君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

自然農お米づくり 10月 大きな台風の後に・・。

2018年10月01日 | 自然農 岡山 稲 

2018年 夏から秋にかけて豪雨や台風が続いていますが、
みなさま ご無事にお過ごしでしょうか。

台風24号が通過した9/30、
岡山も数時間つよい風と雨に見舞われました。
翌朝には、からりと晴れた青空が広がり
風のつよさを少し残しながらも、
爽やかな朝を迎えることができした。

台風の後、まずは田んぼへ。
北西からの風を集中的に受けたのか、
稲穂の向きが揃っていました。
でも、とても元気な姿です。

清々しい朝の光景に、ほっといたしました。

 

ここまでは10/1の写真ですが、↑

数日前9/27 実習田の様子もあわせて掲載させていただきます。

 

耕さず16年目の田んぼは 草草・虫たちの生きる場でもあります。 

そしてこの美しい自然界は
自然に添い、手作業で栽培する私たちの心身も
すこやかに養ってくれます。

秋の日 一日一日・・ 
茎 葉 穂 が色づいてゆきます。
夏の草草もいのちを全うするべくのいとなみです。

そして後一か月と少しで稲刈り・・、
黄金色の季節がまた巡ってくるのですね。
楽しみです。

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自然農稲作教室2019年受講生を9/1より募集しておりましたが、
9/30に定員になりました。ありがとうございました。

八木真由美

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自然農 冬の田 大寒の頃に。

2018年01月17日 | 自然農 岡山 稲 

もうすぐ大寒を迎える今日は1月18日。
お正月以降、寒い日が続いていましたが、
少し寒が緩み、岡山南部の気温は14℃~5℃。
蝋梅の蕾もふくらんできました。

自然農田に散策に行きましたら、
脱穀後に返した稲わらの隙間から冬草が元気に育っていました。

畝全体を眺めるとほんのり緑色、
春の兆しが大地から感じられます。

こちらは大麦です。紫色の綺麗な穂をつけます。

種を繫いでゆきたいので、
田んぼの一画に少しだけ栽培しています。
麦茶にしていただくのもいいですね。
(ライ麦他は畑で栽培中です。)

2018年 自然農稲作教室も始まります。
今年も10名の方々とお米作りを学び実践いたします。

耕さず16年目をむかえる実習田にて、
肥料・農薬・除草剤・大きな機械・を持ちこまず 
自然に沿って手作業で 昔ながらの道具を使い
 いのちの営みを感じながら田んぼに立ちます。

今年も豊かな巡りのなかで、
健やかに過ごせますように。

八木真由美

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小春日和 12/15 自然農お米づくり 我が家の脱穀が終わりました。

2017年12月16日 | 自然農 岡山 稲 

12月に入り 岡山南部でも冬型の天候が続いていましたが、
昨日は穏やかな晴天に恵まれ、もう少し残っていたお米の脱穀にいそしみました。
よく乾燥していますので籾がパラパラと軽快に飛んでゆきます。
丸くてぷっくりとした籾にふれると愛おしくなりますね。

収穫量は、私ひとり分で換算すると自給率150%くらいでしょうか。
今年も自然界のめぐみをいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

稲刈り後、11/20 田んぼの一角に大麦を点蒔きしました。
蒔き時が少し遅くなったこともあり芽が出るのもゆっくりでしたが、
可愛い姿を見せてくれました。

朝、畦道を歩くと霜が降りてこんなにもきれいな世界が・・。
真冬の厳しい寒さのなかで色鮮やかに生きるいのちたちです。
自然農に携わるようになり草草や虫たちとの会話も増え、
豊かな日々 喜びの日々となっています。

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自然農 田植えの季節に 2017 初夏

2017年06月20日 | 自然農 岡山 稲 

六月の爽やかな毎日、いかがお過ごしですか。
私は先週末から始めた田植えに集中しています。

まぶしい光をうけて輝く自然農田の葦たち。
すばらしい生命力を宿しています。

田植えを始める前に、
夏草の葦を刈り取る作業から始めます。
日に日に背丈を伸ばす頼もしい存在ですが、
お米と一緒に育てるわけにはいかないのです。

さわさわと鳴る音に耳を傾けたり、
葦の原に入って涼んだり、
風にそよぐ様子を眺めながら写真を撮ったり、
その豊かさ美しさをたっぷり感じて、やっと
刈り取る作業に気持ちが向かいます。

