和州独案内あるいは野菜大全

第一回奈良観光ソムリエであり、野菜のソムリエ(笑)でもある者の備忘録のようなもの。文章力をつける為の練習帳に

奈良観光ソムリエ検定(奈良検定)

2009年03月25日 | 奈良検定その他検定
 いよいよ奈良検定ソムリエの結果発表が始まりました。合格された方はおめでとうございます。残念ながら不合格だった方は捲土重来で来年がんばってほしいものです。
 私はようやく長い検定生活に終止符を打てそうです。十二月頃の切羽詰まった状況にならないと重い腰を上げれない学生時代からの悪い癖が祟り、二級一級と不本意な点数をたたき出してきましたが、終わってみればそれもいい思い出かと。それとやれ京都検定の猿真似だの、内容が駄目だのと散々な言われようの奈良検定ですがやっぱり初代のソムリエのメンバーに成れたことは少しは誇りに思っても良いのではと思います。情報も少なく試験の形式も未知数の状態で良くやった方かもしれません。

 愚痴を言うなら入り口は広く、出口は狭くしてもらいたい。今年は二級一級が全体的に易しくなった感がありますが、ソムリエはもう少し難しくしてください、お願いします。受かったから言う訳じゃなく合格率高すぎでしょう常考。
 特に記述式は四百字問題を止めてもいいのではないでしょうか。京都検定との差別化を意識する余りに訳の解らない設問になってませんか?以前にも書きましたが自由裁量が多すぎて試験問題の体を為してない。更に四百字問題は五題から一つ、二百字問題も五題から二つを選べるなんて、選択の余地が有りすぎて少しヤマをかければどこかしらかすりそうです。大体ヤマが当たる試験なんて試験じゃありませんよ。もし今回竹林院の解説しか選択肢が無かったら自分は確実に落ちた自信がありますが、試験ってのはそんなものだと思いますし、それで文句を言うなんてことは考えもしません。
 それにこの検定は奈良の知識を問うものなのかガイドとしての能力を問うものなのかが主催者側にブレがあるように見受けられるのですがどうでしょう。知識があってもそれを他者に伝えるには自分の中で余程噛み砕いていないと伝えられないでしょうからガイド云々は重要な事だと思いますが、最初は全然そんな事は言ってなかった様な気がします。自分はガイド能力(他人への伝達能力)がかなり低いという自覚があり、それ故にここで文章を書いて自分の考えをまとめる糧にしているのですが分かり辛い所があればすみません。
 それにしても検定事務局の素っ気無さは予想どうりですね、ペラペラの合格証一枚だけとは。封筒を見た瞬間は落ちたのかと思ってあせってしまいましたが、カードらしき感触で安堵しました。

 個人的には別に殊勝な事を言うつもりは無いのですが、この検定を通して自分が如何に奈良の事を知らないか、まだ行ったことの無い所が本当にたくさん有る事を改めて気付かされました。これからは奈良検定の勉強中に興味を持ったことや疑問に感じた事を時間に追われることなく学んで行きたいと思っています。特に万葉集、続日本紀を読み込んでおきたいし、寺社特に仏像をもう少し掘り下げたい。そして自分の言葉で語れる位にはなりたいなと。まあ、仕事上のことでやらなければならない問題が山積みなので趣味の事はなおざりにせざるを得ないでしょうがね。 
 
ここも奈良検定の終了を機に色々改編をしました。
 
 
                   二級のカードは捨ててしまったようです

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