想い事 家族の記録

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鬱病
ふたり暮らし

解放の日。

2011-11-16 19:35:51 | 日記
〔苦しみからの解脱〕


終末はいつか来るもの。
宇宙を止められないように、
この運命だけは変えられない。

でも、私はこの身体に起こる様々な苦痛からの、
解放なんだと想っている。

「死」というものは。

全てを、投げ打っていいこと。
それが赦される瞬間。
だから、今は頑張らなくちゃいけない。

多分、私が創造した、青写真。
自分に課した宿題。




知人の旦那さんが癌だったと聞いて、
少なからずショックを受けた。
脊髄全体に転移をしていたとか。

さぞ、壮絶な苦しみだろう。
本人も、周りのひとも、
さぞ、苦しいだろう。


母の死を予感したとき、
私は独りだった。
病院の帰り道、もうじき母が死んでしまうのだと感づいて、
その恐怖にすわりこんで大泣きした。
誰もいない真っ暗な道で、
誰もいなかった。

私の知人が、そんなことにならないよう、
この窓口は開けておこうと想う。




〔これでも最高に幸せなんだって事〕



私は、ふいに気づく。
哀しみにくれていても、
心が廃れていても、
この身を憂いでいても、


修羅のなかにも、花は咲くのだ。
そこにだけ咲く花もあるってこと。
眼をそむけなければ見つけることができる。

凍りついた路の、石の下あたりに、
ひっそりと、可憐に咲く花。
それは、気づいていない幸せを歌ってくれる。
もうひとつの解決法、幸せの見つけ方が、
みるみるうちに紐解けて、腑に落ちるように、想うのだ。


私は、幸せなんだなって。

夜。
眠りに落ちる瞬間、
闇に落ちてきた花の香りに、ハッとなった。

幸せだろう?
問われて、涙が溢れた。
果敢に挑戦し続けるこの身が、まだ生きることを望まれている。
生に付随してくる様々な事象が、
まだ私に熱を送り続ける。
この濁流は止まらない。
チャクラは回転し続ける。
宇宙に共鳴し続ける。


そう想ったら、
ストンと眠りに落ちた。




〔プレゼント〕



今年のクリスマス、
何を用意しようか、とか、
父にとっては最後の正月になる年始、
おせちは腕をふるってしまおうかな~とか、



少し、前向きになってきた。
コメント
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