背丈ほどに伸びた葦を鎌で刈る作業はなかなか大変です。
茎は木のようになっており、かなりの力仕事になります。

田植えのことも考え、早く大地に巡るよう
上から四段階くらいに分けて刈り取るようにしました。
刈った草草はその場にパラパラと敷いておきます。

田植え前の畝は刈り取った草の大海原になり、
歩くと足元でさわさわと心地のよい音がします。

そして、いよいよ田植えですが、
地中に宿根草(葦・茅)の根っこが多く、
両手で鎌を引かなければならないほど固く、
それほど握力のない私は、いかに鎌に仕事をしてもらうか・・、
そういう感じで進めています。

すくすくと育った苗を手に取りながめ、
一本ずつ根気よく植えてゆく作業はとても楽しく、
植え終わった苗たちを眺めるゆったりとした時間もとても平和なひと時です。

今年もほんの少しですが古代米の緑米と黒米を栽培いたします。
ほとんどは、うるち米の「あけぼの」です。


昨日、マリナ(末娘)が植えるのを少しだけ手伝ってくれました。
一昨年の自然農稲作教室に参加した経験があるので、
安心して任せられました。

育った苗は苗箱に移して一本ずつ植えてゆきますが、
クワで削る時、たくさん土をつけすぎると
苗床が低くなり、苗床仕舞いが大変になります。
でも、今年はたっぷりめに土をつけています。

そして植える直前に苗を一本取り分け、
できるだけ瑞々しいまま植えるようにいたします。
根を傷めないように、優しい手がいいですね。

「お母さん、西の空がきれい~。」
「ほんとね~、光ってるね。」

天も地も美しい宇宙自然界、
ここで生かされ生きているわたしたちです。


 

 

 

 

 

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自然農  天の光、大地のぬくもり 

2017年04月02日 | 自然農 岡山 稲 

今年、私の苗床はここに決めました。 ↑
例年、畝の端に作るのですが、
今年は真ん中辺りの溝沿いです。
田植えの時に苗を運びやすいかなと思います。 

もちろん、
これまでに一度も作ったことのない場所を選んでいます。

まずは、寸法をはかります。
そして冬に振りまいた稲わらを除け、ざっと草を刈り、
夏草の種が落ちている表土を丁寧に剥がしました。

その表土はとても豊かな亡骸の層となっています。(14年分)

最初はいつものようにクワを使っていましたが、
層になっていますし、湿り具合も良い感じなので
手でくるくるとロールして剥がしてみました。

広さは、二畝分1m×4m=4㎡です。 

 

午前中に、ゆっくりとここまでの作業をしました。
後日、宿根草の根っこを堀り除き、
籾まきに備える予定です。

次の作業の日まで、藁を敷き、
乾燥しないようにしておきます。

 

田んぼ全体に目をやると、
冬から春に育つ草が元気にもくもく・・、
うれしいです。

田んぼの片隅に蒔いた麦も育っています。

麦の周囲は、折々に草刈をしています。 

 

さぁ、美しい空の下でリラックス・・、
大地に身体を横たえて気持ちのよい呼吸をしながら、
天の光と 地球のリズムを感じます。
やさしい風が頬をなで、まばゆい静寂に包まれていると
ふと藁や干し草のなかで過ごしてみたいな、
との思いが湧いてきます。

きっと最高に心地良いはず。

一晩、星空の下でそれができたら。
もう少し暖かくなったらやってみようかな。
と、心は自由に羽ばたくのでした。

 

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お米大好き 二月分の籾摺りをしました。 

2017年01月31日 | 自然農 岡山 稲 

 

収穫したお米は籾貯蔵をしておき、
我が家では約一か月分ずつ籾摺りをして、
新鮮で美味しいお米をいただきます。

籾殻のなかでお米は生きており・・・、
生きたまま貯蔵できるって、素晴らしいですね。

外した籾ガラは田に還してあげるのが基本で、
今年も稲わらと同様に巡らせています。

その他には、段ボールに籾ガラを敷いて、
その中で生姜やサツマイモを保存しています。
お台所の高めの棚でぬくぬくと厳寒期を越しています。

写真(上)の可愛い米袋は、
自然農稲作教室の卒業生の方々が
消しゴムハンコを手作りされ、
それを袋に押してプレゼントしてくださいました。
うれしいです。ありがとう。‼

 

あけぼの・・玄米です。 ↑
我が家は七分づきでいただくことが多いです。
精米した後の「糠」も大事に使います。
それからお米のとぎ汁も大切にしています。
ほんとうに、いのちまるごとありがたい恵みなのです。
 



 

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自然農たのしい稲作教室・倉敷 稲刈り

2016年11月22日 | 自然農 岡山 稲 

11/6  日曜日 自然農たのしい稲作教室の稲刈りでした。

 

