声楽家PRIMULAさんの音楽雑談

演奏会の報告・お知らせなどを主に掲載していきます。日々の音楽観なども加えていきたいと思います。

ハバネラ

2013-09-22 22:50:06 | 日々の発見
急に思い出して、調べてみました。

ハバネラはハイチからキューバを経て、スペインにもたらされ

主にフランスの作曲家たちに好まれて、かなりの作品になっています。


ふ~ん

フランスのコントルダンスに源流があり、

アフリカ、スペインの音楽とも融合し

しっかりと定着していて、すっかりスペインの民族音楽と思っていました。

その後、フラメンコとも融合し、アルゼンチンに渡り、タンゴの原型になったということです。



そうかあ~

だから、タンゴの曲の中に、いきなりハバネラが出てきたりするのかあ~

でもね・・・・・

いまでは、タンゴはタンゴだし、ハバネラはハバネラでしょ?

リズムの形式としてとらえられているのではないのかな?

だからねえ~カルメンのハバネラをタンゴで踊るってのは・・・・・

ちょっとね・・・・です。


フランスの作曲家はスペインにとても興味を持っていました。

だから、このハバネラも受け入れられたのだと思います。

何よりも、ハバネラのうねりが彼らにとっては「い~かんじ

だったのではないか?(だってフランスの音楽ってドイツほどリズム感強くないし)

と思ったわけです。

ちょっと見には、リズム感あふれる音楽と思うかもしれませんが、

実はこれ、平らにリズム感出ないように。

つまり二拍目を強調しない。

意識して強調しないと、どうなるか?

リズム感のな~い。平らな感じ。

そこにあのカルメンのハバネラのメロディを加えるとどうなるでしょう?

ね?ちょっと、イスラム圏の音に近くなってくるような気がします。

アフリカやラテンアメリカの影響もあるけれど、スペインはイスラムの文化の濃いお国柄。

こっちのほうが近いのかな?

と考えていました。

だからねえ・・・・・


キレのある、タンゴの踊るのは苦しい気が・・・・。

しないのかな~










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