EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

千載一遇のチャンスになぜ?

2009年01月24日 | Weblog

先週見つけたカラスのたまり場に行ってみた。

すると、その近くに5,6羽のカラスがいた。5,6羽でもありがたい。

「狙ってみるか!田んぼにいるし。」

サーシャを放す。

ほぼ、鉄塔の天辺辺りの高さまで上昇。

警戒しつつもカラスたちは、まだ田んぼにいる。

サーシャを誘導しようと2,3歩歩くと殺気を感じたのか、木に避難してしまった。

「しまったー。」

サーシャを誘導しながら、木の方へウエイトオンさせる。

下からグローブを振り回し、カラスを飛び立たせる。

しかし、サーシャは行かず。

1回目終了。

帰り道、「あーーー!いたーーーっ!」

田んぼでカラスの群れを発見!

その数、優に50羽を超える。誰かが捨てた農作物に群がっていた。

めったにないチャンス!コレは行ける!

遮蔽物に隠れ、サーシャを放す。

期待感にワクワク。

真っ直ぐサーシャはスタートした。

あれ?行かない?

トビが近くにいたのでそっちに行ってしまったか?

と思った瞬間、野生のペレグリンがサーシャ目がけて急降下してきた。

サーシャも一気に高度を上げていく。

50mほど上昇する。

野生のハヤブサは、まだ追いかけてくる。

カラスの群れは、まだ半分くらい残っている。

やがて、野生のハヤブサは、サーシャから離れた。

まだ、カラスは田んぼに残っている。

「頼む!行ってくれ!」

しかし、とうとうアタックせず。終了!ガクッ!

やはり、初めての場所では狩りの行動をしないのか?

明日、カラスまだいるかな。

明日こそ

それにしても、野生のハヤブサのアタックはマッタリ気味だったな。攻撃じゃないのかも。

もしかして、求愛行動?

実際に見たときは、サーシャよりひと回りふた回り小さく見えたが、ビデオで見るとそんなに変わらない様な気もしてきた。

映像は、こちら