稲刈りは茎・葉・穂が黄色く色づいた頃、
お天気の良い日に、朝露が乾いてから行ないます。


さくさくと鎌で刈り、その束を結束し、
稲木を組んで天日干しをいたします。 

まずは刈り取る作業です。
しっかり順手で稲を持ち、
サクッと一息で刈り取ってゆきます。

美しい稲穂を味わいながら 
快いひびきを楽しみながら
収穫の作業が進みます。 

案山子たちもまだまだ役目をしています。

さて、刈り取った稲は扇形になるように三回に分けて置き、
一束分にして整然と並べ日に当てておきます。 

 

 

そして昨年の稲わらで、刈り取った稲を束ねます。

稲木を組む作業はみんなで力をあわせていたしました。

どちらから風がふいても倒れないように支え合う、
そのように足を組んでゆきます。 

そして、稲穂が乾きやすいように、
稲束を交互に1:2に分けながら稲木に掛けてゆきます。

 

自然農一年目の千香江さん。 ↑↓
自然界のいのちの理にも関心を示され、
いつも心をはずませての作業でしたね。 


 

朋美さんと慶子さん、
必要な手をかけ心をかけて、
充実の実りですね。
嬉しいですね。

知果さん 彩さん かおりさん
稲架掛けの途中で記念撮影です。 ↑
下のお写真は、三人合わせて1.2畝の収穫です。
2014年から学ばれ、今年で稲作教室を卒業され自立です。

井戸口さん 草野さん 渡辺さん
自然体でとりくまれる姿がすてきだなぁ、
と感じさせてもらいました。 
お米も畦豆も育ち 感慨深いですね。 

まさみさん 律さん
稲作教室二年目のお二人です。
暑い夏もがんばりました。
今年もうれしい収穫です。
 

夕陽が西に傾く頃、すべての作業を終えて、
最後まで残っておられた方々で記念撮影です。
いよいよ次回は、脱穀・籾摺り・・・、
玄米になったお米をお持ち帰りいただきます。

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◎お知らせ
2017年度稲作教室参加者の募集をさせていただいておりましたが、
定員になりましたのでお知らせいたします。

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稲作教室のみなさんが写されたお写真、
ステキなので掲載させていただきます。

by知果さん

 

by知果さん

by知果さん

by草野さん

byちかえさんの旦那様

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天地のめぐみ抱き 喜びの秋・・。 まゆみ
 

 

  

 

 

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自然農 十月 稲穂が垂れてきました。

2016年10月08日 | 自然農 岡山 稲 


10月上旬の自然農田 ↑

雨が恋しくて空を見上げていた夏の日が過ぎ・・、 
台風の影響もあり雨の続く蒸し暑い秋の始まりでしたが、
この連休の終わりには気温もぐっと下がるとのことです。

昨日は秋祭り、子ども神輿の元気な声がひびき、
今日は地区の運動会、にぎわう声が風にのって聞こえてきます。
稲もさらにさらに実りへと色づいてゆくことでしょう。 



  ↑ こちらの写真は、9/23です。
 開花交配後の新鮮な立ち姿にうっとりしますね~。
この時期は畔のまわりをゆっくりと歩きながら、
その美しさ、健やかさ、さわやかさ、たくましさ、などを
たっぷりと感じて過ごしました。

 

9月の終わり、9/30、↑
朝から鳥たちの声がいつもと違うなぁと気付き、
さっそく田んぼに行ってみると、すずめたちがチュンチュンと
元気いっぱいに来ていましたので、案山子を2体立てました。

食べられる前に対策をするのが効果的、
と聞いていましたので大急ぎで準備をしました。
美味しい味を知ってしまうと、少々の対策では効かないそうです。

案山子の服や帽子はわたしのお下がりなので・・・、
いっそう雀がドキドキしてくれたらいいなぁ~、
と思ったのですが、
田んぼに行くたびに「自分がいる」みたいで、
実は私がびっくりしています。(笑)

10/2の稲作教室 では、みなさんと更に6体の案山子を立てました。
今年はこれで大丈夫でしょう。

畔のススキの穂もきれいですね。
これから一か月、お米はさらに充実し、 
楽しみな稲刈りを迎えます。

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自然農たのしい稲作教室2017年、募集を始めました。
一年間を通してお米づくりを学ばれたい方、ご一緒いたしましょう。
 
