〔夢〕
大学に三校合格して、
本命はこれからだったんだけど、
すべり止めの大学も気に入っていたんで、
気は楽だった。
特に、京都の大学。
こんな自分が受かるなんて。
母が、破顔一笑して「自慢の娘」って言ってくれた。
「将来は、教授? 研究員?」
どーしよーかなー。今はまだ決められないよ。
眼が覚めて、夢だと知ってがっくりする。
また‥
借りていたアパートが今にも沈みそうになってきたんで、
引越しする決意。
私は小さな男の子を連れていた。
巨大な警察署と、繁華街。
少し離れたところにきれいな神社があって、
かわいいパン屋さんもあった。
「ママはあのパン屋さんで働こうかな」
新しい町にうきうきしていた。
男の子は保育園に通い、
パン屋の仕事を終えると、
繁華街へ行って、買い物し、
小さな家へ帰る。
休日は、警察署を見たり、
食事したり、
夜はまたあの小さな部屋に帰り、
ぼうやがかわいい。
本当にささやかな生活。
眼が覚めて、夢だと知る。
鬱が再発したのだと、恐慌をきたしていたが、
立ち直った。
夢のなか、
いつも宗教じみていて、
今回も沢山のひとと動物が死んでいて、
私の視線は空から地上をみていた。
賛美歌が流れ、
気が狂いそうになる。
大学に三校合格して、
本命はこれからだったんだけど、
すべり止めの大学も気に入っていたんで、
気は楽だった。
特に、京都の大学。
こんな自分が受かるなんて。
母が、破顔一笑して「自慢の娘」って言ってくれた。
「将来は、教授? 研究員?」
どーしよーかなー。今はまだ決められないよ。
眼が覚めて、夢だと知ってがっくりする。
また‥
借りていたアパートが今にも沈みそうになってきたんで、
引越しする決意。
私は小さな男の子を連れていた。
巨大な警察署と、繁華街。
少し離れたところにきれいな神社があって、
かわいいパン屋さんもあった。
「ママはあのパン屋さんで働こうかな」
新しい町にうきうきしていた。
男の子は保育園に通い、
パン屋の仕事を終えると、
繁華街へ行って、買い物し、
小さな家へ帰る。
休日は、警察署を見たり、
食事したり、
夜はまたあの小さな部屋に帰り、
ぼうやがかわいい。
本当にささやかな生活。
眼が覚めて、夢だと知る。
鬱が再発したのだと、恐慌をきたしていたが、
立ち直った。
夢のなか、
いつも宗教じみていて、
今回も沢山のひとと動物が死んでいて、
私の視線は空から地上をみていた。
賛美歌が流れ、
気が狂いそうになる。