想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

嫌悪。

2011-11-07 17:46:21 | 日記
〔どうしたら‥〕



どうもこう、胸のあたりがモヤモヤモヤモヤ‥

気持ちは、キリキリキリキリ‥


父を前にすると、
呼吸を止めてしまう自分がいます。
父の匂いを感じたくないのでしょう。

嗅覚をふさぎ、目をそむける。
これは嫌悪感の表れ。
絶対拒否の体勢。

私は、父の目を見なくなり、
必要以上に話をしなくなりました。

これはK君に対してもそう。
聞こえていても、会話をしたくない気持ちから、
聞こえないふりを装って、無視する。


なんでこんな事になってしまたのかな‥。
こんな自分が嫌でたまらない。
でも。心がもうあっちを向いてくれない。

どうしたらいいんだろう。
以前の寛大な気持ちは、何処に行ってしまったんだろう。

ちょっとふてくされて、そっぽを向いているならいい。
今までに幾度となくそんな事もあったし、
父の顔を見れば、すぐに機嫌は治った。
のに、

ここ数日、嫌で嫌でたまらない。

部屋に入るのも嫌。
なのに、着替え、トイレ介助、洗濯、食事、
せねばならない事は、もの凄く身近なこと。


どうしたらいい‥?
どうしちゃったの?
何がしたいの?



何処かへ行ってしまいたい‥!!



〔妄想のなかに〕


昔。
幼かったころ。
きれいな写真を見るのが好きだったの。
凄く奥行きがあって、空想を膨らませてくれる写真。

ひとりの時、その写真のなかに意識をすべりこませて遊んだ。
花があれば、香りをイメージする。
道があれば、たどり着くまで歩いて見る。
行きつく場所はいつも小さな湾で、
浅瀬に、イルカがいる。
秘密の友達に会いに、何度も何度も、
写真のなかに入った。



‥虚しい。
幻に癒やされて、現実逃避を試みる。
しかし、いつまでも写真を見ていてはならない。
写真をじっと見つめて動かない私をみたら、
母が心配する。


母に会いたい。
何を話したらいいのか判らないけど、
とにかく、会いたい。

会いたい人には、会えないと知っていても、
もしそこに奇跡のような絵があったら、

私は走ってゆくだろう。



コメント
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