自然農は、耕さず、農薬肥料などを持ちこまず、
自然に沿ったお米づくりです。

自然農を知りたい、学びたい、体験してみたい、
自然農のお米を自分で育て、その美味しさを味わいたい。
宇宙自然界のことわりを学び察知する力を身につけたい。、
など・・・、自然農に関心を抱かれておられる方でしたら、
どなたでもご参加いただけます。定員は10名です。

一年間の作業は、
畝作り、苗床作り、籾まき、苗床の手入れ、田植え、夏草刈、
畔の整え、水管理、稲刈り、脱穀、籾摺りなどです。 
学びと実習をとおして、お米づくりの一年間を体験していただきます。
一年の終わりには各自で育てたお米すべてをお持ち帰りいただきます。

自然農実習田は、倉敷市の東の端にあり、
耕さず14年目の豊かな田んぼです。

2017年  募集は10名です
(先着順とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
)
新たな出会いを楽しみにしています。

教室詳細はこちらからご覧くださいませ。

八木真由美
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自然農稲作 開花交配期 9月

2016年09月05日 | 自然農 岡山 稲 



今年も稲の開花交配の季節をむかえました。
稲は、一つの花の中にある6本のおしべの花粉が
1本のめしべと一つになって受粉する、自家受粉です。

 

こちらの写真は、茎の中の幼穂です。
幼穂形成が完了しますと茎がさらに伸び、
幼穂を上に押し上げます。



こちらの写真は、古代米の黒米です。
早生種ですので、穂が垂れはじめています。

 

畔の小豆です。
ほどよい雨のめぐみもいただき、
順調に育っています。



大豆の花が咲いています。



畔を歩けば、
草の葉に雨のしずくがコロンコロン・・、
とっても可愛いですね。



9/4  稲作教室の日は、畔と溝の草刈をいたしました。
風の通りが良くなり、田んぼの周囲も爽やかになりました。
これから約二か月間、稲の実りを見守ります。 






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自然農 8月 分けつ期から幼穂形成期へ

2016年08月16日 | 自然農 岡山 稲 



8月上旬 条間の夏草刈も最終の頃。



7月中旬からの晴天続きで、
田んぼの溝もすっかり乾き、
畑のようになっています。

草刈りの作業は楽にできる状態ですが、
「雨」を待ち望む思いが日に日にふくらみます。

稲たちに、ごめんなさい~、
と言いたい気持ちです。
でも、お天気ばかりはしかたがないのです。

けれども、よく見ると、
稲たちはしっかりと根を張り、
たくましく分けつをしています。

自然農ならではの力づよい営みです。

 

まぶしい日差しを燦々と受けて、
畔では小豆も育っています。
乾燥して土が白くなった頃に、
種を降ろしましたが、元気です。
よく見ると、葉を立てて陽ざしを逃がしている感じ。 ↑

 

待望の水が、8/12に入りました。
しみじみとうれしいです。
わたしの心も身体もほっと一息。
田んぼのいのちたちと、
一体なんだなぁ、と感じます。

 

よかったね。気持ちいいね。
さらなる成長にむけて営み盛んに・・。



夕暮れ、穏やかな気持ちで、
田んぼ全体をながめる幸せなひと時。



昨日、今日8/16  大粒の雨が天から降りそそぎ
さらに嬉しい8月中旬です。



実際、あまりの晴天続きの頃は、
雨の降り方を思い出せないほどでしたから・・。
夕立があると「奇跡」なのでは、と思うほど。
自然なことなのに・・・ね。



小豆ものびのびと葉を広げ、 ↑
すこやかに育っています。 



畔の黒大豆も、こんなに育ちました。
うれしいです。

さぁ、八月も半ばを過ぎると、
稲は子どもづくりの営みとして、
幼穂形成期へと入ります。
茎が丸くしっかりとする中で、
幼い穂が育ち始めます。 

その頃になりますと、
根から養分をすいあげていますので、
田んぼに入ることはいたしません。
根を損ねないように・・です。

これから先の夏草たちは、
生える(伸びる)に任せておきますよ。
 
8/16  自然農実習田 全体の様子。

次回の稲作教室は9月・・・・、
お米の開花交配の頃になります。
楽しみな秋のおとずれです。
 

 

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自然農 八月 水のめぐみ

2016年08月01日 | 自然農 岡山 稲 

八月になりました。

昨夕、大きな川の水門がひらき、

今朝は田んぼに水が流れ込んでいます。

ほぼ一か月ぶりの水に気持ちも潤います。

 

この間、稲は天水をめぐみとして

じっくりと育ち分けつも進んでいます。

 

自然農の田は耕さず・・、 

様々ないのちがともに生きています。

 

鳥や小動物が田んぼをおとずれ、

虫たち、草草、そして稲・麦、それらが

いのちのいとなみを繰り広げています。

 

