、作曲したものの一つです。
3曲ある内で、一番良く演奏されるものです。
104番の詩の大意は、『心の平和が乱れ、自己嫌悪に陥りながらも、なお誰かを求めている。私を救って下さるのは、愛しい人よ、あなただけなのです。』というもので、この詩の内容を表現していると言えるでしょう。
メロディ自体は、すごく魅力的というほどでもなく、凝ったものでもないのですが、和音進行が、増三和音を使ったり、通常と違う和声進行だったりで、ロマンティックで切ない感じに聞こえるのだと思います。
演奏する方としては、ただ勢いで弾けばいいという曲ではないので、いかに歌うかというのが一番難しい所!
自分が曲に酔ってしまわないように気をつけないと、独りよがりで退屈な曲になってしまいますから、そんな所に苦労しています。
CDは、意外とないのですが、及川浩治氏の 激情のリスト がいいですね。
メフィストワルツ1番、夕べの調べ、忘れられたワルツ1番など、私の好きな曲も入っていますし…。
今やらなくても…ということも、気になるとやり始めてしまって、困ったものです。
プロムナード・コンサートまで10日余り、リストばかり弾いていて、少し食傷気味だったのか、なかなか気合が入らなかったのですが、やっと音楽を考えられうようになり、気持ちも乗ってきました。
リストを2曲弾くのですが、ひとつは、ペトラルカのソネット第104番です。
この曲は、巡礼の年報第2年「イタリア」の中の曲で、イタリア・ルネサンスを代表する叙情詩人ペトラルカのソネットと言われる、14行の定型詩(小さな歌を意味する)の中から、作曲したものの一つです。
3曲ある内で、一番良く演奏されるものです。
104番の詩の大意は、『心の平和が乱れ、自己嫌悪に陥りながらも、なお誰かを求めている。私を救って下さるのは、愛しい人よ、あなただけなのです。』というもので、この詩の内容を表現していると言えるでしょう。
メロディ自体は、すごく魅力的というほどでもなく、凝ったものでもないのですが、和音進行が、増三和音を使ったり、通常と違う和声進行だったりで、ロマンティックで切ない感じに聞こえるのだと思います。
演奏する方としては、ただ勢いで弾けばいいという曲ではないので、いかに歌うかというのが一番難しい所!
自分が曲に酔ってしまわないように気をつけないと、独りよがりで退屈な曲になってしまいますから、そんな所に苦労しています。
CDは、意外とないのですが、及川浩治氏の 激情のリスト がいいですね。
メフィストワルツ1番、夕べの調べ、忘れられたワルツ1番など、私の好きな曲も入っていますし…。