今年のノーベル平和賞を、日本原水爆被害者団体協議会が受賞することになったとか、唯一の被爆国として被爆した人ではないとわからない立場で、反核運動と被爆体験の伝承を続けていらっしゃったのはホントに素晴らしく、評価されたのは良かったと思います。
ただ、遅きに失した感もありますね。
原爆投下から79年、被団協結成から68年にもなります。
もっと早い時期に受賞して当然…というか…。
最近の世界情勢で、戦争が広がり、核兵器使用の可能性があることに危機感を感じて、反核運動をしているこの団体が受賞したのか…と、政治利用と言うか、ちょっと穿った見方をしたくなってしまいます。
現代の核兵器の使用がどういう被害をもたらすか想像もつきませんが、普通のミサイルでも容認はできない状況で、いったいいつ戦争は終わるのか…ですが、身近にはない状況で実感はないものの、映像を見るとホントに胸が痛い。
戦争をするのにそれぞれ自分なりの大義名分があるのでしょうが、傍から見るとエゴの塊のように感じられます。
人を殺して物を壊しても何も生まれないのですけどね。
平和な世界が来ることを願っています。