年々、そのいのちたちは形をかえて

亡骸の層となってゆきます。

オアシスのような田んぼの表面も、

地中も、いのちの薫りゆたかに

湿り気を帯びています。

稲の足元は水を含んだスポンジ状が続きます。

 

けれども7月下旬、

晴天続きの夏陽のなか

そろそろ水のめぐみをいただきたいと

心待ちにしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の恵みを得て

幼穂形成期に入る前のこの時期、

稲たちはいのち盛んに

身体づくりをしてゆくことでしょう。

 

8/7、自然農稲作教室では最終の夏草刈になります。

その頃には一段と成長している稲に出会えそうですね。

 

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自然農 七月 稲の分けつ期

2016年07月19日 | 自然農 岡山 稲 

自然農たのしい稲作教室 倉敷は、 

今年で三年目となりました。

耕さず14年目の自然農田が

みなさんの楽しい実習の場です。

その重なりも、みなさんの想いも、

田んぼにあらわれているなぁと感じます。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一回目の草刈実習(7/10)を終えられて、

苗の分けつが伸びやかに始まっています。

 

これから八月上旬まで・・、

稲と夏草の状態にあわせて

二回目、三回目と草刈に入ります。

 

暑い時期は大変ですが、

この時期の作業が、

秋の実りを豊かにもたらしてくれますので

みなさん、とても熱心です。

 

夏草刈りによって

日当たり、風通し、

稲の分けつスペースを確保いたします。

 

一度に大きく環境を変えることなく

条間一列おきの草刈りをされる場合もありますが、

最終的には全体をいたします。

 

一回目の草刈後のみなさんの畝です。 7/14撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                 

 

 

 

 

 

                            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
梅雨が明けて本格的な夏がはじまりました。

さぁ、今週末は二回目の夏草刈に入ります。

身体をつかって 汗を流して 

お米を育てる喜びをたっぷり満喫しましょう。

 

自然農たのしい稲作教室 倉敷

 

 

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自然農 六月 

2016年06月30日 | 自然農 岡山 稲 

六月上旬から始まった田植えが終わり、

かわいい苗が田んぼ一面に並んでいます。

 

しっかりと分けつを始めているものもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は、彩さん・ちかえさん・知果さんの畝です。

6/26に、田植え後の一回目の夏草刈をされています。 ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お米づくり三年目の方・・、

二年目の方、

初めての方、

みなさん それぞれに

とても丁寧な作業をされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんの実習田、

そして私の畝が二畝・・・、

あわせて七畝・・・・。

 

小さな一枚の田んぼに・・

今日も爽やかな風が吹いています。

  

 

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自然農 豊かな時間

2016年06月10日 | 自然農 岡山 稲 

週末の田植えにむけて

自然農稲作教室の実習田では

みなさん、夏の草刈りにいそしまれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿根草の葦や茅が背丈ほどに育つこの田では、

さわやかな汗とともに草刈りが続きます。

カマで刈ってゆくのは大変そうに感じますが、

青い空の下 爽やかな風に吹かれながら

身体を使っての作業はとても気持ちのよいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美しく夏草の刈られた実習田・・・・

しだいに畝がひろびろとした空間をあらわし、

田植え前の静かな夕暮れは、

爽やかな光と風の舞台に・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼに行くと・・・・

知果さんが草刈りをされていました。

ふりむけば彩雲が光っているではありませんか。

 

きれいな夕暮れ・・・、

なにもかも美しく 心は満ち足りています。 

草刈りの手を休め 語らうひと時も

とても豊かな時間・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実習田の夕暮れ フォトby神末知果さん 

 



 

 

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自然農 五月 初夏の薫り 

2016年06月01日 | 自然農 岡山 稲 

籾まきから一か月が経ち 

田圃はすっかり初夏の薫りです。

苗がすくすくと育つ苗床のまわりには

夏草の葦が背丈をぐんぐん伸ばしています。

五月中旬の稲作教室の実習風景です。↑

苗床の手入れと畝の夏草刈り、

畔の手入れもいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、五月下旬には鳥よけ紐をはずし

苗床の手入れ、二回目です。

今年は雀やオケラが遊びに来ましたが、

それにも的確に応じることができたようです。

みなさんの苗も私の苗もとても順調に育っています。

水稲の「あけぼの」です。 ↑
 
すこやかな黄緑色がきれいです。
 
あと10日ほどで田植えです。
 
心地よい風にふかれながら、
 
手作業で楽しみますよ。
 
 
可愛く並んだみなさんの苗床。 ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 
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