想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

永遠の0。

2012-12-09 16:42:22 | 日記

選挙が、怖いです。



誰なら、この日本を立て直す主導者たるにふさわしいか。
エネルギー問題も大切ですが、
日本が体験した、哀しい戦争が再び起こるような、
古びた思想が、この国にはびこるのは嫌だな。
目には目を、的な。
中国は侵入してくるわ、
北はミサイル飛ばすわ、
戦争の題材はどこからわいてくるか判らない。
それらの芽を、戦争に発展させない、
愛のあるひと。
知恵のあるひと。

みんな、判らなくなってるのではないでしょうか。

私も、判らないよ。


昨夜は眠れず、
つらつらと、家族のことを考えてしまった。
ダンナサマの病気を知って以来、
私は彼がかわいそうで泣いていない気がする。
母の時は、毎日病院帰りに泣いたのに。
愛が足りないのかな。と。
友人がお母さんのことで、ひとりで泣いたり、
胸を痛めたりしているのを知ると、
愛故だな…と深く想う。
哀しくて涙が出るのも、
悔しかったり、苦しかったりするのも、
その人に対する愛があるからだ。
愛の証の涙。愛の証の恐怖。
私は欠如している。
この、得たいの知れぬ苛立ち。
疲れ。嫌悪感。本当に本当に疲れてしまう。
どんなに辛くても、
「お父さんが生きていてくれるだけでうれしい」
そんなふうに想ったことが、ない。
それは、ゾクリとくる感覚だった。
考えてはならぬ、気づいてはならぬ考えだった。
思考が進むほど恐ろしくなって、
眠ろうとした。
でも、もうすでに、
寝室の一角にはドロッとした黒いものが蠢きはじめていて、
それが次第に大きく大きくなってくる…。
そしてまた、悔しさに泣いた。
父を想っての涙ではなく、
こんな薄情な自分に対する憤怒の涙だ。

私のような人間が、生きていい理由があるだろうか。
存在していていい理由があるだろうか。




今日もまた少し、雪が舞った。








コメント
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