想い事 家族の記録

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鬱病
ふたり暮らし

ブランケット・キャッツ。

2012-12-11 16:51:18 | 日記

昨日、うちの犬をもらってくれたケアの人が、
最近撮った犬の写真を見せてくれた。
すごく立派に育っていて、
表情がトロンとしていた。
幸せな顔ってやつね。
ご主人に特に甘えていて、
いつも傍を離れないそうだ。

よかった。
心から想った。
が、ダンナサマは一度も目を上げなかった。
ダンナサマに寄り添っていた犬だから、
複雑な気分なんだろう。

犬を失って哀しいとは想わなかったが、
写真を見てから、少し心が重くなった。
あの子は幸せでよかった。
寂しいのは私…。
でも、受け入ることができない、寂しいのは私…。

昔飼っていた猫を想ってみた。
もう10年くらい昔の話なのに、
考えたら鼻が痛くなった。
あの子のことは、本当に愛していたんだ。
忘れることもできない。本当にかわいかった。

もう一度、生まれ変わったあの子に会いたい。



今日は、朝どうしても起きられずに、
妹に朝のことを任せてしまって、
八時頃ダンナサマを見に行くと、機嫌が悪そうだった。
そのダンナサマの部屋でさらに一時間眠り、
それから、ダンナサマの散発。
終わったら訪問看護。
明日の入院準備を終えて、昼食食べさせて、
次は訪問リハ。
この間に休もうとしたら、
ゆうパックは来るわ、
ヤマト便は来るわ、
イトーヨーカドーは来るわ、
ケアマネさんまで…、

どれだけ出入りの多い家だよ。
もう疲れだけが募った。


また、明日から、ダンナサマのいない日がやってくる。
しかし、年末なのでゆっくりはしていられない。

おせちのメニューも考えないとな。
干ししいたけを煮たい。
今年もほとんど手作りおせちだ。
去年もできるだけ手作りにしたが、
ダンナサマの最期の正月と想っていたが、
あれから一年。光の如し、だ。
また、「今年が最期かも知れない」と想いつつ、作るのだろう。




コメント
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