想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

それゆめだから。

2014-07-13 18:33:00 | 日記

午後になっても 日が出ていなかったので

思い切って庭の草むしり

もう つるやらよもぎの成長が

早くて追いつかない

無心になって刈っていると

親戚のおじがきて

「ご苦労だなあ」

「まあ仕方ないよ」

「父ちゃん元気か」

「相変わらず」

「お前もひどい云われようだけど まあがんばれよ」

「ひどい云われようってなに」

「仕事もせんで 父ちゃんのお金で遊んでるって噂だよ」

「誰の噂だよ」

「父ちゃんがケアで言いふらしてるってよ」

「ああそう。くだらない。いつもなにやっても否定されるんだ」

という

夢だった …



草刈りをした

大きな袋にふたつ分の雑草

お腹がすいてしまって

素麺を沢山食べた

父は まあそこまでひどくは 云わなくなったよ

あの人がくれば あれがダメ これがダメ 云い合いになるけどな

いつも これでいいのだろうか と悩むから

そんな夢を見るのだ

太刀打ちできないALSを どうにかしてやろうという気力は奪われた

もう 戦いたくない

ただ

静かに 時が流れればいい





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