鶴は千年 亀は万年といわれますが、
千、万、という文字は仏教用語だと聞いたことがあります。
そのことは後に知ったのですが・・・・、
数をあらわすだけではないようです。
娘たちの名前の一文字に 万と千をつかわせていただいており、
千・千・万・と並んでいるせいか 鶴と亀にもなんだか親しみがあります。(笑)
末娘の万里奈は 小さい頃から亀が大好きで・・・、
水族館に行くとまずはウミガメに会いに行きます・・・。
う~ん、偶然かな・・・。(笑)
ところで 鶴と亀は日本ではおめでたい意味あいもあり 親しまれていますが、
かごめかごめの歌中に 鶴と亀がすべった 後ろの正面だあれ・・・、
というフレーズを なんだか興味深く 意味深く 感じています・・・。
さて 旧正月、 節分、立春と 春を心待ちにするこの季節・・・、
清らかな光とともにすごす時を 大切にしています。
そんなある日、娘と吉備路に向かいました。
寒いのかな、とおもえば 春のように穏やかな日もあり、
ぽかぽかとした陽気につつまれて 心も身体も軽やかです。
空も 木々の梢を透かし 光っています。
白い雲が すぅ~っと まじわっています。
吉兆だと きいたことがありますが、どうなのでしょう・・・。
鶴が二羽、 のどかにお散歩をしていました。
こんなに近くで会うのは久しぶりです。
なんだか 絵のようにきれい・・・。
鶴は新春の雰囲気にぴったりですね。
娘が 「お~い、鶴さん~ 。」と呼ぶと
ふり向いてくれました。(笑)
生垣に 南天の実がたわわに実り なんともはなやか・・・。
空は やさしい春の色です。
この空のしたで いのちをかがやかせて
それぞれの時を 生きているのですね。
そして いつもいつも この今は あたらしい時の連続・・・・。
未来から吹く風を 全身に感じながら のどかな吉備路を後にしました。