〔苦しみからの解脱〕
終末はいつか来るもの。
宇宙を止められないように、
この運命だけは変えられない。
でも、私はこの身体に起こる様々な苦痛からの、
解放なんだと想っている。
「死」というものは。
全てを、投げ打っていいこと。
それが赦される瞬間。
だから、今は頑張らなくちゃいけない。
多分、私が創造した、青写真。
自分に課した宿題。
知人の旦那さんが癌だったと聞いて、
少なからずショックを受けた。
脊髄全体に転移をしていたとか。
さぞ、壮絶な苦しみだろう。
本人も、周りのひとも、
さぞ、苦しいだろう。
母の死を予感したとき、
私は独りだった。
病院の帰り道、もうじき母が死んでしまうのだと感づいて、
その恐怖にすわりこんで大泣きした。
誰もいない真っ暗な道で、
誰もいなかった。
私の知人が、そんなことにならないよう、
この窓口は開けておこうと想う。
〔これでも最高に幸せなんだって事〕
私は、ふいに気づく。
哀しみにくれていても、
心が廃れていても、
この身を憂いでいても、
修羅のなかにも、花は咲くのだ。
そこにだけ咲く花もあるってこと。
眼をそむけなければ見つけることができる。
凍りついた路の、石の下あたりに、
ひっそりと、可憐に咲く花。
それは、気づいていない幸せを歌ってくれる。
もうひとつの解決法、幸せの見つけ方が、
みるみるうちに紐解けて、腑に落ちるように、想うのだ。
私は、幸せなんだなって。
夜。
眠りに落ちる瞬間、
闇に落ちてきた花の香りに、ハッとなった。
幸せだろう?
問われて、涙が溢れた。
果敢に挑戦し続けるこの身が、まだ生きることを望まれている。
生に付随してくる様々な事象が、
まだ私に熱を送り続ける。
この濁流は止まらない。
チャクラは回転し続ける。
宇宙に共鳴し続ける。
そう想ったら、
ストンと眠りに落ちた。
〔プレゼント〕
今年のクリスマス、
何を用意しようか、とか、
父にとっては最後の正月になる年始、
おせちは腕をふるってしまおうかな~とか、
少し、前向きになってきた。
終末はいつか来るもの。
宇宙を止められないように、
この運命だけは変えられない。
でも、私はこの身体に起こる様々な苦痛からの、
解放なんだと想っている。
「死」というものは。
全てを、投げ打っていいこと。
それが赦される瞬間。
だから、今は頑張らなくちゃいけない。
多分、私が創造した、青写真。
自分に課した宿題。
知人の旦那さんが癌だったと聞いて、
少なからずショックを受けた。
脊髄全体に転移をしていたとか。
さぞ、壮絶な苦しみだろう。
本人も、周りのひとも、
さぞ、苦しいだろう。
母の死を予感したとき、
私は独りだった。
病院の帰り道、もうじき母が死んでしまうのだと感づいて、
その恐怖にすわりこんで大泣きした。
誰もいない真っ暗な道で、
誰もいなかった。
私の知人が、そんなことにならないよう、
この窓口は開けておこうと想う。
〔これでも最高に幸せなんだって事〕
私は、ふいに気づく。
哀しみにくれていても、
心が廃れていても、
この身を憂いでいても、
修羅のなかにも、花は咲くのだ。
そこにだけ咲く花もあるってこと。
眼をそむけなければ見つけることができる。
凍りついた路の、石の下あたりに、
ひっそりと、可憐に咲く花。
それは、気づいていない幸せを歌ってくれる。
もうひとつの解決法、幸せの見つけ方が、
みるみるうちに紐解けて、腑に落ちるように、想うのだ。
私は、幸せなんだなって。
夜。
眠りに落ちる瞬間、
闇に落ちてきた花の香りに、ハッとなった。
幸せだろう?
問われて、涙が溢れた。
果敢に挑戦し続けるこの身が、まだ生きることを望まれている。
生に付随してくる様々な事象が、
まだ私に熱を送り続ける。
この濁流は止まらない。
チャクラは回転し続ける。
宇宙に共鳴し続ける。
そう想ったら、
ストンと眠りに落ちた。
〔プレゼント〕
今年のクリスマス、
何を用意しようか、とか、
父にとっては最後の正月になる年始、
おせちは腕をふるってしまおうかな~とか、
少し、前向きになってきた。