温暖な岡山南部も今年の一月はとても寒いです。
気温も氷点下になることが多く
1/22にはうっすらと雪が積もりました。
歩いてすぐの自然農田に雪景色を眺めに・・。
田んぼの一角に蒔いた大麦はとても元気。↓
ぶるるる、おお寒い、と私は長時間居られませんが・・。
冬草たちの可愛らしい芽が畝をうっすらと緑色に。
いのちにはそれぞれに性質があり、
麦や冬草たちはこの厳しい寒さが合っているのですね。
冬景色は清らかでとても美しく
四季の恵みを感じるひと時にもなりました。
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さて、今年も楽しみにしている自然農稲作教室ですが、
2018年 五期は1/28(日)にスタートいたしました。
お天気に恵まれますようにとの思いのなか、
気温は最高3℃~最低-3℃、かなり寒い一日となりました。
午前中は和室にて、みなさんに自己紹介をしていただき、
自然農の基本のお話し、稲の一生について勉強いたしました。
午後からも気温は低めでしたが風がなく、午前中に舞っていた雪もやみ、
田んぼの整えとして「畝作り」をいたしました。
自然農の田んぼでは、冬の時期に畝の整えをいたします。
溝を掘ることで平畝ができあがります。
この溝の役割ですか、畝の通気をよくすること、
また田植え以降の水の調節に欠かせません。
さらにお米の裏作に麦を栽培する場合の湿気対策にもなります。
また、昨年の苗床跡がやや低くなっていますので、
溝を掘った土をその部分に運びます。
藁や枯れた夏草を除けて土を運び平らになるよう砕き、
ふたたび藁や枯れ草を被せておきます。
溝を整えるのと同時に、畝の高低差をなくしています。
自然農のお米づくりに取り組む時、
畝作り=溝堀は、一番最初に行う田んぼ全体を視野に入れての大切な作業です。
溝を田んぼの周囲にめぐらし田んぼの形に合わせながら、
基本的に南北に約4m幅で畝を作ります。
ちょうど実習の時間帯に寒風が吹かず、ほっとしました。
気温はとっても低かったのですが、
スコップを使っての作業で身体はぽかぽか。
一月、この季節にしか体験できないことを味わっていただきました。
◎実習風景のお写真は参加者の渡邉さんが写して下さいました。
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自然農は
耕さず 自然の営みに沿って 手作業で
健やかなる恵みをいただくことのできる農です。
すべてのいのちとともに生き
添い 応じ 従い 任せる
そのような生き方を学ぶ機会でもあります。
宇宙自然界を舞台に
人生の全うにつながることとして
自然農に携われることを
本当にありがたく喜びに感じています。
八木真由美 岡山
2018.1.29
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