想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

かなしいゆめ。

2014-07-04 16:31:37 | 日記

単なる夢なんだけど

母が生きていて 私も中途半端に理容師をしていた頃の夢を見た

現実と混ざっていて 父はALS を発症していて

少し身体が不自由だった

そこで 父が 私の仕事に対する態度が悪い

介護も中途半端

本当なら 高いお金払って 介護施設に入りたいと

横暴なことこの上ないのだ

昔の父はまあ こんな人だった

お前はダメだ 全くダメな人間 と否定してくる

介護はちゃんとやってるじゃないかと云えば

あんなの介護でもなんでもない!

お前なんか役に立たない

出ていけ 家を 出ていけ

その辺にあるものを私に投げつけながら 怒鳴る

母はハラハラして見ているだけで

私は何故 仕事も介護も 父の云う通りにやってるのに

文句を云われ 否定されるのか …

次第に心が乱れ わめきながら 父を殴った

なにをどうしたら あんたの気は済むんだ?!

いい加減にしてくれ 私の人生を返せ …

全身 汗をかいて 目覚めた

目覚めれば 母がいない家

私は理容業から解放され 好きな仕事をしている

父も大分 まるくなっていた

ALSは 現実の方が 酷い状態だけど …

父は 家にいたいと 云ってくれる

はあ … よかった(状態はよくないけど)

私は必要とされている …

それに

現実には 娘がいる

あちらの世界には いなかったな …

この穏やかな日常は やがて変化してゆくだろう

植物が芽をだし 花を開き 実を結ぶ

そして枯れてゆく季節は 止めることはできない

宿根草と向き合っていると いつも想うのは

「どうか 冬を乗り切って 来年も咲いてほしい」という

祈りに似た 想いだ

私たち家族も 同じようなものだろう

来年は望めなくても

明日も無事であって欲しいと願う

明日も 娘が笑い

じいはご飯を食べれる

もう少しだけ もう少しだけ …

そんな想いが 強く切実であることを

思い出した。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする